2011年7月31日日曜日

美味しいコーヒーのいれかた

ペーパーフィルターでコーヒーをいれる時の作法について。

コーヒー粉を漏斗に納めて平らにする。
この「平らにする」について、20年間わたしは手で揺すって平らにしていたが、これは間違い。

エスプレッソをいれるときのようにタンピングする。そうすると、同じ豆か?と驚く程美味しくなります。

粉を固めることによって、しっかり粉を蒸らすことができるのです。
味がはっきり変わりますのでお試し下さい。

くじらの刺身はうまいよ

渋谷にあるくじら料理やには結局一度も入らなかったが、長野県の農協ではくじらの刺身がふつうに売っていて、夕方半額350円で一皿買えたりする。
たまに食べるがこれがうまい。味は馬刺に似ていると思う。

NHKでくりかえし反捕鯨活動に揺れる太地町のドキュメンタリーを放送している。
3回くらい見たが、毎回追加編集しているのかな?と思うくらい発見がある。(ちゃんと見ていないとも言う。)

3度見て感じたのは、シーシェパードの人たちの太地町の人たちに対する差別感情だ。日本人をいわゆる土人扱いしてオルタナティブな文明人として理解することができていない。こういうのオリエンタリズムと言うのかな?

(3度目に)番組の最期で、クジラの死に顔をさらしものにしたくない、と漁師さんが言っていたのがよかった。そういう感情や死生観を一つずつ確認することで、いずれはっきりとシーシェパードのひとたちに対し、彼らにも見える真っ白で太い平行線を引くことができるようになるだろう。

「クジラは言葉と文化をもった知能の高い動物なんです!殺すのはかわいそう〜」と言われたら・・・
「なるほど!だからガイジンはミミズやカタツムリを食べるんですね〜」と、私なら答えたい。

2011年7月28日木曜日

子供手当論議やりなおせ

ラジオニュース(NHK)ねた。
子供手当の所得制限を、主たる稼ぎの手取り860万円で検討しているそうです。
世帯収入ではなく、主たる稼ぎ手の収入。その手取りが860万円なら、所得税、社会保険料を含んだ総支給額で1000万超ですね。全体の5%くらいでしょうか?
この実質増税の世帯は5%で適正なのか?
・・・さらに拡大するべきか?

そもそも子供手当はその引き換えに扶養控除の廃止、地方税のアップ、地方自治体の子育て補助の廃止があり、実際に恩恵を受けるのは、「納税できない程の低所得者」に限られます。

結局、世帯収入200〜300万円くらいの家庭で不安無く子供を育てられるようにするという狙いの政策で、それはいいことだと思いますが、たいていの子育て世帯に恩恵がないようでは羊頭狗肉というべきです。

そこまで低所得者にフォーカスするなら、年末調整で子供手当相当を給付すれば年末調整の計算ソフトを少々改修するだけで済みます。

子育てにお金のかかる時期には手厚く保護し、その後子供が巣立ったら負担を増やす、というのがあるべき姿です。(ライフサイクル全体での子育て費用の平準化)
またライフスタイルが多様化する中、独身貴族、DINKS、富裕老人への課税強化も検討するべきでしょう。(社会全体での次世代育成コスト負担の平準化)

すくなくとも財源を扶養控除の削減で確保してはいけません。
これでは朝三暮四にもなりません。

2011年7月26日火曜日

日本の食糧自給率問題について思う

NHKで、食糧自給率を上げようと放言番組。
アメリカの穀物戦略、世界的な食糧不足、価格の高騰で食糧自給率の向上の取り組みは必須だそうです。

しかし世界的な食糧不足に対応するには、日本の自給率を40%から50%に上げるのではなく、海外の後進国に投資し、地球レベルでの食糧生産力を高めるようにすべきです。

残念ながら日本の農業にいくら投資をしても世界の食糧問題を解決することはできません。深刻な食糧危機の備えとして、自給率50%目標が何の気休めになるのかまったく分かりませんので、そもそも政策目標として成立していないと思います。

