2012年12月24日月曜日

もうすぐサンタがやってくる

今、モンゴルのウランバートルを越え、ものすごい速さで日本上空に接近している。
サンタが・・・
音速を超えているのは間違いない。

札幌の押し自転車社会実験の顛末は?

8月に実施された歩道での押し自転車歩行の社会実験の総括について、市役所にメールに問い合わせたことがある。返事はすぐ来て、特に発表すると決めていないが12月ころまでにまとめると思うとのこと。このことを思い出して、検索してみたがどうやらそれらしいものは発表されていない。
しかし10月に自転車走行帯を設定する社会実験なるものが行われており、これが8月の実験の事実上の総括にあたると思われる。より建設的な方向に進展しておりよいことだ。

8月の実験はさすがに不評だったようだが、一部で自転車も歩道を走行することを認められていることを強調する意見があったのが気になった。歩道は原則自転車で通行するところではない。しかし一部区間で自転車も通行を許されているところがある。それは標識で明示されているので、そこでは歩行者に気をつけて自転車も走行してよい。あくまで歩行者の安全が優先なので、車道が危ないから我が物顔で自転車が走ってよいということではない。
自転車が安心して走れるよう車道を整備するよう望むのはもちろんだが、現在この瞬間の状況に応じて、自転車乗りは歩行者に道を譲りつつ自分の安全を確保しながら走行しなければならないということを忘れないでほしい。

石破氏の1ドル85〜90円発言

選挙では石破氏もインフレターゲットに言及していて、このひとも勉強したんだなあと関心していたが、やはり何も変わっていないことが分かった。
結局このひとも日銀と基本的な考えが変わらない。民主党との対立軸を演出するための口だけインタゲだったわけだ。

民主党が日銀を巻き込んで自爆してくれたかと思いきや、前門の日銀、後門の石破という危機的状況に立たされてしまった。斯くなるうえは日銀との駆け引きめいたことは切り上げて、早急に日銀法改正に乗り出すしかない。もたもたしていると、また結局なにも変わっていない状況が目に見える。このままでは仮に2〜3年景気が良くなっても、為替が1ドル85円に届く辺りでまた極端な緊縮、景気悪化、その繰り返しです。
安倍氏よ、チャンスは今だ!そう手に汗握るが、ラストは安倍氏も官僚のお友達でしたというオチか?

2012年12月23日日曜日

行ってきました ツタンカーメン展 上野

上野公園のツタンカーメン展に行ってきました。
古代エジプト美術を少しみて、これが紀元前1300年頃の作品なのか!と感嘆です。
立像は端整で背中もきちんと造型されています。飛鳥時代の仏像が正面だけなのと大違い。
気に入ったのは金ぱくフィギュアケースのレリーフで、とてもいきいきとしてまるでホームドラマを見ているようでした。
遠近法では描かれていませんが、空間表現はしっかりしていて、人物の捉え方もニュートラルで端整という言葉が浮かびます。
ついでにロダン展も見ましたが、比較すると漫画的で空間を歪ませたようなプロポーションが目について、何か過剰な感じがしました。

2012年12月13日木曜日

美味しい ロイヤルコーヒー

鳥取県米子市にあるロイヤルコーヒーはパンも焼いてる焙煎工場だ。
店頭にはレトルトカレーもあって、喫茶店などが使っているんだろうなと想像。
ブレンドの深入りと浅煎りがあって、私の好みは浅煎りだが深入りの方が美味しく淹れやすい。焙煎した豆をみると焼きむらがあるように見えて、どんなものかと思ったが実際は大変美味しかった。とにかく鮮度が高くお湯を注ぐとぐわーと盛り上がる力強さがある。そこらの焙煎屋も同じはずだが、なぜかこのぐわーではロイヤルが頭一つ抜けている感じだ。
コーヒーはぐわーである。そう実感した次第。ちなみに食パンもいける。食品団地の寿製菓の向かいだから、近くに行ったら寄ってみて。午前中の営業なり。

2012年12月11日火曜日

さよなら NA7004

結局一万円でNA7004を手放しました。NASでの再生は問題なかったそうなのですが、iPodを認識せず。USBメモリでは再生できるのに何故でしょう。お迎えの朝、テストした際1度は認識したのですが、最期にぐずるのはモノにも心があるような。
良い人に使ってもらえるとよいと思います。ちなみに故障がなければ1万6千円の値がついていました。

さっぱりしたセットで聞いていると、47labアンプのボリュウム異常に気づく。ぐりぐり回してなんとか復活?もう全て捨てて買い直したい脳内衝動に駆られました。

2012年12月9日日曜日

レイプも神の意志

クリッパー1月号、USニュースの番犬というコラムで。
インディアナ州上院議員候補リチャード・マードックの発言だそうです。
このコラムを書いている町山さんは、これを神の予定説に基づく考え方と解説している。
しかし、神の予定説とは、天国に行けるひとは最初から決まっていて、別にいっぱい良いことをしたから天国に行けるというわけではない、と言うこと。アウグスチヌスの最重要思想の一つで、宗教的に洗練されたひとなら特に異論はないはず。
もし「レイプもまた神の意志」という考えの根拠をキリスト教思想にあえて求めるなら、それは神の作った世界はいつも最善であるという楽観主義が、それにあたるだろう。しかしこれは苦しんでいるひとを見捨ててよいという意味ではない。
キリスト教哲学の教父であるアウグスチヌス自身が、レイプのときは堕胎もOK!としており、この問題は始まりから決着がついている。いったい何故いつまでもこんなことが繰り取沙汰され、キリスト教に不名誉な言説が流布されるのか?

2012年12月4日火曜日

以外とワインと相性よい

ブルーチーズとほやの塩辛。
ほやはさわやかで、チーズとの相性もバッチリですね。
赤ワインでもさかな臭さを感じません。かなりしょっぱいですが、ドイツパンと召し上がれよ。

2012年12月2日日曜日

公共の場でむずかる赤ん坊について

JALのエコノミーでフライト中泣いていた赤ん坊に、乗客の一人が激怒し飛行機から降りると大騒ぎしたそうだ。すでに着陸態勢だったにも関わらず出口に向かって歩いて行ったそうで、乗務員の皆さんはおつかれさまでした。これからは飛行中にドアを開けたら危ないということ、飛び降りたら多分死ぬことも周知させないといけないのでしょうね。あばれたご本人も公共交通機関のマナーについてみんなで話し合うべきと言っているそうです。

ところで飛行機の中で赤ん坊がむずかったときどうするか、という問題はいまに始まったことでもなく、30年くらい前の日経ビジネスのコラムでも話題として取り上げられたことがあります。その記事によると、不要な薬を赤ん坊に与えるのは良くないとする日本とは対照的に、欧米では泣いている赤ん坊には眠くなる風邪薬(バファリンみたいなものか?)を与えておとなしくさせる、そのほうが子供にとってもいいという考え方が主流だそうです。またコンサートやレストランにむやみに子供を同席させないとか、子供の扱いに対する文化の違いにも触れていたような。


グインサーガ電子書籍全巻セットはどこで買えますか?

シリーズ完結記念として年末まで全巻セット32,130円。電子書籍ならかさ張らないので挫折組も記念によいかも、と思ったがどこで扱っているのかよく分からなかった。キンドルストアにも電子本の扱いはあるがとくに全巻セットの商品は設定しない。まさか1冊ずつクリックしろというのか?で、あちこち探したが扱ってるところを見つけることはできなかった。
私自身このシリーズをどこまで読んだのか、もう定かではない。
外伝を読了できず、そこから遠ざかったのだが多分外伝9巻マグノリアの海賊、あたりだと思う。そうすると本編は34巻愛の嵐まで、ということになりそう。どちらも恋愛模様らしいのでここで飽きたに違いない。それにしても案外あっさり見限ったなあ。

とりあえず ND-S1000にした

シンプルなCDプレイヤーが欲しいなと思いあれこれ調べました。しかし結局、47研究所のアンプを使う前提で考えると、ボリューム付きのプレイヤーを選ぶか、別途プリアンプを用意しなくてはならず、ボリューム付きで選ぶとAzur851cの1択になってしまう。

というわけでAzurで半ば決まりかけたところでオンキヨーのND-S1000を衝動買いしてしまった。1万8千円である。いままでの脳内リサーチはなんだったのか?

早速接続して聞いてみると、ちゃんと音がでる。感涙。
MacにつないでAudirivanaと比較すると、Audirivanaの出力レベルの高さが際立つ。LHH300Rのボリュームを−60まで絞ってもまだ音が出る。これはあらためてすごいことだと思う。記憶の中の音もこちらのほうが元気で鮮度が良い印象。あらためてPCオーディオの可能性を感じた次第。(音がでかいから?)

さて本命のiPodで聞いてみる。PCオーディオより良い訳ではないが、ちょい聞きでの不満はない。なにより普通に音楽が聴けるのがありがたい。これでNA7004とお別れする心づもりができたわけだ。

2012年11月27日火曜日

脳内オーディオ遍歴その2

DENSENで為替の壁に阻まれたので、国内メーカーに注目。で、LHH300R延命への切り札、CEC TL3N に目がいった。お値段15万円くらい、ぐっとお安くなりました。もっともこれだけでは音一つ立ちませぬ。それでもベルトドライブトランスポートという唯一無二のスペック、あおり文句に心躍ります。
PCオーディオの影響で沸き立つDACブームを満喫する最良トランスポート!ワードクロック入力で抜群のパフォーマンス!末永く楽しめるおもちゃとして最適。
しかしワードクロック入力のあるDACは少ない。相棒ははアンテロープのゾディアックか?本来最良の組み合わせであるはずのCECのDACの評判が芳しくないのも引っかかる。スーパーリンクの使いどころが・・・
この道は深い深いオーディオ沼にはまる道、早々に退散。

2012年11月26日月曜日

脳内オーディオ遍歴 

NA7004は諦めて、CDプレイヤーを物色。持ち物をシンプルにするためDACとして使用しているLHH300Rもリプレイスと考える。
そこで目についたのがこれ。
DENSEN B-410
特長 オリジナルの24ビットDAC  ノンネガティブフィードバックアンプ 電源デカい   音はハイスピードでとくに立ち下がりが速いらしい。
よく聞いていたソウルノートcd1.0によく似たイメージ。しかし海外価格を調べて萎えた。1ユーロ200円ですか・・・まあエントリー機の差額はそれほどでもないのでだが、なんとなく嫌な感じ。
B-410がソウルノートのsd1.0、上位機種のB-420がcd1.0に相当すると考えるとまあ納得だが、果たして実力は?実際に聞くには視聴機の手配を依頼しなくてはならない。
なんでも視聴機を置いている店はほとんどないそうだ。
DENSEN HP
仕様をみると日本版にはないDAC入力機能の追加や上位機種へのアップグレードなど長く使える配慮がされていることが分かる。価格も今の為替で読み替えるとかなりリーズナブル。まあB-420がcd1.0相当のグレードなら現状の実売価格でも納得できるが・・・

2012年11月25日日曜日

カルビー堅揚ポテトガラス混入事件

大阪の高校生がポテトチップスに混ざっていたガラス片で口を切ったそうだ。
お大事に。

楽しいはずのひとときが怖い想いでになってしまったのではないかと心配です。
私もときどき食べたくなるから仕方ないが、ポテトチップスは体に悪いし本当はなくてもよい商品。それを生業にしているカルビーがこの件に全力で対応したのは間違いない。

しかしもしこれが堅揚ポテトではなく、くちどけのいいカッパえびせんやサッポロポテトだったら、おそらく口に含んだときに気がついたのではないだろうか。混入したのがガリガリかじる堅揚だったのも不運だった。

もともと堅揚ポテトは発売当時はいまよりさらに堅かった。それこそ口をケガするくらい堅かった。それがしばらくして現行の堅さになったのは、やはり口をケガするひとがいたからだと思う。気をつけて食べるという新しいジャンルのジャンクフードが気に入ったわたしにとって、それは私の楽しみを否定されたようで残念なことだった。できれば歯ブラシのように堅さにランクをつけてシリーズ化してほしい。その際もちろん口をケガしないよう気をつけて食べて下さいと大きく表示する必要はあるだろう。子供と年寄りは間違いなくケガするので、こんにゃくゼリーの二の舞になるのは避けなければならない。

しかしもちろんポテトでケガするのとガラス片でケガをするのでは事情は全く異なる。今回推定される事故日をさかのぼって賞味期限内のものを回収するそうで、それは仕方がないがもったいないとも思う。

2012年11月19日月曜日

野田「自爆テロ」解散に見る「理性の狡智」

NHKラジオ、あさ7時のニュースによると、野田氏が安倍氏に対し以下の対立軸を明確にしたようだ。
安倍:1.インフレターゲット2%にコミットできる人物を日銀総裁に任命する。
   2.建設国債は日銀に引き受けさせる。景気も良くなる。
野田:1>インフレ率を政府が決めるなら日銀の独立とは何なのか!
   2>財政規律が乱れる!
というわけで、良識的な経済政策を提案する自民党安倍氏に対しあくまで財務省−日銀ラインを押す民主党野田氏という図式がここに確立された。
今回の選挙で民主党の壊滅は必定だが、この自爆解散に財務省、日銀を巻き込んだ形だ。決して一人では死なないカミカゼ魂である。

もはや「良いデフレ」「円高で暮らしが豊かになる」と主張する人はいない。10年以上要したが、ようやく常識的な経済成長、穏やかなインフレ基調に移行を目指すということが国民のコモセンスとなっている。このような状況で、野田氏の主張が国民に受け入れられるはずもない。しかし彼はここであえて明瞭に財務省の論理を主張することで、この選挙闘争を最期に官僚主導の政治を断ち切り、日本の復興を安倍氏に託そうとしているのだ。

人はしばしば間違いを犯す、いや間違っているということにすら人はなかなか気づけない。しかしそれでも、間違った判断の積み重ねの果てにも、人は必ず真理に到達する。これをヘーゲルは理性の狡智と呼んだ。

2012年11月18日日曜日

雑感 東京インターナショナルオーディオショウ2012

数年ぶりに訪問。スキャンテックのブースが無くなっていました。ここが一番音がよかったのですが、残念。となりのユキムは健在で、アナログレコードを聞かせてくれていました。スピーカーはいつものエラックですが、記憶にあるカンカン音が飛んでくるキレのある音ではなくバランスよく常識的な印象。この方が幸せかもしれませんが面白くはありませんでした。
他のブースで音がよいと感じたのは、YGアコースティック、値段は知りません。

