2012年12月24日月曜日

札幌の押し自転車社会実験の顛末は?

8月に実施された歩道での押し自転車歩行の社会実験の総括について、市役所にメールに問い合わせたことがある。返事はすぐ来て、特に発表すると決めていないが12月ころまでにまとめると思うとのこと。このことを思い出して、検索してみたがどうやらそれらしいものは発表されていない。
しかし10月に自転車走行帯を設定する社会実験なるものが行われており、これが8月の実験の事実上の総括にあたると思われる。より建設的な方向に進展しておりよいことだ。

8月の実験はさすがに不評だったようだが、一部で自転車も歩道を走行することを認められていることを強調する意見があったのが気になった。歩道は原則自転車で通行するところではない。しかし一部区間で自転車も通行を許されているところがある。それは標識で明示されているので、そこでは歩行者に気をつけて自転車も走行してよい。あくまで歩行者の安全が優先なので、車道が危ないから我が物顔で自転車が走ってよいということではない。
自転車が安心して走れるよう車道を整備するよう望むのはもちろんだが、現在この瞬間の状況に応じて、自転車乗りは歩行者に道を譲りつつ自分の安全を確保しながら走行しなければならないということを忘れないでほしい。

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