2011年7月25日月曜日

復興債償還財源は寄付で

復興債の財源確保に5〜10年の増税を検討しているそうな。
実現したら景気低迷で第二、第三の補正増税が必要になりそう。

思いつきですが・・・
増税ではなく、寄付という形にして、寄付を税控除するという仕組みにできないでしょうか。

2011年7月23日土曜日

モンベル輪行シートウルトラライトの○と×

今まで北海道飛行機輪行のお伴だった輪行バック、モンベル輪行シートウルトラライト。

よいところ

1. コンパクトであまり荷物にならない
緩衝材などを使ったバックに比べて大変コンパクト。ほとんど風呂敷のようなものなので走行時のお荷物にならない。

2.飛行機輪行にも耐えた必要十分な耐久性
布一枚で自転車をくるむだけのシンプル仕様。でも自転車へのダメージはサイクルメーターのフロントフォークにつけるセンサーがもげたことが一度あっただけ。(それ以降メーターは使わないことにしたので、二度目はない!)
あとグリップのキャップがとれたりとか、バックからはみでたバーテープがえぐれたり。細かい傷もついたかもしれない。しかし走行不能のダメージは一度もありません。
航空会社の皆様、シートにエアキャップ巻いてくれたり手荷物と別に運んでくれたり、お気遣い下さいましてありがとうございました。

3.前輪をはずすだけで完了な簡単輪行仕様
袋が大きいのでこまかく分解しなくてもOK。あまりばらさないので運ぶのに楽。
分解された自転車はとにかく重く感じるから助かります。

やや不便なところ

1.ハンドル、シートピラーがはみ出る。
外せばいいのですが、それはたいへんなので。すっぽり覆えると宅急便でも運べたのに。

2.でかいので電車でじゃま。
満員電車で気が引けます。特急で置き場に困る。ローカル線でも乗降のじゃま。申し訳ありませんでした。

3.リムジンバスに載せてもらうのに気疲れ。
ハイシーズンだと、積めないかも!と言われます。実際人様のトランクをどかしてスペースを作ったり。なんとか載せていただいてありがとうございました。

4.今回自分のクルマのトランクに積もうとしたが入らない。
まあ、分割して飛行場で組んでから輪行袋に入れればいいのですが。

結局、シートやハンドルが包めるよう、もう少し大きいといいのですが、現状ややでかくてバスや電車で不便という結論。

というわけで、今年はウルトラライトは使わず、東急ハンズで10年以上前に買ったマッキンリーというオーソドックスな輪行バックに再登場願うことに。
最初に買った輪行バックです。
物持ちいいね!
採用の理由は
1.クルマのトランクに積める
2.輪行時、そこそこの大きさで電車に載せやすい(気分的に)
かな。

2011年7月22日金曜日

水無神社のみこしまくり?


厳重な警護の中、神輿に土下座する氏子?
みこしまくりというのが何なのかよく分からないが、みこしまくりというものがあるらしい。
今日は神社のお祭りで、しかしその境内に出店が並ぶというような慎ましいものではなく、町中に荒縄と水引?で結界を張り廻らし、その全長はおそらく数十キロメートルにも及ぶだろう、その神聖空間を神輿が練り歩くという壮大なハレの日だ。
夜は花火で夏が来たな〜と和んだ。

お世話をされた皆さんおつかれさまでした。

2011年7月21日木曜日

国会中継見ました

NHKネタ。テレビッ子です。
参院の補正予算審議?だそうですが、予算についての質問は全くありません。
では何をしているのか?つらつら思い起こしたが、長くなったので削除。
今上天皇は何代目の天皇ですか?というクイズもありました。(正解?第150代)


さて午前中に、領収書見せてくださいの質問があり、会議がそうそうに中断した。

外国人からの政治献金は現在違法とされている。お金は返金したと説明する総理に、じゃあ領収書みせろよ、とゴネているのだ。

・・・ごねる、とはネゴシエート→ネゴする→(ひっくり返して)ごねる、となったのだろうか?いま気になった。

外国人からの政治献金は、だれからいくらもらったのかはっきりさせれば十分だろう。
国政を預かるものが外国からお金をもらうのはけしからんという人がいる。
しかしそれはハーフに選挙権を与えるな、半分外国人なのだから国益を損なう、というようなものである。