その他全体として旧態依然の展示に業界の停滞を感じます。その中でも新しい提案として、薄型コンパクトなDAC内蔵デジタルプリメインアンプ、無線方式のアンプ内蔵小型スピーカー、家庭内ネットワークオーディオが印象に残りました。
PCオーディオをにらみながら、この辺りから新規ユーザーを取り込んで行くのが現実的だと思います。PCとその周辺機器でそこそこの音が楽しめる現在、求められるのは音楽の感動と生活空間との調和だと思います。

もちろんステイタスとしてのハイエンドオーディオが消滅することはないでしょう。しかし潜在顧客との接点は今のオーディオショウには無いように思います。また実際にはそれほど良い音では鳴らせていないので、かえってマイナス宣伝になっている懸念もあります。一方、ますます高齢化する客層に若いカップルが紛れ込むようにいて、新しい時代を予感もしました。結局女性も認めるハイエンドが今後生き残って行くように思います。

展示の方法も再検討すべきだと思います。リビングや書斎のような実際の使用空間で説得力のある音を体験して初めて高価なオーディオの意義を理解できるのだと思います。そのためには実際のライフスタイルに応じた提案をきめ細かくしたほうがよいはず。オーディオはもはや庶民のあこがれではありませんから。

今回特に感じたのは、オーディオ評論家の時代は終わったということ。音を客観的に評価できる専門家の存在は貴重ですが、今はもうオーディオに理想の音を追求する時代ではなく、自分の楽しみとして趣味や価値観のあった人同士の間で好みの音を探っていく時代になっていると思います。その点で毎年ピーターバラカンを招いているユキムのブースは正解です。

2012年11月17日土曜日

地獄のイメージについて

長野市にあるお寺で地獄絵の解説をしていただいたことがある。その中に、現世での供養が導きとなって死者を助けているというお話があり、これを父の法事のとき思い出した。
そこでお坊さんに今父は地獄の何丁目のいるのだろうか、と尋ねたのだが、父は地獄には行っておらず、阿弥陀様のお力で成仏できているとのことだった。
これが浄土真宗の考え方で、南無阿弥陀仏とお願いすれば全員もれなく浄土へのツアーに参加できる、真宗だけの特典だ。
そういえば母方の祖母は曹洞宗だったので、杖をもって修行の旅にでるという体裁だった。当時はあまり気にしなかったが、無事修行を終えられたのだろうか。

初七日、四十九日、百日と地獄ツアーの道のりを法要で照らしてあげたいと思っていたので、父は地獄には行っていないといわれて少々拍子抜けではあった。
地獄絵に描かれている様々な地獄には例えば着物をとられて裸で過ごすというものから、木の上の美女を求めて刃の幹を登ったり降りたりするというものまで、要するに生きている人間の欲望がダイレクトに本人を苦しめている様を描いている。そのメッセージはきわめてシンプルで、我それ自体が地獄、ということだ。だから地獄があるのか無いのか、と問われるなら、私があるならそれが地獄であるといえる。
しかし地獄とは本来死んでから行くものではなく、今生きているそのあり方そのものだとも付け加えたい。

audirivana でNASを使うとき

NASの音楽データをi-tunesで再生しようとするも、audirivanaが対応しない。DACを認識できず、i-tunesの再生も止まってしまうのだ。
もともとi-tunesと一体で使えるのがウリだったが、これはあきらめてaudiriva本体のプレイリストを使う。同時に他のアプリを開きすぎていると再生に問題が生じる。
CDプレイヤーを物色し始めていたが、一応満足。

2012年11月13日火曜日

視聴 audirivana plus

marantz NA7004の調子がよくないのでpowerbookproからTOSでLHH300Rにつなぐというお手軽方式でNASなどの音源を聞いている。お試しでaudirivana plus を使用。iTunesで選曲できるので便利のはずだが、なぜか曲の変わり目でミュートされてしまう。ボリュームに触れば直るのだが、原因は不明。
そもそもLHH300RのCD再生不具合さえなければこんな面倒なことに足を踏み入れたりしなかったと改めて思う。



2012年11月11日日曜日

marantz na7004 が壊れました

今日帰宅して最初に行ったのがDNLAServerの再設定。EyeConnectで認識されていないwavファイルが大量にあったので、おそらくTwonkyとコンフリクトしているのでは、と考えたのだ。QNAP TS-112のTwonkyをOFF。するとすべてのファイルがNA7004で認識されないことに気づいた。
神の悪戯と呼ぶにはあまりに面倒な試練。私はEyeconnectで認識されていないいないらしいネットワーク上のファイルをもう一度選び直し、NA7004のIPが見えていることを確認した。さて何が悪いのでしょう。
もうやめようかな、ふと思う。NA7004を何故使うのか?それは音楽を楽しむのにPCを意識したくなかったから。
まあこんなときは、ネットラジオを聞いてやり過ごそう。多機能を誇るNA7004のinputダイヤルを回す。と、ファイルエンプティだそうです。慌てずルーター等を再起動して、やはり接続できないことを確認。そうだipodを聞こう!で、これがUnsupportedとなった。
どうやらNA7004自体の故障のようだ。
ネットワークオーディオプレイヤーはとにかくめんどうですね。いじっていてもちっとも楽しくないし。こいつにかまってやった時間とお金は無駄でしかなかったと率直に思います。

2012年11月4日日曜日

ハリオV60 レビューつづき

ハリオV60の使用感。
円錐形のためお湯が全体に均一にまわり、蒸らしやすい。
抽出されたコーヒーは漏斗に切った螺旋状の溝に沿って流れるように見えます。
コーヒーの落ちる速度は速い。

日本のCO2削減策について

脱原発の機運に対し京都議定書以降のCO2排出量削減目標の実現を危惧する向きがある。
脱原発の是非、地球温暖化問題自体の信憑性については置いておく。
日本国内でCO2排出量を減らそうとすれば経済成長を犠牲にせざるを得ない。低成長を志向すれば日本が積み上げて来た科学技術の停滞し、この分野に対する技術的な貢献もできなくなる。地球人口の増加するトレンドでCO2を削減するには技術的なブレイクスルーがこれからも必要で、日本は力強い経済成長を下支えにこれに取り組む責任をもつ。
発展途上国での経済成長とそのCO2削減を両立させ、その成果を日本のものとする。
要するに途上国、新興国に日本の省エネインフラを買っていただく、それが日本の取り組みということでいかがでしょう。

2012年11月3日土曜日

さよならTWONKYMEDIA

不用意なファームウエアのアップデートによりQNAP-TS112がNA7004で使えんようになり、ここ数日あれこれいじくっておりました。
TwonkyMediaのバージョンも7番台に移行しており、これをインストールしたり、しかし旧バージョンを削除できなかったり、やはりファイルを読めないと試行錯誤を重ねました。
そしてついに、Twonky、おまえのことはよくわからんとの結論に至り、MacにTwonky以外のServerソフト入れて試すことにしました。

残念ながらMacで使えるServerソフトに選択の余地はほとんどないようですが、なんとか自力で使えそうなものという視点で、EyeConnectを選びました。
EyeConnectのインストールはクリック一発で簡単、設定は勘でOK。そもそもいじるところはほとんどありません。多機能なTwonkyMediaと実に対照的です。そして最も大事なことですが、何の問題も無くつながりました。
QNAPだけでなくDLNA対応でない普通のNASや、MacのHD内の音楽ファイルも扱えるようになり、購入して初めてネットワークオーディオの利便性を実感しました。
しかし私はその内蔵DACを使用せず、LHH300RCDプレイヤーにつないで聞いているので、PCをServerにするならそもそもNA7004は要らないのかもしれません。


2012年11月2日金曜日

アメリカのサンディにお見舞い申し上げる

NHKラジオでは全く報道されていないのですが、アメリカで1日、台風の被害。
ロイターニュースのサイトで写真を見ましたら、非現実感すら覚えます。
日本では地震、アメリカでは台風。

知らないだけかもしれないが、友達作戦のお返しはしないのか?


自分だけが神の試練を受けていると思ったら大間違いで、みんな苦しみを笑顔で乗り越えようとしている。たまたま隣人として居合わせたなら理屈抜きで手を差し伸べたい。

そう言えばあの震災を天罰といったひとが改めて国政に参画したいそうですな。どのツラ下げて?と思ってしまいます。石原氏の文明観はデフレ志向だと思われるので、不況打開にはアンマッチですし、結局政局でしか物事を考えられない人だと私は思います。

沖縄 米兵の暴行に抗して

酔った米兵が未明に中学生を殴って怪我させた、という報道に、最初はなんでそんな時間に中学生がうろついているのか、といぶかしんだが、飲み屋の二階の居室に上がり込んで寝ていたところを起して殴ったと。
おそらく飲み代を踏み倒し、住居に踏み入り、無抵抗な子供を殴ったということで窃盗、暴行、住居不法侵入の三点セットです。
道ばたで酔っぱらいに絡んだのとはわけが違う。と、頭に血が上りました。

幼い頃父に連れられて見た『ガンジー』という映画を思い出します。
イギリスの占領に苦しめられていたインドで、ガンジーは「非暴力、不服従」を掲げて戦います。非暴力というと平和主義的な印象を持たれるかもしれませんが、映画で描かれたデモ行進は苛烈で、明確に反抗的、こぶしは挙げないけど、近づいたら踏み殺すぞ!というくらい怖いものでした。

沖縄経済は基地なくして成り立たない、この事実が県民の抗議の声をトーンダウンさせていると思います。しかしガンジーがイギリス製品の不買運動をして自分で綿糸を紡いだように、どうせ何も出来ないとタカをくくっている敵に一泡ふかせなくてどうしましょう。例えば米兵は商店街に入れない、さらに24時間基地から外出させない、というアピールで日本人の怒りを分かりやすく伝えるのです。
そして自衛隊を誘致して、基地の無い街ではなく「米兵のいない街」で沖縄県民はとりあえず共闘するときだと思います。

2012年10月28日日曜日

kindleに期待するサービス

出版社と協調して電子書籍を普及させるサービスを考える。

1.電子書籍交換サービス 手持ちの本を電子書籍と交換します。手数料一冊100円、これは出版社に還元。アマゾンは古本を転売。
2.絶版、品切れ本の電子化、低価格化。出版社は増刷リスクなしに販売できるメリットがある。読書家にとっては本来の電子化のメリットでもある。さらにこれで紙の書評本が流行ります。
3.話題の本、ベストセラーは紙本で。ロングセラー、時間をかけて売りたい本は電子に。紙と電子の棲み分けで、柔軟に価格設定できるようになるはず。

とりあえずがんばって3つ出してみました。

QNAP-TS112のファームアップで・・・

何気なくNASのファームウエアのバージョンアップをしましたら、NA7004で使えなくなりました。
NASの再起動など試しましたがやはりだめ。
NA7004はTS−112を認識はするのですが、中のファイルを読めないようです。
NASのDLNAサーバー機能のほかミュージックサーバー機能もONしてみましたが、これは関係ないですね。
私は余計なことを気にせず音楽を楽しみたい、と考えて専用機のNA7004を選んだのですが、これほど設定に苦労するとは思いませんでした。
ちなみに現在、TS112のファームウエアは3.7.3
症状としてはDLNA非対応NASをつないだときと同じ。

2012年10月27日土曜日

ライオンOSでQNAP-TS112につながらない?

先日、マランツNA7004の音楽ファイルサーバーとして使用してるQNAP-TS112にファイルを追加しようとライオンMacbookProから移動しようとしたが、拒否されました。
ああ、QNAPもライオンOSに対応していないのか、とがっかり。
ところが、ファインダー>サーバーに移動するとき>でsmb://(以下IPアドレス)で入れることが判明。デフォルトでafsとなっているところをsmbに置き換えるだけです。
これで無事に音楽ファイルを追加することができました。
IO/dataのライオン未対応NASにも試しましたが、この場合は残念ながら入れませんでした。

kindleは様子見

まだまだタイトルが少ない。例えば哲学で検索するとまともな本は青空文庫だけ。
全部定価だし。
アメリカでサービスが始まった時は遠目にうらやましいと思いましたが、日本では少々事情が異なるようです。

2012年10月24日水曜日

ソーラー電波時計の寿命は

数年前に購入したGショックタフソーラー電波時計の様子がよろしくない。
充電が不十分なのかすぐにLOW表示が点滅します。
G−5500C、毎日使い始めてから2年ほど。
なんとなく半永久に使えると思っていましたが、2年くらいで二次電池が消耗することもあるらしい。
見た目ぼろぼろですが一応修理の相談をしてみようか。

2012年10月22日月曜日

コーヒーの未来

来年のトレンドは、浅煎りコーヒーをエスプレッソマシンで抽出。(もちろん当てずっぽうです)
試していないけど試してみてください。
それで美味しかったら教えて下さい。

HARIO V60 おすすめです

本を売って3000円もらい、その隣のコーヒー豆屋で3000円の買い物。
何も残らないようになっていますな。
そこで買ったのがHARIO V60 コーヒードリッパー。

2007年GOOD DESIGN賞だそうで、世に現れて5年は経過している。
円錐型のペーパーフィルターに螺旋状に溝を切った漏斗の組み合わせでよく蒸らし、よくお湯を浸すというコンセプト。
漏斗の穴は大きめのがひとつ。
一穴主義のハリオに3穴派のカリタという構図はここでも維持されている。

たった今試したが、蒸らしにくいコーヒー粉でもカリタ対比若干よく蒸らせる。
味の違いはそれなりにでて試してみる価値はある。500円くらいだしおすすめ。ちなみにこのV60、今月のブルータスによれば北欧コーヒーショップの定番らしいよ。

ところで対するカリタは2010年にウェーブシリーズという底が平らでペーパーフィルターにリブがある、オフィス用ドリッパーの小型版をリリースしている。

これはちょっと高めだったので今回は買わなかったが、この器具のウリは安定した抽出ができること、だそうだ。伝統の3穴でもある。コーヒー入門にはこちらもおすすめかも。まあトルコ式でざっくり淹れるのもあり。

橋下氏の週刊朝日は鬼畜集団コメントに

本当はこのようなどうでもいい時事に反応するのは良くないと思うのですが。
週刊朝日が謝罪文を掲載した冊子を市役所に郵送して済ませたことに怒っているようです。
しかしすでに橋下氏は「これでノーサイド」と表明している。この上で相手に誠意が無いというのはかなりくどい。
週刊朝日としては謝罪文以外の謝意はないのは当然なので、なぜ社長が持参して土下座しないのか〜!と言われても、要するに言論上の問題は言論で決着しているとし、正直それ以上謝りたくないとしか言いようが無いだろう。橋下氏を同和だエタ非民だとあげつらうのは恥ずべきことだし、朝日が鬼畜なことに変わりはない。橋下氏になんの非もないが、謝り方がなっていないという論難はただのクレイマー。朝日は鬼畜でこれからも鬼畜、それを踏まえてのノーサイド宣言のはず。
これを機会に橋下氏はラガーマン気取りを止めるがいいだろう。

2012年10月21日日曜日

うしおととら

ひょんなことから全巻もらいうけ、読んでから売りました。全巻揃って200円。使用感があるから、だそうです。
ちなみにいまネットで調べたら5000円で売っています。私の売ったものではないよね?
古本は実際いくらで売れたのか、もし分かればうれしいですね。
うしおととらは作者が思いついたことを全部盛り込んだ感があり、通して読むのは疲れました。連載時の内容も思い出として大事ですが、連載後に全部書き直して作品としての完成度を上げるという売り方があってもよいと思います。
外国の本では、版を改めるときに書き直すことは普通です。(漫画ではありませんが)

旅のおみやげ 雲丹のり

夏のはじめ石見銀山からの帰り、駅で島根の名産を買い求めました。
それは雲丹のり。POPには上沼恵美子推薦とあり評判がよいようです。
実際たいへんおいしく、また島根に来たときには買い求めようと思いました。

そして盛夏、北海道知床道の駅で遭遇した雲丹のり。まったく同じパッケージです。生産地は知床の業者でしたので地元のおみやげにはなります。
さらに先日、千歳空港の売店でやはり全く同じパッケージの雲丹のりがありました。やはり知床だったと思いますが、ネットで検索すると全く同じものが厚岸でも作られているようです。
なにやら特許製品だそうなので、同じ製法であちこちで作られているのでしょうか。のりでも雲丹でも日本中にありますが、全く同じパッケージだったのでちょっと驚きました。
味も同じなのか、次回は食べ比べてみたいものです。
島根の雲丹のり

行ってきました 「ザ・セレブレーション・デイ」

ジミーペイジのプロモーション記事を見て、公開前日チケットをとりました。
川崎が満席で一気に飢餓感に囚われ。
なんとか行けそうな海老名まで。こっちは当日も空席あり。
客層は男性40〜50代中心、ですが小さい子連れのお母さんもいましたね。子供のほうは途中で寝てしまったようですが。
私はビールとホットドックで見ていたのですが、皆さん結構真剣。静かに鑑賞されていました。
最近CDの売り上げ低下でライブ活動に力を入れるバンドが多いそうですが、実際の集客は厳しいそう。気軽にライブ映像を見ながら飲んだり食事ができるスペースがあれば様々な音楽を共有する機会になり、実際のライブに行くきっかけになるかも。
最近売れない洋楽のプロモーションにも使えますよ。
ザッパ、グレイトフルデッド、スティーリーダンあたり見たいですね。

2012年10月20日土曜日

CNN 食品衝動買い、米研究  によせて

スーパーマーケットにはお客様に買い物を楽しんでいただくための様々な工夫がこらされている。来店時には思いもしなかったものが、どうしようもなく欲しくなりついつい買ってしまうわけだ。
これをあるアメリカの研究所が肥満を助長するものと位置づけ、肥満因子として法で規制することもできる、と発表したそうな。

規制の是非は置いておいて、ここで明らかなのは買い物一つにもコーチを必要としている層がいるということ。
食事やおやつ習慣の指導やダイエットコーチを受けられるサービスや、たとえ何も買わなくても買わずに済んだことへの対価を払えるようなお店が求められている。

名作 恋はデジャブ



メランコリアを見た後、久しぶりに借りて見直しました。
自己中の勘違い男が恋をして、毎日一生懸命アタックするうちにだんだんと良い人になるというお話です。
最近では永遠回帰テーマの代表作、ということになっているらしい。
ニーチェの積極的ニヒリズムを単なるポジティブシンキングと捉えるのは大間違いで、そのニヒリズムの闇は『メランコリア』のラストシーンを毎日反復するに等しい、と思って下さい。
恋はデジャブは気分のよいロマンチックコメディで、主人公のフィルは自分の自殺をジョークにするくらい立ち直っていますけど。
ところでジェイムスは『宗教的経験の諸相』で、この同じギリシャ精神の二つの極を丁寧に指摘しています。(今たまたま読んでいる)



2012年10月18日木曜日

食べました 富山ブラック!

富山ブラックと称するラーメン屋さんは地元には5つくらいあるそうだ。
本日行きましたのは麺屋いろは海老名店。映画半券提示でミニ餃子サービスのうえに少年マガジン掲載キャンペーンでちょい盛り見ましたで大盛り無料サービスだ!
本当はステーキ食べようと彷徨っていたのですが・・・ちょうどマガジンで読んだ黒いラーメンに興味津々、この機会に頂きました。
黒いスープはまろやかで猫舌にもやさしいぬるさ加減。麺は太めの縮れで柔らかい。量は控えめでおやつにちょうどいいですね。遠慮してしまったのですが麺は大盛りにしてもらえばよかったかも。
ふりかけ風味の漢方七味もスープにあいます。一度はお試しあれ。


2012年10月16日火曜日

スイッチングハブでLANの混線を防ぐ

NA7004でNASの音楽データを再生しながら、MacでNASの動画を見ようとした。
そうしますとNA7004からコネクションエラーが生じて音楽再生不能に。
ためしに動画のNASをスイッチングハブ経由で接続し直したらあっさり解決しました。そんなもんですか?

2012年10月15日月曜日

丸谷才一訃報に合掌

鶴岡のひとだったそうで。
井上ひさしとか斎藤茂吉とか印象的な作家がいますね山形県は。
丸谷さんとはジョイスの翻訳本くらいであまり知らないが、何となく親しみがある。
国語入試問題で作家本人にも解けないのはおかしいという主張が丸谷以降無防備にされるようになった。高橋源一郎とか。
しかし読解問題はロジックに基づいて演繹しているので、作者本人の想いが答えというわけではない。丸谷の主張には作家が作品に対して特権的な地位にあるという錯覚がある。(記憶で書いております。)

2012年10月14日日曜日

週刊タイヤモンドが毒りんご特集

ビックブルーに立ち向かう解放者。あのCMを知らない若い人も多いと思うが、アップルのこのイメージはいまでも変わらない。しかしその一方で、部品メーカーの命運を握る支配者として日本に君臨しているのだそうな。
トヨタもすごいが、アップルも負けていないようで、まさに残酷物語。そのサプライチェーンマネジメントは皮肉にも『1984年』を彷彿させます。

結局自ら稼ぎ出す知恵と気概のないものは個人であっても企業であっても骨の髄までしゃぶられる。そういう哀しい現実を知りました。アップルの社員は24時間働いている、といっても当然それなりのインセンティブがあるわけですからね。下請けはそのモーレツぶりにつき合わされ、かつかつの利益をなんとか得られるだけですから、日本人は怠け者と言われても身分の違いを痛感するばかりです。えっ、甘えたことを言ってますか?そうですね。

取引先として魅力は大きいですが、それに取り込まれるとあっという間に廃人になります。売り上げ確保は最重要、設備投資も必要。しかし特定取引先のための投資は利益拡大にはつながらない。足下見られて値切られるだけだから、お付き合いを続けるために貢いでいるようなものです。
さりとて実際生きていくだけで精一杯。この現実から抜け出せない、一体何が違うのか。同じ身を粉にするなら取引先のためじゃなく、自分の理想のために働きたい。それは分かっているつもりなんですが。ぼやぼやしているうちに時間も精力も奪われて行く。
アップル製品は付加価値が高くて安い。それにはこんな舞台裏があって、日本企業は付加価値を価格に転嫁しようとするからだめだと思っていたが、これは労働者よりの経営判断の産物だったのだなあと、労働者として切なくなった。


らじるらじるが聞けます(2)

NA7004でらじるらじるを聞く。パート2
3.ユーザー登録
(1)自分のNA7004のMACアドレスを調べる。
インプット>メニュー>ネットワーク>ネットワークインフォ>MACアドレス
あるいは
インターネットラジオ>radiomaranz>にIDがあります。

(2)パスワードの設定。英数組み合わせで8文字以上
4.ラジオ局の追加
(1)add another stationを選択。
(2)名前 (例)NHK-FM をつけてURLをコピペ。

5.で、NA7004のどこにNHK-FMが現れるのか?
これが難問でした。
インターネットラジオ>ラジオマランツ>Added station にあります。
マランツのサイトにロケーションや音楽の種類の登録がありますが、他のディレクトリからは探せないようです。

フェバリット登録はリモコンで行うのが簡単。本体でのフェバリット登録方法は分かりませんでした。
受信は快適で音質もFM並みといっていいですが、それにしてもNHKFMは音がいいですね。どっちで聞くか悩みます。        

NA7004でらじるらじるが聞けます(1)

転居して半年、やっとオーディオから音がでるようになりました。
今マランツNA7004でネットラジオを聞いています。
以前に比べてはるかにレスポンスもよく音も途切れない。ラジオ局も増えていて、OTTAVAなんかもあるじゃありませんか。
回線がCATVから光に変わったのと、ファームのバージョンアップのおかげでしょうか。
購入してから全く使っていませんでしたが、フェバリット登録の使い勝手もよく楽しみが広がります。
NHK-FMはリストに無いのですが、マランツのサイトに登録すれば聞けるようになります。
以下手順。
1.らじるのストリーミングURLを探す。
  自力ではできなかったのですが、見つけてくださった方がいて以下のようです。
NHK第一http://mfile.akamai.com/129931/live/reflector:46032.asxNHK第二http://mfile.akamai.com/129932/live/reflector:46056.asxFMhttp://mfile.akamai.com/129933/live/reflector:46051.asx

2.マランツのサイト
インターネットラジオに局の追加は可能ですか?
専用のインターネットサイト”http: //www.radiomarantz.comにアクセスし、所有している機器の登録を済ませた後そのサイトにご希望のラジオ局のアドレスを追加します。 その後その所有の機器を立ち上げインターネットラジオを選択すると追加したラジオ局がリストに現れます。

2012年10月10日水曜日

尖閣、中国所有でOKに思う

農林水産政務官のブラックジョークが暇な政治家のネタに。
中国政府は尖閣を所有したら日本で登記を、とご自身の政治資金パーティーでリップサービスしたそうな。さぞかし盛り上がったでしょうな。

個人が土地を所有するのと政府が領有するのとでは意味が違うと思いますが、早速石破自民党幹事長は、所有してもよいとは尖閣を誰かに売ったり、自由に建物を建てたりを容認することで、この時期に軽卒と噛み付いてみせました。

ところで中国人が日本の水源を買い漁っているとまことしやかに言われていますが、これについても石破氏は問題視するのでしょうか。
もし中国人が水源を買っていたら当然だれにでも売却するでしょうし、何か建てたりするかもしれません。外国人の土地所有を制限しようとでも考えているのか?

尖閣については、いたずらに領有権を主張していままでのように開発を棚上げにするよりも、円滑で持続的な資源開発のために周辺諸国で協調する方向でまとめてはいかがでしょう。登記は日本でしますから。

2012年9月30日日曜日

自転車のナンバープレート制に反対

東京都自転車対策懇談会が自転車のナンバープレート制度を提案。
議事録には、難しい問題だがここまできて何もしませんというわけにはいかない、とある。要するに懇談会の成果として画期的なイメージに飛びついたということだろう。反対するなら代案をだせとは与党の常套句だが、さてどうしたものか。

資料によると15cm×5cmの金属プレートを後方から視認できるところに取り付けさせるつもりのようだ。しかしこれは泥よけ、荷台のない自転車には装備不可能。ダウンチューブでは足にあたるし、サドルにぶら下げるか?とも思ったが、落車で刺さりそう・・・背負って走るか?横から見えれば良いならなんとでもなるが。まあ、必要なら各自工夫すれば済むことではある。

懇談会ではナンバープレート制度の他に自転車の安全についてさまざまな課題を検討している。そのなかで、ナンバープレートで解決しようとしている課題は次の二つ。放置自転車と歩行者との事故増加だ。
放置自転車を撤去しても引き取りに来ない。費用は地方自治体が負担しているのが実態。ならば自転車に相応の金額をデポジットさせて引き取りインセンティブにしようというもの。デポジットのためにはなぜかナンバープレートが必要だそうだ。
もうひとつの運転マナー、歩行者との事故が増えているし自転車に恐怖感を感じている歩行者が多い。傍若無人な自転車を取り締まるにはプレートをつけさせて公道を走る責任の自覚を促そうというもの。さらにナンバープレートがあればドライブレコーダーなどで本人特定も可能と考えているらしい。


放置自転車の所有者を明確にするなら既にある防犯登録制を活かし有効なものにすればよいだろう。わざわざプレートをつけるまでもない。もっともデポジットについては別の問題があると思う。
歩行者との事故については、まず自転車レーンの整備、原則車道通行の徹底を行うべきだろう。そのうえでナンバープレート導入に意味があるとすれば事故捜査での便宜性だが、当の警察がこれを要望していない。他人のドライブレコーダーを事故時に検証できるわけもないし、実際には役立たないと思う。

2012年9月26日水曜日

有吉なんちゃらの哲学大喜利

以前うっかり本屋で見かけたのですが、哲学者の決め台詞?をお題にする笑点の大喜利みたいな本がありました。
ぱらぱらめくると、パルメニデスで「あるものはある。」
この瞬間どこの訳を引いたのか知らんが普通「とおんえいない」は「あるはある」だろ?と軽くキレました。

頭に血がのぼり、子供の頃読んだコントがリフレインします。
この八百屋に無いものはない。
じゃあ大根下さい。
大根はない。
無いものはないんでしょ?
無いものは無いよ。

改めて調べる気力がないので何もかも勘違いかもしれませんが、いまだに思い出してはむかっ腹立ちます。
つまらんコントを言わされたパルメニデスが可哀想、みたいな。


2012年9月23日日曜日

読みました 知られざる大英博物館 古代ギリシャ

巻末に収録されている国立西洋美術館長の「ギリシャ美術の普遍性と特異性」が一番充実しているが、図版もなく不親切。
池澤夏樹のエッセイはさすがに読ませるがうらやましいだけ。
極彩色のギリシャ彫刻というイメージはまあ普通に面白い。本文はテレビドキュメンタリーの語り口なのだろうが、あまり練れていない。書き言葉としては違和感がありました。例えば、最期のページ、20年後には彩色の全貌があきらかになるだろう、20年なら待てる! というような文だがなぜ20年?と少し戸惑った。いちいちそんな感じ。