 


2011年7月19日火曜日

TPPについてどう思う

すっかり忘れ去られた平成の開国論議。いまTPPに加入?しなければ大変なことになる!と脅すひともいるが、一方でなんのメリットもない、参加する必要なし!と断ずるひともいる。
私が思うのは、自由貿易には激しい痛みが伴う、ということ。
競争に負けて仕事を失えば、まず浮かばれない。
しかし数十年後には、あらたな産業で自分の才能を花開かせる孫の姿見ることができるかもしれない。未来(の世代)を信じて頑張ろう!
・・・これが自由貿易のイデオロギーである。
要するに損得以前の信念が自由貿易であり、個人的にはその信者であるが、率直にいえば痛み止めの薬が欲しい。
産業の新陳代謝を阻害せず、失業の痛みを和らげるいい方法があればいいのですけど。

というわけで、信念のレベルでは賛成ですが、今はまだすこし怖いので、TPPについては前向きに検討いたします、という答弁になりそう。




2011年7月17日日曜日

過去を書き換える政府

放射性物質に汚染された稲わらを家畜に給餌していた農家について、枝野さんはそんなことがないよう周知していたと認識してたとか。

農林水産省は事故発生からそうそうに、麦わらについては指導していたが、稲わらについては盲点だったと説明。

ところで、6月6日の農林水産省の『原発事故の影響下での農作物の作付に関するQ&A』を読むとこんなふう。




Q 麦類を収穫した後に、わらを飼料として利用してもよいですか。 
1 わらを飼料として給与することについては、粗飼料中の暫定許容値 
を目安に利用が可能かどうか判断をする必要があります。 
2 大気中の放射線の量が通常より高いレベルで検出された地域につい 
ては、各県が粗飼料中の放射性物質の濃度を調査し、その結果を踏ま 
え飼料利用の指導を行っており、麦わらについても今後具体的な指導 
を行うこととしていますので、それまでの間は家畜への給与を控えて 
ください。


ここでは、大気中の放射線の量が通常より高い地域に、とあります。
はたして事故発生から1週間、空間線量が高い地域とはどこを指していたのでしょうか。


これは事実を隠蔽し、情報を操作して国民を安全に誘導しようという政府の基本方針が招いた事故です。
事故対応のうそ、でたらめを認めず、これを農水省の「盲点だった」で済ませようとする政府はいま、モラルハザードに陥っています。

2011年7月16日土曜日

復興税に提案

NHKネタ。テレビばかり見てますね。
さて、復興財源として期間限定で法人税の増税など検討されているそうである。

・・・止めてくれ!

震災復興のキモはスピードで、早ければ早い程最終的に税負担は下がるはず。
東北経済が復活すれば、ガンガン稼いで税収に貢献します。今のままならずーとマイナスです。
復興財源なんてあとで考えればいいことではないでしょうか?


それでも増税したい政治家の皆さんに提案したい。

議員税。

当選の度に資産に課税。税率は法人税と同率でいかがでしょうか。

財源としては微々たるものでしょうが、痛みを分かち合うポーズとして有効です。

2011年7月15日金曜日

好きな食べもの2

以前好きな食べ物を、「あまり美味しくないと分かっていてもついつい買ってしまうもの」、と定義しその例として「ぎょうざ」を挙げた。

その第二弾。
もうひとつの好きな食べ物として、「手間ひまかかってめんどくさいが、ときどき頑張って作るもの」を挙げたい。

それは・・・、「根を切ったもやしの炒め」


一本づつもやしの根をとるのは、はっきり言ってかなり面倒。30分コースである。

あえて作るときに自分に言い聞かせるのは、

「これは宮廷料理だ。これは宮廷料理だ。もやしは一袋70円だけど(大豆もやしの場合)、一本一本丁寧に根をとればこれは宮廷料理なんだ〜。」


これを作業が終わるまで反復している。



おもしろがってむしりはじめるのはいいが、生来飽きっぽいのでこの時間はちょっとした拷問である。

家賃更新料より敷金、原状回復の性格をはっきりさせろよ

最高裁の判決で、家賃の更新料は非常識に高額でなければ合法、とのこと。
町田では2年毎半月分だったような。金額も地域によって違いますね。
更新料は仲介不動産屋さんの取り分なのか、大家さんの収入なのか?
契約事務手数料が家賃1ヶ月分というのは高額だと思いますし、家賃支出は均等であるほうが望ましいように思います。賃料を構成する内容としては意味不明であることには変わりはないので、廃止するか名目をはっきりさせるかするべきだと思います。