2012年9月16日日曜日

読みました カラマーゾフの妹

名作の続編、というかカラマーゾフ事件の10数年後を舞台としたスピンオフ。同人誌みたいですな。
名作の続編で正攻法なのは、続明暗。これはふつうに傑作。
三人姉妹を追放されたトゥーゼンバフの作者は時効警察の課長さん。これはポストモダン風でかっこいい。
セルバンテス本人による続トン・キホーテ、というのもある。しかもこの続編の前に他の作者の偽ドン・キホーテがあり、続編では偽ドン・キホーテと本物が決闘する・・・あれっ高橋源一郎の小説だったか?
で、『カラマーゾフの妹』はあまり妹は関係ない。ウイリアムギブスンのスチームパンクとピンチョンのロケット小説を思い出し、すこしなつかしい。

聞きました ジーニーは何故良い曲なのか

音楽理論が分からんので大雑把な理解だが、要するに展開したコードが着地しないで不安な感じが意欲的、ということらしい。
ジーニーは少女時代のなかで唯一飽きずに見続けられるPVなのだが、その理由はきれいな足の他にこんな理由があったということか。
講義の音声ファイルは1〜6まであるが、多分3、4、5あたり聞けば十分。
前半はジーニーの話は無いので。もちろん全部聞いてもライブの前説ノリで楽しい。

2012年9月15日土曜日

東横インがNHKと裁判

受信料未払いで裁判。
部屋毎に払えというNHKに対し、空いている部屋やテレビを見ない客の分まで支払う必要はないと主張しているらしい。
その言い分が通るなら、週に1日しか見ないから七分の一に負けろとも言える。一方空いている部屋の分も負担しろとなるなら、電気屋の在庫にも受信料を請求できるのではないか。
私はテレビはアメニティの一種であり売り上げに応じた受信料を負担していれば十分で公正で、受信機毎に課金するという仕組みに合理性はないと思う。なんなら希望の客にテレビをリースする体裁にすればこの問題は避けられるわけで、NHKの長年の主張はばかばかしい。

2012年9月13日木曜日

iPhone5でアップル蹉跌の予感

iPhone5のビデオ見ました。
金属削り出しのケースをミクロン単位で管理して700ものパネルパーツから最適のサイズのものを取り付ける。匠のこだわりを量産ラインで実現したところにグローバル企業の迫力を感じます。
日本のメーカーなら職人の手作り10万円コースでしょう。
日本のものづくりの優位性という幻想を打ち砕かれます。
しかしデザインコンシャスな凝った製造ラインを維持できるのもワールドワイドでバカ売れするからこそ、ではないでしょうか。
いったいいつまでiPhoneは売れるのか?たかが携帯端末、いつ日オールドファッションな遺物になるかしれません。
その日は意外と早いのではないか、そしてそのときアップルの無敵の生産ラインは・・・あー、ファブレスで中国企業に導入させているだけなのかな?

2012年9月5日水曜日

愛を読む人でチェーホフ

たまたまDVD借りました「愛を読むひと」でチェーホフが登場。
先日みたローマ法王の休日に続き、引きが強いです。運命を感じる。
ここでは「犬を連れた奥さん」と、たぶん「かもめ」が読まれている。
見終わったあと、犬を連れた奥さんを読み直すと、不倫ものでした。
チェーホフの短編は少々難しく、さほど面白いとは思わないが、
作家に愛される作家なのかもしれませんね。

全体に良い映画だと思いますが、ドイツが舞台なのにみんな英語を使っているのに違和感。台詞だけなら吹き替えだと納得できますが、本はドイツ語にするべきでしょうよ。

2012年9月2日日曜日

ライオンMac買ったらNASが使えん

先日MacBook Pro買ったらライオンOSでした。
で、IO-data HDL2-Sの書き込みができない。
OSの仕様が変わって対応できないようだ。
Mac OS X Lion から AFP の認証方式が DHX2 へ変更され、Snow Leopard で使われていた DHCAST128が無効にされているとか。

・・・なんのことか分かりません。
とりあえず、デフォルトで無効にされているだけなので有効にすればよいそうで、親切なブログにありました魔法の呪文をターミナルに入力してみたが、うまく行きません。とほほですな。
NASはLAN接続だからOSは関係ないと思っていましたが、ファームのアップデートもないようですし私にはお手上げ。
買うときよく調べておけばよかったなあ。(IODATAはちょっと不親切、とも思います。)

2012年8月25日土曜日

この予告編がひどい 法王の休日



この予告編は本編とはなんの関わりもありません。
別物としてお楽しみ下さい。

自分が俳優志望だったこと、そして夢をあきらめたことに納得していること。
そう語る姿になんの迷いもないように見えましたが、中断されたチェーホフ劇のように、彼の心の旅も未だ終わりません。
衝撃のラストも観客をずっこけさせるはずのものですが、チェーホフ的で渋すぎます。


2012年8月8日水曜日

石見銀山マスコットのらとちゃん

石見銀山世界遺産登録5周年記念マスコットだそう。
らとちゃん缶バッチを見せるとお店で特典がもらえるはずだったが・・・あまり浸透していないように思う。
このマスコット、山の中でなぜ貝なのか?「らと」とって何?と思ったが、螺灯のらとちゃんと分かって納得。

螺灯は鉱山労働者の灯火で、その煤煙で肺を悪くしたらしい。
銀山の仕事は金にはなったようだが、体を壊して長く働けなかったそうで、
結局三国貿易でポルトガルが儲けただけのような気がした。
かなり切なくなりますな。
一時期世界の産出量の3分の1を誇ったそうだが、金銀の為替レートの諸外国との違いせいではないか、と気になる。

2012年8月5日日曜日

石見銀山のお土産にコーヒーはいかがですか

最近すっかり人出が落ち着いたらしい石見銀山。この山なかにある喫茶店カリアーリ。イタリアからお取り寄せのコーヒーが一杯350円で楽しめます。
イタリアだから粉はエスプレッソ用。
スペシャリティコーヒーなら豆の産地、鮮度がキモ。それに対してエスプレッソはブレンド技術とセンスで勝負ということでしょうか。
お土産用のコーヒー粉は1パック125gで600円と安くはありませんが、1度試してみる分にはおすすめです。たぶんコーヒーがあまり得意ではない人に気に入られるのではないかと思います。パックの挽き豆なんて飲めるかな、と先入観がありましたが、これはこれでありですよ。

2012年7月31日火曜日

いってきました みなとあん大船店

早速行ってきましたが、そば湯はまずい。
大盛りを頼みましたが通常のざるの3倍。これで400円とは!安いのはうれしい。
色々な地酒があるので楽しみにしたかったが、わざわざ通うことはないと思いました。期待が大きすぎたかな。

2012年7月30日月曜日

コーヒースカトロジー

ちょっと、前のことですがコーヒー豆の南蛮屋さんでコピルアックというジャコウネコのうんこから採取したというコーヒー豆を買いました。
豆自体はマンデリンだそう。普通のマンデリンより細長い、と思う。
私の記憶の中ではハワイコナやブルーマウンテンよりは違いのニュアンスが分かり、お高いですがまあよかったかなと。

うまいよ 味奈登庵

横浜の芸術劇場へチェーホフを見に行ったとき、小腹が空いたので勘で立ち寄った。
立ち食いそば屋さん(セルフサービス、食券制)だが、そば湯がうまい。
休日安いそば屋で済ませることが多いのですが、ここが一番美味しいかも。
調べるとチェーン店で大船にもあることが分かった。通います!

2012年7月29日日曜日

三谷版桜の園

浅丘ルリ子が噛み噛みだったのはまあよい。
上演2時間15分ほどでコンパクト。でもどっか端折ったという感じはない。
ふつうの喜劇であることにこだわっていたようですが、チェーホフはドタバタ、笑い、涙、シニカル、といろいろな感情が重層的になっていて、いろいろな可能性がある作品だと思います。

猿をつれた家庭教師なんかいたかな、とあとで小田島訳を見てみると、子犬を連れたのがいました。
改めて読み比べると面白い。
分厚いパンフレットに劇場台本が収録されていたら有り難かった。


2012年7月28日土曜日

草間彌生 とクレイジーホース


 ワイズマンの映画を封切りで見られるとは幸せ。このひと、基本的にどの作品も全部同じです。全く同じことをマンネリにならずに何十年も続けられるのはすごいですね。

プロジェクトX的な感情操作やマイケルムーアのような政治主張とは一切無縁のスタイルは、ドキュメンタリー映画界における零度のエクリチュールです。シングルモルトで土地の個性を味わうように、彼の作品群を対象の個性を抽出し命を与えたものとして鑑賞できるひとには、どの作品も個性を楽しめるものと理解できるはずです。

クレイジーホースとはパリの老舗キャバレーで、お酒と軽食でエロティックなショーを楽しむところ。
クレイジーホースといえばニールヤング。キャバレー=ジャズと思い込んでいた私には新鮮な交差結合でした。
写真の出し物は草間彌生のパクリ。しかし作品の記名性が舞台演出に容易に還元されるほどに具体的なのは彼女のアートそのものがひとつの意匠でしかないことの証明でもあるように思いました。


2012年7月16日月曜日

アメイジングスパイダーマンの違和感

前シリーズの一作目は爽やかで印象的なエンディングでしたが、本作は何だか微妙。もやもや〜とします。
始めて劇場でみた3D映画でしたが、その効果は限定的。演出が画一的になるしスパイダースーツのテクスチャーが消えてフィギュアみたいなのは技術的限界ですか。
ミルマスカラスへのオマージュなど匿名の正義というテーマは面白い。
それと相補的なのか分からんが、今回のヒーロー、パーカー氏のキャラがまるでラリっているような感じで気味悪かった。
蜘蛛男となって蜥蜴男とやり合うときの冗談加減。そして恋人の父親との死に際の約束を簡単に反古にするラスト。なにかまともに相手にしていられない人種という印象をもった。
このあとシリーズはパーカー青年を暗黒面に叩き落とし、スパイダーマンはダースベイダーと化す・・・予感。

2012年6月28日木曜日

増税こそ社会保障の問題先送り

日経ビジネスオンライン?の「消費税動かした財・労・官」という記事に悪寒を感じました。
今回の消費税増にかかる密室三党合意を演出したのが、経団連と連合の年寄り軍団だそうで。
若者世代にツケを残さないとかっこいいことをいいながら、その実自分たちの社会保障食い逃げを謀っているだけ。小手先の増税で何が解決するのか?
なんだか世代間闘争に進展しそうで気持ち悪い。

別の記事のアンケートでの、増税賛成5年後10%がマジョリティという結果が政治がこの問題を隠蔽し、常に先送りしてきたことを表している。
5年後10%でOKなら10年後は何%増税を許すつもりなのか?さらに聞いてみたいものだ。大方さらなる増税等ないと思っているのではないだろうか。
増税賛成で民度が高いと思っているならほんとうにおめでたいことだ。
このままでは消費税10%など焼け石に水。それを国民に説明するとき、まさか想定外などとは言うまいが。

2012年6月26日火曜日

DVDリッピング禁止でアップル一人勝ちの予感

DVDのリッピングが禁止になるそうで、iPodで通勤中に見る等していた私には残念な結果になりました。
最近ではiPodを携帯することも少なくなり、通勤時はもっぱら読書か寝ている・・・
というわけで実害はあまりないのですが、映画を数多くこなしていくには不可欠なアイテムなわけで、聴視習慣に大きな影響をあたえそうです。
その昔、高価なオーディオセットをウォークマンが駆逐したように、茶の間のでかいテレビで見るよりiPodのような携帯端末で隙間時間を活用できるほうが便利。そう言うわけで、i-tuneストアの類いで買うというスタイルが一般化するのではないかと思いました。なんならアップルTVで見ることもできますし。
5年後にはぼちぼちレンタルビデオ屋が無くなって行くのではないかと思います。

2012年5月30日水曜日

一物一価ってほんとうですか

ビックマック指数というものがあって、最近だと1ドル70円くらいでハンバーガーの価格が釣り合っているから今の為替は妥当、と言われたりする。
さてギガジンという昔の宝島みたいなところで、コカコーラのレポ。
アフリカでのコカコーラの価格調査です。


これだと適正レート比100%円高、になりませんかね。
http://gigazine.net/news/20120526-african-coke/
モロッコ 1l 6MAD (約62円)
モーリタニア 300ml 100MRO (約30円)
セネガル 300ml 250CFA (約45円)
ギニア 300ml 3500GNF(約31円)
シエラレオネ 300ml 1500SSL (約28円)
マリ 300ml 225CFA (約40円)
ガーナ 300ml 0.7GHC(約38円)
ベナン 600ml 450CFA(約81円)
ナイジェリア 500ml 70NGN (約37円)
カメルーン 600ml 400CFA (約68円)
ガボン 600ml 500CFA(約85円)
ケニア 500ml 40KES (約31円)
ウガンダ 300ml1000UGS(約28円)
ルワンダ 300ml 250RWF(約34円)
タンザニア 350ml 50TZS(約25円)
モザンビーク 300ml 15MZN(約43円)
ジンバブエ 300ml 0.5USD(約40円)
ザンビア 300ml 3000ZMK(約51円)
ボツワナ 300ml 4BWP(約47円)
南アフリカ 300ml5.5ZAR(約60円)

サイゾーのかやのとしひと 6月

視点をクリアにする情報誌、だそうですが。
今月のかやのとしひと、金融緩和が市場に与える逆説。
デフレの原因は資源高に起因する賃下げ、海外との低価格競争、人口減による国内市場の縮小などの複合要因だそうです。安易な金融緩和は実体経済に回るよりも投機市場に流れ資源バブルを呼ぶと警鐘。

そうなんですか・・・
低価格競争も人口減もデフレと関係ないように思うのですが。
賃下げと資源高騰の関係も疑問。
さりとてご紹介の「日本経済の奇妙な常識」を読む気にもなれず。
自分の頭がクリアでない、ということがよく分かりました。

ところでこの論考での構造改革は以下のようになりそうです。
1.安価で安定供給可能な化石燃料の開発
2.新興国と競合しない分野への産業シフト
3.人口増化

もちろん普通に考えれば、デフレにより企業投資が冷え込んでいることがこのような構造改革の足かせになっているのであって、そのためにはまず金融緩和によるデフレからの脱却が必要なのです。そしてもしそれで実態経済が改善されないようならなにか規制緩和が必要、と考えるべき。もしかすると、かやの氏の構造改革論はその規制緩和を考えるうえで有用かもしれません。

2012年5月29日火曜日

日本板硝子が84円で笑った。

どうも様子がよろしくないそうなので、損きりしようかなと思って株価をみたら。
なんと84円と!
ここまで下がるんだなあ、と感慨。すごいよ。
死ぬまで持っていれば、いつか良くなると漠然と思っていましたが現実は違うようですね。

2012年5月27日日曜日

おもしろいかも ブレヒト

戦争で子を失う母の哀しみ、という要素もありますし、弱者のみせる命がけの勇気という見せ場もあって読みやすい。
戦争の犠牲になるひと、それで身を守るお偉いひと、戦争という経済の仕組みのなかでゆっくりと滅亡に進む社会の姿はデフレにあえぐ日本のそれと重ね合わされます。
ほかにも読んでみたいと思いました。

吉田秀和さんの訃報

5月22日に亡くなっていたそう。98歳。
名曲の楽しみはいつまで放送できるのでしょうか。
自分にとっては音楽評論より絵画論で馴染みがある。
自分の興味関心に応じてつれづれ読んでいきたい。合掌。

2012年5月23日水曜日

見ました 偽物語

お話としてのカタルシスは薄いのですが、一応筋の通ったオチになっております。
天然ぼけと計算し尽くした(偽ものの)ぼけ。同様にウケたならどちらに価値があるか?というテーマ。
意志による善の実現に価値を見いだす議論はシェリングの『人間的自由の本質』を連想させます。たしかこの手の議論はシェリングの独創ではなく、アウグスチヌスもしているような気がしますが、何も思い出せませんな。
全体的にどうでもいい印象ですので、最終回は見なくてもいいかなとも。

2012年5月19日土曜日

ワイアードの続き

ワイアード4号の感想のつづき。
SNSで民主主義を取り戻そう的な内容なアル・ゴアのインタビュー。

その中で彼は、9.11のころフェイスブックとかがあれば国民はサダムフセインが9.11の犯人だとだまされることはなかったと主張します。
しかし当時同様にソーシャルメディアなどなく、国民がテレビ漬けにされていた日本では、フセインが9.11とはまったく関係がないことは周知のことでした。
わたしも一読してこの発言の意味が読み取れず、ゴアはフセインとビンラディンを混同したのかな、と思ったくらいです。(フセインがいつ捕まったのか、その経緯は忘れちゃいました。)

どうしてアメリカ人はフセインをスケープゴードにできたのかは、テレビで洗脳されたというだけでは到底理解できない問題です。おそらくアメリカ人には外国人を個体識別することが難しく、サダムフセインもビンラディンも同じ様なものと認識したのではないでしょうか。アフガニスタンもイラクもアメリカ人にとってはだいたい同じ、と考えれば納得です。

そう考えると、ソーシャルメディアによって民主主義が正しく機能するという主張はかなりあやしいものです。もしソーシャルメディアがアメリカ人を正しい認識に導くとすれば、それはアメリカ人同士でのネットワークではなく、アメリカ人と外国人との間でのネットワークの構築、そのなかで人としての交流を通じて達成されるものでしょう。

ワイアード vol4

今号のワイアードのお題は生物学。しかしチラ見して気になったのはそれとは関係のない記事でした。
まず冒頭の編集長コラム「え?マグロもなの」
全体によく分からない記事で読まなくてもよいものではあるのですが、ここで天動説を地動説と書き間違える勘違いがあります。

「DNAに生命の神秘が宿るという考えも100年後には地動説のようにとんちんかんな考えとなっているかも」(原文はさらに冗長なので書き換えました。)

これではまったく意味が通らないので地動説を天動説に読み替えると、まあ言いたいことは分かります。しかしDNAに生命の神秘が宿る、という文の意味が不明なので結局よくわかりません。
というのも前段で「我々の世界認識は科学的成果に基づいており、我々の言う真実とはすなわち科学的真実である」と書いてあるのです。(原文は冗長なので、括弧の引用はすべて書き換えました。)
そもそも生命の神秘は科学的認識の対象なんでしょうか?おおよそ記事の趣旨は「知れば知る程分からないことも増える、これこそ世界の神秘だ!」というものなので、DNAを研究すればするほど未知の現象が発見される、と理解すればいいのでしょうか?
しかしこれが100年後にパラダイムシフトがおこってだれにも省みられないとんちんかんな戯言になるかもというなら、この記事そのものが成立しないといことです。

2012年5月13日日曜日

昔、登戸は海だった?

富嶽三十六景の登戸浦。
海辺だったことに驚きました。・・・驚きすぎて、浜辺に鳥居があることには疑問を持ちませんでした。

ネットで拾って来た絵は展示のものと少々雰囲気が違うようです。刷りによって色味がかなり違うようですね。

三井記念美術館へ北斎展に行きました

ちょうど日野原学芸員による、波と富士の系譜という講座があり2000円(入場券つき)で参加しました。おもに神奈川沖浪裏という左の絵の解説なのですがさすがに面白かった。
指摘されたことのひとつに、画面を占める大きな波の手前にあるちいさな波は実際にはあり得ないということ。
私は望遠レンズのように画面を前後圧縮したか、あるいは崩れる波を同時表現したのではないかと思いました。
ところで下は琉球八景の中島蕉園ですが、ここに富士山が書き込まれています。沖縄から富士山が見えるんでしょうか?・・・桜島?

2012年5月12日土曜日

見ました ミッション8ミニッツ

傑作ではありませんが、この映画は好きですね。
「エターナルサンシャイン」と「恋はデジャブ」と「冬物語」を足して15倍に薄めた感じ。
主人公は、8分間の人生最後の瞬間(しかも他人の)を無限に反復する中で、新しい恋を得、父と和解し、そしてテロリストをやっつけます。

絶望的な人生に必要なものは愛とユーモア。無数にある宇宙のどれかで僕らはきっと幸せに暮らしている。そう考えるとせつなく、ほろっと泣かされます。
何時か何処かで誰かの私は、きっとすべてうまく行く。せめてそう言ってもらいたいというハッピーエンドはなかなかビターですが。

この作品はSFサスペンス仕立てですが、恋のミッション8ミニッツ、あなたは8分間であの美女を口説けますか?と読み替えると毎日の通勤電車が一つの宇宙に変わりますね。そんな年頃もあったかなあ、と思い返しました。

2012年5月11日金曜日

電気料金審査委員会ってなんなのさ

東電の値上げのアリバイ工作のために有識者による審査委員会を設置するそうです。
あからさまに従来の電力行政を追認し監督省庁の利権を確保しているだけですよね。
そしてこれを発表したのが枝野さん。もう何を言っても国民を馬鹿にしているようにしか聞こえません。

このような審査委員会が導入されること自体が、独占市場の不健全さの証拠です。
国が行うべきは中長期的に電力業界を公正で自由な創意工夫の働く世界に変えて行くことです。さしあたり東電の解体はすぐにできたことなのに、本当におかしなことだと思います。

2012年5月6日日曜日

原子力発電の未来について

自分の考え方を整理しておきたいので。
1.原発事故を消費社会からどこかへの転換点とする文明論には与しない。
2.原発への取り組みは根本的には発電会社が検討して選択すること。
3.発電会社の公共性の確保のためには市場の自由化が前提として必要。
4.原発の安全性評価について
 (1)なんらかの原因による付帯設備の損壊と電源喪失を前提とする。
 (2)考えられない最悪の事態において生じる危険性が、十分容認できるものであればOK。(発生率が1万年に1回でも人類が滅亡するなら不可。・・・多分。)
 (3)受容可能な危険性は状況によって変わり得るので随時見直しが必要。安定的に持続する社会であれば、合理的なコストでリスクとハザードをより低くする努力目標が求められる。
 (4)絶対安全はあり得ない。日常ある他のリスクと横並びで検討すること。(放射性物質による健康被害のリスクを感情的にとらえない。また代替エネルギー開発が原発より安全とは限らない。)
 (5)人によって受け入れられるリスクは違う。しかしそれが公正さを損なわないように配慮する。
5.核燃料リサイクルの実用化について
 (1)莫大な予算をつけているにもかかわらずほとんど成果を挙げていない。さらに研究体制を充実させるか、もう辞めるか、検討するべき。
 (2)今回の事故への対応で、特に日本がこの分野に突出して優れているわけではないと実感した。日本だけでやろうとせず、海外の企業、研究機関と共同で取り組めないのか。
 (3)日本の原発事業は核リサイクルの完成を前提にしているので、開発の失敗は発電企業の経営リスクになる。これを事業計画に織り込むこと。


私は昨年の原発事故を科学技術の限界点とは捉えていません。しかし政府と行政、科学者集団のあり方には根本的な疑問を感じています。
自分の考える安全基準では当面の再稼動は無理なのかなとも思いますが、心情としては実は再稼動容認派です。ただ前提として、起こりうる最悪の事態と、電力の便益とバーターするリスクを明らかにする必要があると思います。

原発停止を主張する人の中には、これによって企業の海外移転、日本人の海外移民が生じてもやむを得ないと言う人もいます。しかし放射能に汚染されてふるさとを追われるのも、失業して海外に移民するのも同じように悲劇的なことです。国民の生命財産を守ると言いながら、所得が低く財産が無い人を踏みにじることがあってはなりません。あまり極端な結果を選択しないようにしたいと考えます。

2012年4月29日日曜日

うまいよ スターバックスライトノート

先月スターバックスで休憩しました。おかわり券(レシート)をもらいとても得した気分。そしてなによりコーヒーが美味しかった。
ライトノートブレンドはスターバックスらしからぬアメリカンなテイスト。一口飲んで、私はこういうコーヒーが好きだったんだ!とはっきり分かりました。
スタバは高いし、雰囲気がいいだけでコーヒーは普通と思っていましたが、日本上陸から十余年、ついにお気に入りの味ができたようです。
写真は250gで1,100円。最近コーヒー豆はお高いそうですが、ブレンドでこの値段は少々強気です。

おかわりでは別のブレンドをいただき、比較して楽しむことができました。
スターバックス、おかわりありがとう!

ネットで変わるレコード販売の世界

CDがなくなったらどうなるだろう。不安とともに空想する。

ネットでは購入単価が下がりますし、とくにアルバムは値下げしないと厳しいでしょう。ただ音楽は万国共通で仕様変更など不要ですのでコストダウンになりますし、評論家やミュージシャンによるアフェリエイトと言う販促手法でジャズ、クラシックなどマイナージャンルの名盤は逆に売りやすくなるよう思います。
ライブやコンサートと連動して期間限定でその日のライブ音源をリリースすればパンフレット感覚で購入されると思います。

ウルトラブックで音楽CD終わりの予感

インテル提唱のウルトラブック仕様のノートブックPCが各社から発表。Macみたいでかっこいいですね。昔は新型PCが出るたびにベンチマークテスト比較をしたものですが、最近はまったく行われなくなりました。Macも含めて性能的は横並びなんでしょうね。アニメキャラの描画競争が懐かしい。
さて今回の横並び仕様でエポックなのはCD(DVD)ドライブが消えたこと。

すでにほとんどの人はiPodなどで音楽を楽しんでいるのではないかと思いますが、ウルトラブックPCではCDリップできない。だから外付けのドライブが売れる、、、のではなくネットで買うということになるでしょう。もくろみ通りネットでの売り上げが伸びるかは別として、CDがますます売れなくなるのは間違いありません。

身近にCDを聞く環境が無い、という状況になるまであと5年くらいではないでしょうか。気がついたらまともなプレイヤーがこの世にない、なんてことにならないうちに手元CDのデータ化を急ぎます。

2012年4月28日土曜日

ガラパゴスの滅亡

ガラパゴス携帯の愛用者だが、それに伴う不便も実感することが多い。
昔はどこでもPCの他にi-mode用のHPを用意し閲覧に供していたものだが、もうすでにそのようなサイトを用意しているところはないように思う。
映画にでかけ、道に迷ったとする。携帯で映画館のHPにアクセスしても住所も分からん、地図はあっても小さすぎてガラ携では読めない、そんなことが続くとさすがに時代遅れの風に身につまされる。
独自規格のきめ細やかなサービスも環境の変化に伴い事情は変わる。
結局マジョリティをとらなければエコシステムを維持することは難しい。
あと3年はいまの携帯を使いたいと思っているが、いつまで我慢できるかなあ。

頑張れ共産党!

自民党も民主党も当てにならないとすると、第三の政党は共産党だ!
共産党は、世界革命の前衛としてその主義主張をつねに批判的に検討する能力をもった自己革新の政党だ。
この20年間の資本主義政権の零落にあってなぜ労働者の支持が得られないのか、まじめに考えて欲しい。
それは共産党が労働者の暮らしを無視した、労働運動貴族のサロンに成り下がったからにほかならない。
諸君は社会に出ようとする若者が定職もなくアルバイトで糊口を凌ぐ、このつらさを分かっているのか?優れた学識をもつ優良な労働者足り得る若者を十分に活かせない現状が日本の未来にどれほどくらい影を落としているのか分かっているのか!
民主、自民の猿芝居を放置しているのは共産主義者の怠慢だ!
安定した経済成長とたゆまぬ生産性の追求の果てにしか、社会主義革命などありはしないということを肝に銘じて、一心不乱に景気回復と雇用の安定に取り組め!