ところで更新料より分かりやすくして欲しいのが、敷金と原状回復費用です。
ときどきリフォームして返せとおっしゃる?と疑問に思うほど退去時に請求してくる業者がいますよね?
長く使っていれば古くなるのは当たり前。それは大家さんの負担する部分のはず。
また、まだ十分使えるのに大家さんの趣味で新品にしたいから直せと言われても困ります。
退去時の費用負担を、契約時に分かりやすく説明して欲しい。
1年で退去したら返礼0円、2年なら2割戻る、とか。

プログレ インプレッション エンジンオイル編2

トヨタのお店でエンジンオイルを換えたら燃費が2割も向上した!と喜んだが、
3000kmほど走ったところで神通力が切れ始めた。
燃費が1割ダウン・・・
やはりエンジンオイルは5000kmが換え時で、その頃には燃費も元に戻っているのだろうか。
エンジンオイルは1年くらい換えなくてもいい、と言うひともいる。
しかしプログレに関してはかなりオイルを酷使するということだろう。

2011年7月9日土曜日

道徳的な正しさで相手を責める

最近道徳的な正しさで相手を責めるというプレイに関心があり、何かいい本は無いかなあ、と探した。

ホーソンの『緋文字』、映画ならピーターフォークが粗野な旦那を演じる『こわれゆく女』のイメージだ。
これのロジックや説話のディテールを知りたいと思ったのだ。

すると、『アメリカ19世紀の少年少女のためのコンダクトブック』という、たぶんずばり!の本があった。
しかし!5巻本で12万円、しかも英語である。・・・しょんぼり。
ただ、編者の野々村敏子先生が『人間形成の基礎と展開』という本で1章、関連ありそうなことを書いているようなので、そのうち入手して読んでみたい。

海江田万里とVフォーバンデット


原発再開を訴えたときの海江田大臣。
このときの顔がいかにも善人ですばらしい。
この顔を信じてください、と言わんばかりである。

で、思い出したのがこれ。
しかし、まだこの映画は見ていないのだ。
ブラックスワンで主演したナタリーポートマンも出ているようなので、さっさと見てみたい。

NHKの原発討論番組見てます。

いまNHKを見ながら。
あれこれテレビ風の討論をしていましたが、結局、建設的な議論をしようにもオーソライズされたデータがないから何も出来ない、という中締めに。
NHKの怠慢があぶり出されたように思いました。

せめて、せっかくTV会議で復興大臣が参加してくれているのだから、その場で国民的議論を深めるために必要なデータを早急に整備、公開すると約束させればよかったのに。

2011年7月3日日曜日

CD温故知新 レッドツエッペリン1


この飛行船、ツエッペリン号ではなくヒンデンブルグ号だそうで。

水素やヘリウムガスを使って機体を浮遊させる仕組みは鉄のかたまりを飛ばす飛行機より理にかなっているように見える。
しかし実際には飛行船は事故続きで廃れたそうな。
見た目と実際の安全性は必ずしも一致しない。
原発ビジネスも一見ハイリスクノーリターンに見えるが、実際には安全、・・・だったらいいんだけど。

ツエッペリンのファーストアルバムは曲、演奏は素晴らしいし、ハードロックの父でありながらその後のハードロックの系譜から見ると異端とも感じるほど世界の広がりを感じさせる。
ただ、録音はむかしのジャズのようにパートごとに左右完全分離の風情で、今となっては違和感を感じる。
オーディオ的にはつまらんかもね。

個人的には3枚目のアルバムが今は気に入っている。