なんで増税デフォルトの社会保障論争になるのか

自民党の石原さんは、5%増税を社会保障に充てるそうな。
雇用や景気回復より、福祉介護・年金を優先するのは老人ウケを狙っているということか。安定した社会保障制度は、安定した経済成長の上に成り立つということを無視した、政治家に都合のいい方便には心底うんざりさせられる。彼はだめな自民党の象徴だ。

日本の労働者は相対的に優秀とか教育水準が高いとか、そういう優位点も無職失業が続けば失われる。日本経済のポテンシャルはどんどん失われているのに、景気回復、若者の雇用に全く無関心とは情けない。

自民党と民主党はケンカしているようで本当は仲良し。トムとジェリーみたいな関係だ。民主党を支持しないひとがなぜ自民党を支持できるのか、不思議でならない。まやかしの政策論争に時を浪費している場合ではないよ。

断食芸人の読解ゲームとやら

いつ購入したのか全く記憶に無いが、書棚を整理するために頑張って読んだ。
まえがきでの断食芸人の読解ゲームを行うという振りに期待が高まった。
ところが肝心の読解ゲームの段で、本作品に全く取り組まず、幽霊をあつかった他の短編と日本の私小説とを対比させておしまし。作家の個性を論じることと読解ゲーム(作品の別の読みの可能性を提示すること)を意図的に混濁させているように思う。
まあ、あらゆる読解は常にひとつの可能性でしかないという意味でゲームと言ってみただけなのかもしれない。
もし著者が、賢しらの罠に落ちるなどと謙遜せず、作品に即していくつかの読みの可能性を提示してくれたなら十分興味深いものになっただろう。

みすず書房の理想の教室というシリーズの1冊だが、多様な読みの可能性というものについて、そもそも私はいったい何を期待していたのかだろうか、と改めて考えさせられた。だまされた私が悪い、そんな気持ちにさせられる一冊。まさに勉強になりましたという次第だ。

投票ボイコットって自殺行為でしょうか

マニュフェスト放置で増税まっしぐらの野田政権にはあきれる。
マニュフェスト至上主義はよくないが、政策転換の経緯、理由を明確に説明する義務がある。最低限、私はたしかに財務省のいいなりです、ですが自民党のみなさんと何がちがうんですか?と明言すべきところ。
今朝も大きな声で増税を訴えていたが、哀しいことに必要だから必要という無内容さ。
発声がよいのはよく分かったが、分かりやすさを街頭演説レベルでしか考えていない。

民主党内には増税に反対する議員も大勢いる。最期まで頑張ってほしいが、アリバイ的に増税反対でしたと言うだけなら、選挙では虎の穴のむじなと断罪されるだろう。

経済を縮小均衡させ格差と既得権益の社会を実現するのか、あるいはもう一度常識的な成長路線に取り組むのかは共産主義と資本主義の考え方以上におおきな政治信条の差異だと思う。国民の暮らしのあり方の根幹に関わることだ。
だから本来この点を軸に政界再編してくれればシンプルなのだが、がっかり野党の自民党が何故か追い風と勘違いしているようなので、それも期待薄だろうか。

いずれにせよこのように重要な争点について国民が選挙で意思表明できない状況では、政党を選択する比例代表選挙には国民の意思を付託する機能がないとしかいいようがない。このままではどこにも投票できない、という事実を明らかにするために比例選挙をボイコットしたいところだが、これはたんに敵に塩を送る自殺行為にすぎないのだろうか。

2012年4月22日日曜日

行ってきました セザンヌ展

乃木坂の国立新美術館にて。
セザンヌとエミール・ゾラは中学の同級生で、大親友。大人になってからもゾラはセザンヌにパリで書くように勧めていたが、一度酷評にあったセザンヌは故郷に留まって二度とパリに足を踏み入れることはなかった・・・というような風説が流布されていたわけですが実際には20回以上パリを行き来していたそうで。
左の絵は第一回の落選展、いわゆる印象派展にセザンヌが出展したもの。ちょっとブリューゲルを連想しました。
この絵もうねうね歩き回るスペースがあって、そこがいいですね。

セザンヌは若い頃はかなり下手で、晩年が一番よい。
こういう人はまれで、例えばピカソは年をとってから落書きレベルの作品が増えた。まあこれはセザンヌが67歳と比較的短命だったからかもしれない。
今回の展示で、セザンヌが一生を通してまじめに絵に取り組んでいたことが感じられた。つらつら見ながら、なんでこのひとはこんなに真剣に絵を描いてこれたんだろう、新しい絵を創造することにどんな意味があるのだろうかと、なにか畏れの様なものを感じて帰った。


シグマDP2X バッテリー編

というわけで、DP2Xをお供に香川県高松市まで旅したのだが、この蜜月は長くは続きませんでした。
栗林公園で撮影を始めて3時間ほどでバッテリーがお隠れあそばされたのだ。
撮影枚数は220枚ほど。
バッテリインジケーターは3段階だが、2から終了までの間隔がほとんどないので、フル充電のチェックにしか使えないと理解しておけばよいでしょう。
それにしてもフィルム時代なら200枚も撮れば十分だったのだが、デジカメは撮影スタイルを変えますね。

さて予備のバッテリーをどうするか。
サードパーティ品が800円程度で出回っているが、実力は純正の6割程度らしい。
純正は2000円程度、価格性能比はサードパーティが高い。
しかし1回の充電で120枚しか撮れないと考えると予備としてはやや心持たない。バッテリーを増やせば充電する時間も増える。そう考えるとバッテリー3個での運用はいかにも不便です。
結局、純正品を1個注文してバッテリー2個体制で臨むことにしました。


2012年4月21日土曜日

栗林公園(2)

栗林公園は日本三大庭園に並ぶ規模とそれを越える内容をもった大庭園。
とくにでかい盆栽?がすごい。ようするに今回これだけを見て帰ったようなものだが、大変満足できる。


他、広い園内には皇族お手植えの木が何本もあるのだが、それらには造形的な手を加えず、場なりにその由緒を大切にするという趣向のようだ。それはそれでよいのだが、ピカソの名画のなかに子供の絵が並んでいるような印象もある。

シグマDP2X 外付けフラッシュ編

コンタックス外付けのフラッシュをDP2Xに積んでみる。
手前を照らして露出をアンダーに。空の青をくっきりだそうという試みですが、調光できないので?手前の花が真っ白になります。
そこで虚空に向かってバウンスさせてみたんですが・・・
役に立っているんですかね?

イメージとしてはもっと背景を落としたいのですが、これくらいのバランスでよいことにしました。


2012年4月20日金曜日

行ってきました 栗林公園

先日うどん県うどん市の栗林公園に行ってきました。
すでに桜のピークは過ぎていましたが、まだまだ素敵な花を楽しむことができました。
どこが栗林公園?という写真ですがとりあえず掲載。
花がでかい、リッチな桜です。
大変素晴らしいお庭で、また季節を改めて参りたいと思いました。

2012年4月19日木曜日

藤沢市のゴミ収集日が激変したこと

資源ゴミの収集は今週だったか、来週かしらと市のHPで調べたらゴミ収集のスケジュールが激変していた。
何の予告も無く変更し、HPで告知するだけという市の態度に不信。
24年度版のパンフレットを配布するという通知が3月にあったので気にしていたが、いったいなんなのか。
こんなことなら4月にHPで確認してくれと通知してくれたほうがありがたい。
やる気も無いのに誠実なふりをするな。
まあお忙しいのでしょうから率先して協力いたします。

2012年4月13日金曜日

ファーストインプ シグマDP2X SPP編






















DP2XのRAWデータはiPhotoでは取り込めません。
これはたいへん不便なんですが、替わりに付属のシグマフォトプロで現像するという楽しみがあります。
写真は小田原駅からお城を臨んだ怠惰なワンカットですが、これの現像は楽しかった。
コントラストを落として雲の陰影を出して、どアンダーにして、彩度を上げて山々のディテールをはっきりさせる。そんなふうに調整してなんとなくお気に入りな感じに仕上げます。
オートマティックの設定も参考になりますね。覆い焼きのテクが使えませんし、思った通りにはならないのですが、いまのところかなり楽しいです。
設定項目の意味はあまりよくわからないのですが、適当にいじって遊んでいます。
あまり機能が多くないのが初心者にはちょうどいいですね。
このカメラの一番楽しいところです。

行ってきました 小田原城

先日、小田原城までお花見に。
で、DP2Xの出番ですが、このようなピントにシビアな被写体はきびしいです。
AFでもどこにピントを合わせているのか分かりづらい。マニュアルではあてずっぽうになります。
液晶画面が見えづらい野外での撮影はかなりワイルドです。一枚撮るのにすごーく苦労しました。

見直すと、パンフォーカスのような気もしますが、そのわりに花弁にキレがない。なんかよくわからん写真になりました。
まあ下手の横好きということで。

本当は外付フラッシュを使った撮影を試す予定でしたが、すっかり忘れてしまいました。

2012年4月8日日曜日

NHKが集金に来たこと

さきほどNHKが集金にきました。
用件を聞くと、なんで受信契約を結ばないのか、と。
さらにパソコンで見ていないか、携帯のワンセグでは、と詰めてきます。
ワンセグはあるけど受信できないの、というと確認させろと。
びっくりしたり、あきれたり。ここで断って打ち切りました。
その後気になってインフォバー2で受信できるのか試してみましたが、・・・受信できませんでした。

テレビを持たず、実際に見ていない人に、ワンセグがあるなら払えというのは行き過ぎです。また受信料そのものが高額で、社会全体で公共放送を維持するという趣旨からすると異常だと思います。

2012年4月7日土曜日

地方、地域からできること

谷垣総裁が「増税より一票の格差是正が先」とアウトコース高めのボールになるスライダーを投げてきたそうな。(ヘッドラインしか見ていません。)
政治家はすぐ目の前の危機に対しても歴史的視点で見ることができるんだなあ、と感心します。増税を論じるときも、日本の姿を100年〜1000年単位で考えているんでしょうね。今後の100年どん底の塗炭を国民になめさせても、それが800年、1000年後には必ず日本復活につながる!というような・・・
ええ、きっと復活するでしょうけど、目の前のことももっとうまくやりましょうよ。

というわけで、ふと思いついてしまったわけですが。
1.消費税を地方自治体の財源にする。税率も地方自治体で決める。
2.地域通貨を発行。増えすぎたら消費税上げて回収する。
3.ベーシックインカムの導入。ただし地域通貨で。
4.公共料金、公営住宅、保育所など補助金がらみのサービスはすべて地域通貨でおこなう。
5.地域通貨は地方税納税もOK、ついでに駐車違反の罰金も。さらに使いやすく。
6.地域通貨でマイクロクレジット。高齢者、主婦、ニート、学生の起業支援。

とりあえず。

2012年4月5日木曜日

オイスターバーに行ってみた

所用で横浜まで行き、小腹がすいたのでオイスターバーというところに行ってみた。
ワインで生ガキという趣向だ。
生ガキ自体は寿司屋でもビストロでもあるときはあるので、とくにプレミアム感はない。
しかし専門店として産地ごとに味わいの違いを比較堪能できるがメリットだ。
今回は、広島と佐賀とどっかの岩牡蛎を2こずつ。
それぞれ確かに味が違います。面白いですね。

が、一番安いワインを選んでしまい、それがいまいちだったのが心残り。チリワインのコストパフォーマンスの良さを期待したのですが。
やはり牡蛎には炭酸系があうと思ったり。
白ならミネラルの強いやつが欲しくなります。

生ガキの次は海老の素揚げ、カキフライで締めました。
ほかにも牡蛎料理はあったが、コースとしての構築性がなく、すべて酒のつまみという趣向だ。・・・バーですからね。
正直に言えば、4000円以下ならまあまあ納得というところ。
すみません。

ファーストインプ シグマDP2X(6)フラッシュ編

DP2Xはフラッシュ周りが貧弱。
内蔵フラッシュはフードで蹴られる。
純正フラッシュはちいさくバウンスにも対応しない。
シグマの一眼用のフラッシュも使えない。
シンクロコードもつながらない。

ところが他社フラッシュでは調光はできないものの、一応発光そのものはするようだ。
というわけで、手元のコンタックスのフラッシュを試してみた。
懐かしい。捨てなくてよかったよ。
このフラッシュ、電池液漏れで壊れて以来10年間使っていなかったのだが、この度アルミ箔で腐食した接点をカバーしたらみごと復活しました!
貧乏は発明の母ですな。

とりあえずクリップオンでシャッター切ると発光する。
だがマニュアルでフラッシュの設定をあれこれいじっても、まったく利かない。全然写りが変わらないのだ。
光量をマニュアル調整できないのでは、実際の使用は難しい。
まあ色々試して普段使いの設定を探ります。


コンデジでフラッシュが充実しているのはキャノンG1X。
イオスのフラッシュシステムが使えるのだ。
これはすばらしいですね。


2012年4月1日日曜日

来ました! ケンローチ 「ルートアイリッシュ」



ルートアイリッシュ公式HP

以前は映画館で次ぎにどんな映画が封切られるのか、だいたい分かったものですが、最近はもうとんとご無沙汰なもので、どこでいつ何をやるのかさっぱり分かりません。
というわけで、たまたまケンローチをやってますと発見。
気がついてラッキー!というわけで備忘。
必ず見るべし。

ファーストインプ シグマDP2X(5)フォーカス編

野外で撮影してみると液晶モニターというものがほとんど当てにならないということが分かる。これでピントを合わせるとか絶対無理!だいたいどの範囲がおさまっているかうっすら分かるだけだ。

と言うわけで、ピントはカメラ任せか、目測で当てるわけだが、この切り替えが難しい。まあ慣れの問題で、機械のせいにしてはいけないのだが、フォーカスモード専用のボタンかレバーを割り当ててくれたらいいのになーと思った。
コンデジだからオートでお任せが正しいのかもしれませんが、露出補正や測距点の操作が難しくて・・・混乱するので結局全部マニュアルモードで使ってます。


限りなく残念な政党 みんなの党

日曜討論の話題は消費税増税だったそうな。
今テレビがありませんので、お昼のFMニュースで知っただけですが、番組の内容がニュースになるのは日曜討論とスポーツ中継くらいですか?
さて、そこで消費税問題について各党首がまあそれなりにがっかりなことを言う中、みんなの党の渡辺さんは維新の会と連携してがんばりたいとか、まったくとんちんかんのとんちてちん。
みんなの党はデフレ脱却、景気回復を訴えてきたと思ってましたが、肝心のところでスルーするつもりのようです。ようするにこの人も構造改革論者なんでしょうね。
構造改革の前提としてのデフレ脱却という理屈をすっとばして、選挙でアピールしやすいところに飛びついたのでしょうか。政策課題の優先順位がでたらめで、いったい維新の会と何をするつもりなのか?ちょっと期待していたので果てしなくがっかりしました。
選挙でどこに投票するか、いよいよ困りましたわ。

増税問題を政局にすり替える石原幹事長

自民党の石原幹事長が、民主党が小沢を追放して解散の日時を決めれば増税法案に賛成してもいいかも、と発言。
あきれた破廉恥野郎です。
この人は、増税の前提として必要な要件に一切ふれず、ただ選挙、選挙のアホウドリ。こっけい通し越した烏骨鶏だ。鳥あたま。
税率あげれば歳入増えるのか?一生懸命やってますのパフォーマンスは飽き飽きなんだよ、春なのに〜。

2012年3月31日土曜日

TPPで国民皆保険壊滅ってホント?

TPPに加盟するとアメリカの保険会社が市場開放をもとめて現行の健康保険制度がなくなってしまうそうな。
盲腸の手術に500万円かかるとか?・・・全額負担でもそんなにしないと思いますが、これからどんどん高額になるのかもしれないですね。それもTPPのせいでしょうか。

ところで自動車の仕様の規制は国によって異なり、各国の法規に沿って自動車は作られています。基本的にはクルマにあわせて法律を変えろという話ではありません。TPPに加盟してもこの理屈は変わらないのでは?

TPPについては不安もありますが、円高のほうがダメージが大きいと思います。このままですと例えば自動車も国内で生産できなくなると思いますし、その時には自動車関連の法規も輸入しやすいように変えざるを得なくなるのかもしれませんね。
TPPに反対する情熱と同じ熱量をもって円高是正を訴えてくだされば、より良い方向に向かうと思うのですが。

立ち寄りました 京都文化博物館



というわけで、和歌山市から電車で京都まで。
遠い!
お目当ては、京都文化博物館の北斎展だ!
木曽路の小野の滝をピックアップ。
かなりデフォルメしています。19号沿いにこんなでかい滝はありません。

北斎展の他にも、映画の上映や京都の歴史、文化を親しみやすく展示して楽しめます。
ちなみに入場料500円。

近所に漫画博物館もあるらしい。
実質1時間しか鑑賞できませんでしたが、また行きたいですね。
なお北斎展は4月中旬から東京の三井記念美術館でも開催・・・わざわざ京都までいかなくても良かった?でもこちらの入場料は1000円ですから。

ところで京都文化博物館は旧日銀京都支店、三井記念館も日本橋の日銀の隣にあります。

マスコミが量的緩和の必要を言い出した、が

大和総研の武藤敏郎理事長のインタビュー

この人、前日銀副総裁、元財務次官だそうで、この筋から国債引き受け、量的緩和を主張させる記事がでてきたのは驚き・・・と思いましたが現状容認の言い訳記事です。
ようやく政策転換するのかな?と早とちりしてしまいました。
これから40兆円追加するならいいんですが・・・

先日増税が閣議決議されましたが、増税→景気後退→歳入悪化→責任問題?→解散の花道ができたということでしょうか。
これも庶民にとっては最悪のシナリオのひとつです。
消費税増による景気悪化はごく一時的との主張もありますが、デフレ放置下で景気対策は一切なし、復興あとまわし、雇用お茶濁し。これでは何もよくならないのは明らかです。

2012年3月29日木曜日

定着したインフレターゲット論に感慨

日経ビジネスが円高是正論。これまで頑に強い円を論じてきた同誌がついにその弊害を認めたような。「未曾有の長期デフレ下で失われた15年」と総括し、その片棒を担いだ論壇?としては真逆に振り切った。
インタゲ=ドンデモ経済学と虐待されてきたが、ここでようやく日の目を見たかと、ちょっと感慨。久しぶりに購読しました。でも来週は買わないと思います。

そして食べました  和歌山近代美術館(3)

インフォバー2で撮影したのですが、光線がよいせいかうまそうに撮れています。
というわけで、観賞後の疲れを癒すランチは美術館2階のレストランARTE、いただきましたのは桜ランチ1890円。桜の花がソースにトッピングされています。
お花のハーブティも楽しめてたいへんお得。おいしゅうございました。
あいにく桜の季節にはまだ早く、和歌山城のやや殺伐とした景観を見ながら。

2012年3月27日火曜日

そして見ました 井田照一 和歌山近代美術館(2)

同じ日、企画展として井田照一がありました。
ある程度まとまった量だと思いますが、網羅的なものだったのかはわかりません。
このひとは、紙を平面ではなく立体として捉え厚みや、裏表を使ったのが特徴。版画だけど彫刻みたいな捉え方だとおもいます。もっともそれが版画といえば版画ですが。
例えば紙の上に石をおいた跡、とか置いた見えるようなトリック、薄紙の両面に印刷する、というような技です。
写真は紙バックの両面に点線を印刷したもの。透けてます。それで特に視覚的に面白い効果があるわけではありません。
抽象でもきっちり丁寧に制作するひと。手技がきれいです。思いつきや奇をてらった作品ではありません。鑑賞できてよかった。

2012年3月26日月曜日

行ってきました 和歌山近代美術館

先日夜行バスなど使って和歌山市に行きました。お目当てはホックニーグリム童話版画展です。この童話の挿絵はホックニーが学生のころの作品だそうで、ページが折りたたみ式の本のようですが、実際に出版されたのかは分かりませんでした。もし売っていたとしても子供に読み聞かせるものとしてはかなり高価になってしまいますね。落書きも心配ですし。
他にも多くの版画作品と、おなじみのジョイントフォトが1点展示されており大変楽しく鑑賞しました。
私にとって、ホックニーは画家というよりもジョイントフォトの人なのですが初期の馴染みやすい作品から多く触れることができたのはファンとしてはうれしい機会です。ロンドンの展示も日本に来ればよいのですが。和歌山までなら行きたいですね。写真はグリム童話シリーズの一つでかくれんぼに勝ったらお姫様と結婚できる、負けたら八つ裂きにされるというお話。たまごの中に隠れますが見つかってしまいます。言われてみるとたまごの中に入っている様子で、よく出来ていますね。
お話がつかないと、膝を抱えて殻にこもっている少年にしか見えませんけど。

2012年3月25日日曜日

河野龍太郎ってだれですか?

日銀審議委員の改選で、商船三井出身の中村氏の後任に河野龍太郎氏が推薦されたそうな。
で、河野氏ってだれ?すぐ連想するのは自民党の河野太郎氏だったが当然別人です。
で、ニュースを調べますと、たぶんおなじみのアナリストさんのようです。

河野龍太郎氏推薦についてのロイターの報道
よくまとめてくださっていますが、下線の「財政赤字のファイナンスを可能にする」という意味が分かりませんでした。

これまでの積極的な金融緩和の継続によって「副作用がかなり大きくなっている」とも指摘。具体的には「ゼロ金利政策や国債購入政策の長期化・固定化が、銀行行動を通じ、財政赤字のスムーズなファイナンスを可能にすることで、間接的だが、金融政策もトレンド成長率の回復を阻害している可能性がある。
その上でトレンド成長率よりも高い成長を継続的に達成するには、「構造政策を進めることで、トレンド成長率そのものを高める以外に方法がない」とも断じ、構造改革による成長力強化の重要性を強調している。



疑問は疑問として置いておくとして、河野氏の考えをまとめると以下のとおりになりそうです。
1.現時点で既に金融緩和政策が経済成長を阻害している。
2.継続的な経済成長には構造改革しかない。


このひとは震災復興会議で復興増税を提唱した張本人だそうなので、基本的に財務省寄りの偽装財政再建論者の方と見受けられます。
一応インフレターゲットを導入したかと思わせ、同時にその政策に反対する論者を推薦する政府の経済政策での分裂ぶりには、景気回復は前途多難と予感させられます。
この支離滅裂な日銀人事にも反対ですが、各議員はこれに賛成したのか反対したのか選挙の際には明らかにしてもらいたいですね。事務所に電話で確認しますから。


ロイター記事では今回の人事を日銀寄り、政策の中立化を図っていると評価しています。しかしわたしには中立化の意味が分かりません。金融政策に右左の区別があるんでしょうか?日銀の中立性の意味について問い直す必要があると感じました。

2012年3月21日水曜日

見ました  ニーチェの馬

なぜこの映画のが「ニーチェの馬」なのかはよく分からない。
所々寝たので、枯れ井戸はどうなったのか、ラストまで気になって仕方が無い。
(知ってる人教えてください。)
もしこの映画の欠点を一つ挙げるなら、それは短すぎるということだと思う。
映画は短いほどよいと基本的は考えているが、これは2時間半で済ませられる映画ではない。
寝てたから、ではないよ!

2012年3月20日火曜日

ファーストインプ シグマDP2X (4)  ISO3200編

セントパトリック祭のパレード。
曇天でiso100では手ぶれ、被写体ぶれ著しく、しかし持参していませんでしたが三脚セットできる状況でもない。やはりある程度感度がよくないと使いづらいものですね。
というわけでiso3200の作例。
粒子状のノイズは気にならないのですが、カラーの縞しまがひどいですね。
こんなものでも写らないよりまし、という位置づけでしょうか?

フラッシュ焚けば良かったかな、と今思いました。

2012年3月19日月曜日

似非二大政党に意味無し

民主党が財政縮小&増税路線なら、本来自民党は景気回復による財政再建の論陣をはるべき。君子豹変しないとだめ。
それなのに、増税には賛成だが民主党にそれをいう資格が無いというような、反対にもならない反対のための反対に終始するのが今の自民党。昔の野党は無責任に反対していただけだったかも知れないが、いまの自民党は反対すらできていない。
なぜ国会が存在するのが疑問に感じます。

政治家は上っ面の主義主張にとらわれて、ものごとを公平、理性的に見ることができていないと思う。あげくにまじめに一生懸命やるから信じて下さいとドブ板選挙の延長戦。上っ面の主義主張だから自分でその内容を吟味することができない。だからいったん増税するべきと決めると生涯増税派になってしまい、そもそもなんのための増税か忘れて平気になってしまう。昔お前はああ言ったとか、居酒屋漫談レベルの議論で生活できるなんてうらやましいですね。(すみません、記憶で書いております。)

私は大げさな言葉で見栄をきるひとよりも、自分の言葉で丁寧に人の意見を求めることが出来て、分からないことは率直に分からないというひとのほうが政治家に向いていると思う。

というわけで?各政党は、次の選挙までに円高デフレ&増税派か、円安政策&景気・雇用回復派とでたもとを分かってほしい。そうしないと投票できません。


ファーストインプレション シグマDP2X (3) SDカード編

ファームアップは未だしていないので後ほど。

今回SDカードを改めて購入したのは、やはりそれなりのメモリーをおごってやって、その上でやっぱり遅い!と言いたいと思ったから。
で、迷った末に選んだのがサンディスクエクストリームプロ 90MB/Sである。
とりあえずハイエンドである。

で、試してみる。
シャッター切って、書き込みランプが消えるまでの時間を計ればよろしいか?
エクストリームプロ 90MB/S シグマDP2X 約5秒弱
というところ。
・・・30MB/Sで十分だったかな。

2012年3月18日日曜日

ファーストインプレッション シグマDP2X (2)ファームウエア1.01

いまファームウエア1.01。最新版は1.02なのでアップデートする必要がある。アップデートの内容をシグマのHPで見るとオートフォーカスの改良が上げられている。測距点を自由に動かすことができるという機能だ。
ところがこれは1.01でも実現されている機能だ。
はてはて、どうしたことか。

DP2Xのフォーカス操作は画面ボタン、フォーカスボタン、OKボタンの3つでモードを切り替えて行う。そんなに難しいことはないのだが迷路にはいると真っ暗な画面をフォーカスエリアが彷徨うままになってしまう。OKボタンで抜けられるのですが最初戸惑います。
このあたりが1.02で改善されているのでしょうか?
というわけで次回アップデート編。

ファーストインプレッション シグマDP2x (1)レンズキャップはつけられない

ぽちった翌日アマゾンからDP2xがやってきた。
おつかれさま、というわけでさっそくフィルターアダプタとSDカードをビッグカメラで買ってくる。
雨の中わざわざ出かけるのも楽しく完全に舞い上がっております。

本体にレンズフードアダプタ、レンズプロテクタ、レンズフードと取り付けたところでレンズキャップがつかないことが分かった。

フードとプロテクターを外さないとキャップがつかないのだ。フード用のキャップを付属させるべきではないでしょうかシグマさん!

写真はレンズフードを取り付けたところ。繰り出しているから長いのではなく、いつもこの形。
長過ぎで本体付属のポーチにも収まらない。
コンパクトなカメラを求めていたはずなのに・・・いきなり間違った方向に進んでいるような気がします。

2012年3月17日土曜日

おいしいコーヒーいただきました 藤沢 南蛮屋

あいにくの雨、春うらら桜のパウンドにつられて入店。
コーヒーをサービスしてくださった。
これが大変美味しい。久しぶりにちゃんとしたコーヒーを飲みました。
美味しいものをいただけるしあわせ。
ありがとうございます。
コーヒーはたぶん、キューバクリスタル。

2012年3月16日金曜日

吉本隆明さん逝去

今朝のニュースで吉本隆明の逝去を知った。
吉本さんの著作はあらかた処分していて、残っているのは「試行」数冊とその廃刊時に定期購読者向けに配本されたサイン本、西行論、マチウ書、カールマルクス、なぜかこんなものだ。
共同幻想論とかは先の引っ越しで売ってしまった。たしか350円。
私が吉本を読み始めたころ、彼はコムデギャルソンを着てみせ、当時の反原発運動を批判、あとアイドルは口の大きなのが好みとか言っていたな。(具体的には柏原よしえ)
別に他人と吉本論を語りたいとも聞きたいとも思わないが、私もこの人のせいで少々道を誤ったのは間違いない。
合掌。

アップルが生むデジカメの新しい体験

先日水族館での飲み会で、お目当ての魚と集合写真を撮るというイベントがありました。
そこで活躍したのがスマートフォン。皆さん当たり前のように写真を撮り始めます。
暗いところでフラッシュ無し。そんな悪条件でもとてもきれいに撮れる。
もうカールツアイスとかトライX?とか、そういうマニアックなこだわりは因果地平に飛んで行ってしまいそう。いまさらながらカルチャーショックでした。

撮ったらすぐ魚が写っているかチェック。ほらここ!と指で拡げて、確かに写ってますね!と実にスマートです。
コンデジのモニターでも拡大できますけど、ちょっと雰囲気が違いますね。
iPhoneはコダックのインスタントカメラ以来の発明だと思います。

そんなわけで、スマートフォンでなくなぜか新しいデジカメが欲しくなり、ついに本日新品のコンデジを購入に至りました。
新製品も出ており、さんざん悩みましたが選んだのはシグマDP2x。
デジカメとしてお手頃価格だったのと、初代より格段に進歩していたAFが好印象でした。
しかしコンデジのなかでも最もオールドファッションなカメラの一つを選んでしまい、スマートフォンへのあこがれはなんだったのかと。
展示品を拝見した義理でビッグカメラでアクセサリー一式と合わせて購入!のはずでしたが、本体品切れで仕切り直し。結局アマゾンで注文しました。

私の様な旧タイプはともかく、iPhoneを使う今時の皆さんがあえてデジカメを買うとしたらその動機は何なのでしょう。既存のカメラメーカーは写真の楽しみを十分提案してきたのかと疑問に感じます。電話では撮れないものがあるのはもちろんですが、撮影後のエコシステムからのアプローチが旧態依然ではないかと思いました。

マウス買いました

imac付属のマウスが断線してしまったので、翌日替わりのものを買い求めました。
あとで調べるとアマゾンのほうが安かったけど、マウスがないとパソコン操作できないので仕方ない。

近くにビッグカメラがあって助かりました。以前のような田舎住まいだったら少々こまったことになったと思う。
売り場を見て感じたのは、トラックボールの姿が消えたこと。まあマウスにホイールがついてますからね。

あれこれ見て、マウスならマイクロソフト!とブランド、見た目、お手頃価格の三点評価でモバイルマウス3500シリーズから選びました。
すぐに使えて大変満足。
この絵柄のデスクトップ画像をマイクロソフトのHPでダウンロードすることができます。これも気に入っています。

マイクロソフトのダウンロードHP

2012年3月14日水曜日

ホワイトビーチってどこよ

国会でひげの佐藤さん?が田中防衛相に質問したそうな。
普天間の移設先はホワイトビーチでだめなの?と。
大臣は、総合的に考えて県内移設がベスト!と答えたが、ホワイトビーチは沖縄県内ですけど!という顛末。

私が気になるのは、佐藤議員はなぜこの質問をしたのか?ということ。
3つ考えた。
1.佐藤議員はホワイトビーチに基地移転すべきと考えている。
2.佐藤議員はホワイトビーチ候補地の検討を通して、政府の基地問題へ姿勢を質したかった。
3.紋切り型の対応しかしない大臣に対し、どうせ勉強していないだろう、と引っ掛け問題。

たまに国会中継を見たこともあったが、質問と答弁を通して議論が深まるという劇的な経験は一度もない。
佐藤議員もたぶん受け狙い3番で質問したんだろう。実際その後はいつものコントになった。
だけど、国会のお笑いブームもおしまいにしてほしい。永田町の外ではまったく笑えない状況が広がっている。だけど議員先生にはその様子は全く見えていない。永田町の周りには無知のベールが取り巻いているかのようだ。民主主義を一からやり直すつもりなのだろうか?

2012年3月13日火曜日

鳩ぽっぽはミンシュの良心

鳩山元首相が増税反対に動き出したそうだ。
いろいろ言われるひとだが私はこのひとの功績は大きかったと思う。
あと今後の小沢さんにも期待。
たんに選挙を意識しているだけなのかも知れませんが、政権の最後まで責任をもって頑張ってほしい。
景気回復と若者の雇用の改善に向けて内閣のかじを切り直せたら、次の選挙もまだ可能性があるかも。
がんばれ〜

2012年3月12日月曜日

見ました road to nowhere

映画そのものはそれほど面白くはないのですが、実話とのことで、映画の様なほんとの話というところに感心しました。

邦題はなぜか「果てなき路」。が、内容はむしろ袋小路なバットエンド。
田舎で起きた年の差カップルの後追い自殺に取材し、その背後に保険金詐欺の企みがあった!というクライムサスペンス映画を撮影する監督とその女神的ヒロインのロマンス。ですが、このヒロインがじつはこの事件の真犯人で・・・という虚構が虚構を生むメタフィクションが、なんと事実により事実を描いたノンフィクションという、そこだけ面白い。
映画のカットが積み重なるうちに隠された真実が明るみになるようなスリルとサスペンスはとくにありません。

2012年3月11日日曜日

藤沢の牛乳安い

藤沢に越して来て気づいたのは、安い牛乳があるとということ。リッター148円。40年の牛乳歴でも最安だと思います。
町田の給食で提供されている牛乳にリッター6ベクレルのセシウムが検出されたとかで問題視している人がいます。それに対しメーカーでは、国の基準を下回っていれば安全でそれ以上の情報開示は必要ないと判断しているよう。
わたしもそれで問題ないと思います。
最近はお酒の替わりに、だいたい毎日1リットルくらいのペースで飲んでいます。
事故当初はもっと多くの食品が高濃度に汚染されると思っていたので、現状ほっとしています。それとも知らないところで多くの食品が廃棄されていたりするんでしょうか。

2012年3月10日土曜日

いきなりの洗礼

餃子サービス券もあったので、近所の床屋おすすめのラーメン店に入った。
そこでちいさな透き通った琥珀色のゴキブリと対面。
読んでいたメニューで、バン!バン!!と叩き落とす。
そのときはあまり気にせず、その後ラーメンもおいしく頂いた。
が、帰宅してから鞄、コートに乗って旅するゴキブリのイメージに取り憑かれダウナーな気分。
この部屋で繁殖するなよ〜。

飲食店にゴキブリはつきもので、初回で見つけたのは運が悪かった。
ラーメンはおいしかったがしばらく再訪は無理そう。

2012年3月6日火曜日

この予告編がすごい タルベーラ



馬がどうなったのかを探る「ニーチェの馬」。
ハンガリーの監督さん。
たまたま見つけたが、ぜひ見に行きたい、という備忘録。

2012年3月4日日曜日

ホックニー



たまたま見つけて喜んだ。
ロンドン、行ければよかったのだけど。
日本にこないかなあ。

2012年3月3日土曜日

スペインで大麻栽培

カタルーニャ地方のラスケラという人口900人程の村で、大麻の家庭栽培向けの農地開発を行うそうです。
彼の国では、売買は違法だが自分用に大麻を栽培するのは合法だそう。
ようするにセックスと同じ扱いということでしょうか。
医療大麻など、必要とする人が必ずしも自分で栽培できるとは限らないので、このあたりの運用は気になります。
何故特定の嗜好品に道徳的な規制が生じるのか?
たいへん奇異に感じますが、カミユの異邦人でも葬式の朝にコーヒーを飲んだことがとがめられていますし、一般的な現象なのでしょう。

日本では公共の場での飲酒にも寛容ですが、同じ感覚で大麻をたしなむのは問題があるように思います。
特定のお店で楽しむ、もっぱら寝室で使うなどのマナーを考えることが大切です。

エルピーダ破産に思う

枝野がエルピーダの破産を受けて、競争力の無い産業への支援はミスだったような発言。・・・悔しい〜!

半導体がだめなら、国内で成立する製造業はない!みんな円高が悪いんだ〜!

しかし仮に設備投資でガチンコ勝負しサムソンを蹴散らすことができたとしても、つねに飽和気味の市場で低い利益率に喘ぐはめになったのではないだろうか。

メインフレームからワークステーションへダウンサイジング化が進み、PCのコモディティ化して日本のコンピューターに存在感が失われたことが、デバイス分野での凋落の真因だと指摘するひともいて、これは当たっていると思う。

iphoneの安さをみるに、洗練されたサービスでマーケットを制圧しているからこそ他を圧倒する調達が可能になるのだと思う。
つねにあたらしい体験をアピールするアップルは、バブル時代に盛んに付加価値の追求をうたっていたが、結局高スペックの製品を高く売ろうとするだけだった日本のメーカーとは対照的だ。(まあ、たまたま今うまく行っているだけとも思います。10年前は潰れそうだったわけだし。)

最終サービスのエコシステムにまったく関与せず、下請けの部品屋に甘んじる気質が日本メーカーにはある。しかし優れた技術は優れたサービスに結びつかなければ、存続することはできない。






見ました 選挙

この映画、いまでもあちこちの小劇場で上映されているようですね。
先日ようやく見ましたが、政界にそのものにヤバい経済学で取り上げられていた相撲業界と同質の閉鎖性を感じました。
なんとなく義務だから投票するというのも良くない。
投票の時だけ政治を意識するのですが、それでは試験の当日に勉強するようなもの。選挙は結果をはかるもので、大切なのはそれまでの活動。
自分の選挙区にろくな候補者がいないのは、自分がろくな有権者ではないということだった。

2012年2月25日土曜日

伸び悩む音楽配信に

CD売り上げが右肩下がりのなか、期待の音楽配信事業もなかなか軌道に載らないみたい。
音楽配信で一曲づつ買うようになり、単価が下がったせいだそうです。
マーケットの中心は20代前後でしょうが、年をとると新譜に疎くなり、フジロックやサイトウキネンは話のネタになっても個々の盤については共通の話題にはなりにくい。

ダウンロードした曲は友人にシェアしてそれぞれ1回だけ無料で聞いてもらえるようにしてはいかがでしょう。音楽の話題が増えますよ。
またライブ当日の録音を来場者にだけ販売するなどプレミア感を演出する方法もあり。
山手線の各駅でだけダウンロードできるバージョンとか・・・邪道でしょうか。

みました ヤバい経済学

インセンティブにもいろいろあるそうで、金銭的なものから道徳的なものまで。
しかしそれでは要するに動機がインセンティブそのものということになり、同語反復では?とも思いました。
利己的な私欲と利他的な道徳を同列に扱う点が「ヤバい」と呼ばれる所以でしょうか。
なんでも金銭的インセンティブで説明してしまいがちですが、八百長にも同情心、武士の情けという道徳的インセンティブがあり動機は複合的です。
お金のためだけに行動するのは案外きついので、儲かるからという理由だけで八百長できるものではありません。そのあたりについてさまざまな証言を拾ってはいますが、思い返すともやもやします。
シンプルは考え方ですが、それで世界がシンプルになるわけではないなあと思いました。

2012年2月12日日曜日

上念先生、高橋良輔監督は清算主義者ですよ

たぶんチャンネルさくらじという番組で。
経済評論家の上念司先生が、高橋良輔監督から直々にボトムズのサイン入りプラモデルをもらったというエピソードを披露。
それはうらやましいのですが、ちょっとひっかかる点があります。

高橋監督が98年ころに手がけたガサラキというアニメがあります。
その最終回で黒幕の経団連会長?のおじいさんに「日本は成長の階段をいま堂々と下りる!」とか言わせて清貧の美学を説いています。
これは日銀政策を肯定する文化人の言い草そのもので、これをサブカルレベルで支えていたのは高橋監督ではなかったのかと思っています。
上念先生はこの件で一度高橋監督と対談されてはいかがでしょうか?

誰もが知っているけど誰にも言っては行けないことって

あずみん財相が為替介入のレートを国会答弁で話したことはきわめて異例と報道されてます。
しかし為替介入で円高が是正されるはずもなく、投じた資金はすべて無駄になることは分かっていたこと。いったいそれを隠蔽してどうするのか。

問題は無意味な介入そのものであって、3円上がって満足しましたというネタバラしではない。
質問した議員もどんな回答を期待していたのか疑問に思う。どうせルーチンで適当に振っただけなんだろうなあ。



サンデル先生の究極の選択について

サンデル先生の講義スタイルとして、選びづらい2択を設定してアンケートをとり(学生に質問を投げかけ)最後に、「人は〜と感じる傾向にある」とまとめることが多い。
これには率直いって、これが倫理の講義ですか?と疑問に思わざるをえない。
例えば線路の上の3人を助けるために跨線橋の上の太ったひと1人を突き落とすという問題。
このバリエーションで、太ったひとが、ゴリラだったら、愛犬だったら。結論として、動物を犠牲にするのは抵抗を感じない傾向にある・・・と。
(記憶で書いておりますのでいろんな人の議論が混ざっているかも。ぬれぎぬだったらすみません。)
このようなたとえは功利主義という立場を誤解させると思う。普通功利主義とは100円で1人救える方法と100人救える方法があるなら100人救える方を選択する、というような考え方をいう。ところがサンデル先生はこれを1人殺せば100人助かると読み替えるのだ。あたりまえだがこれは全く別のことで同列に考えることではない。
カント的に考えるなら、他人を道具として用いる時点でNG。理性の法則としてあり得ないのである。
列車クイズにもし倫理的な問いがあるとしたらそれは「私は自ら飛び込んで列車を止めるか?」という塩狩峠バージョンしかないだろう。
ところでサンデル先生は塩狩峠を知っているのだろうか。

読売の円高中国陰謀説について

読売新聞が円高の中国陰謀説を展開。
中国がドルを売って円を買い、それで日本企業の株式を買っているのだそう。
それで円高・・・になるのは何故なんでしょう。
円で株を買うなら円の流通量は変わらないように思います。中国人観光客がアキバで買い物するとやっぱり円高になるんですかね。
記事によるとたいへん信憑性が高いそうなのですが、私にはよく分かりませんでした。

シネコン衰退に思う

カラオケボックスのような形態で、見たいときに、見たい映画をおいしい食事やお酒をたのしみながら鑑賞できれるようになれば映画の楽しみも広がると思います。
2次会でカラオケに行くことはあっても映画に行くことはまずありません。また買い物帰りに映画館に寄るのもレアです。(荷物がじゃまになる。)
ようするに映画を見る時は映画中心に予定を組まなければならず、これが映画館からひとを遠ざけている要因です。
また既存シネコンスタイルでも、テーマパーク的な要素や、桟敷席的なちょい見できるスペースがあればぶらぶら回遊できて楽しいのではないかと思います。







2012年2月11日土曜日

フレッツの設定について

直接NTTのVH1003ESにつなぐ時は、Macのネット接続設定はPPPoEを使います。
デスクトップバーの<・・・>というアイコンで接続してからブラウザを開くという作法。

でも複数機器をつなぐためルーターを使いたい・・・
この場合の設定はPPPoEdではなくDHCP。(言葉の意味を分かっていないのですが。)
ルーターをつなげばいいのかと思っていたのですが、引っ越し前はCATVだったのでルーターの設定を変更する必要がありました。
(1)まず機器を正しくつなぎます。VH100(LAN)・・(WAN)BBR4HG・・(LAN)MAC
(2)MACのネット接続を自動に。
(3)それからルーター背面のリセットボタンで初期化。IPアドレス192.168.1.11でルーターにログイン。CATVの設定になっていたのでこれをフレッツに変更。
これで接続できました。
難しかったのはルーターをNTTの機械につないでから設定するということ。ここにたどり着くのがたいへんだった。

2012年2月7日火曜日

死について

生前祖母は、よく死ぬときはポックリいきたいと言っていた。
何年も入院してそのまま死ぬなんて心底嫌だったのではないか。
実際足腰は丈夫で、80歳をすぎても2キロくらいの散歩を日課にしていたように憶えている。老人ホームでも20歳くらい年下の人との付き合いが多くて同年代の年寄りと同じに扱われるのは却って疲れると言っていた。(記憶で書いております。)
そんな祖母だが心臓の病気で入院したときには、なんでこんなことになったのか、まだ死にたくないと言っていた。私も100まで生きるだろうと高をくくっていたので、92では早すぎる、心臓移植はできないのかと一瞬思った。

死は瞬間に訪れるようにイメージしがちだが、実際にはマラソンのようなもので、人生は自分の死をどのように受け入れるのかという問題を自分なりに消化することそのものとも言える。
足るを知り、感謝に満ち快活に生きた祖母も病に伏せてはもっと生きたいと願う。それが人間らしい姿だとも思う。

石原なにがしのエイリアン発言に

自民党幹事長の石原さんが病院で胃ろうの措置をうけている老人達を見てエイリアンのようだとしたそうだ。
医療の現場で患者の尊厳が奪われているように感じ、その哀しみを素直に表したのだろうと思う。人間の本来のあり方から疎外されてしまったありさまをエイリアンと表現したのは分からないでもない。
実際胃ろうするときに葛藤を感じない家族はいない。祖母がその措置をうけるときも叔父は食事の楽しみを奪っていいのか、と悩んだそうだ。
まあこの措置そのものは不可逆的なものではなく、回復すれば元の戻すはずだった。だから見た目は大げさだが、治療のプロセスである限り悲嘆するようなものではない。
残念ながら結局祖母は帰らぬ人となったが、退院して余生を家族と過ごしたひともいるだろう。患者さんを見て心配してくれている石原さんには、それぞれが精一杯自分の人生を生きていますよ、と諭してあげれば安心するのではないだろうか。