2016年10月26日水曜日

しぶししの囚われうなぎU子さんを頂きました。

ゆかりご飯と相性抜群です。
志布志市のふるさと納税で頂きました。
いままで食べたパックうなぎの中で一番美味い。これは現地で食べなければ!とお店を検索したのですが、とくにどこが評判がいいとかいうのは無いみたい。
これくらい美味しければ年に一回食べたいと思いますね。
うなぎの稚魚も取引禁止になるかもですが、大事に育てて美味しく頂きたい。スーパーで売られる美味しくないうなぎはもう止めにして。美味しくないうなぎなんて資源の無駄です。
ごちそうさまでした。

2016年10月24日月曜日

1887年のゴッホの自画像

日ゴッホとゴーギャン展に行きました。展示作品はあまり多くなく、疲れなくていい感じ。(物足りないとも言う。)
1986年の自画像
少ないなかでも1886年と1887年のゴッホの自画像を並べた展示が印象深い。
1887年はゴッホがゴーギャンと出会った年で、自画像からもゴッホの作風が一変し、私たちの知るゴッホが誕生した瞬間であると実感した。
ミレーに代表されるブランドル派の末席を汚したにすぎない二流の画家がある日ゴッホへと生まれ変わった訳を、ゴーギャンの影響に求めてよいのかは分からない。
お互いの絵はかなり違うので絵画論のようなものを交わしていたとしたらどんなやり取りだったのか、滑稽な場面を空想してしまう。
というわけで、今回ほど制作年に注目して鑑賞した美術展はなかった。といってもゴッホはその後数年でピストル自殺してしまうので制作期間は驚く程短い。チェーホフの「かもめ」を連想した。

2016年10月18日火曜日

嵐山をプリズマ

 少々日にちが経っていますが、初めて嵐山に行きまして楽しく過ごしました。
美味しいパン屋もあり、怪しいギャラリーもあり、ちみもうりょうのばっこする素敵なエリアです。ポケモンGOのオリエンテーリングがあるようで親子連れで楽しく散策されていました。
プリズマはエフェクトが入れ替わるようでお気に入りが無くなったり、無料なので仕方ないですが少々残念。

2016年10月17日月曜日

イプセンのゴースト・コンポジションを見て来て

イプセンは読んだことが無く、テレビで人形の家のあらすじ紹介とエスターカーンと言う映画の劇中劇でヘッダガブラのラストシーンを見たことがあるだけ。
というわけで興味深く見てきました。
ストーリーは、出戻りニートが幽霊を見て発狂する、と言う感じ。その幽霊は観客には見えず、ネジのひねりを連想させる作りです。

ざっくりメモると
1.出戻りニートは母親に教え込まれた早世した理想の父像と自分自身とのギャップに悩んでいる。優生学にハマった医者からはお前の父親はかなりのろくでなしのはずと指摘され、猛烈に反論したことがある。
2.立派なはずの父親は実務的には無能で、家業の経営は奥さんが仕切っていた。ある日その旦那と幼い頃から家族のように養ってきた若い使用人との浮気の現場を目撃し奥さんは家出をしたことがある。
3.ショックのあまり奥さんは神父の家に駆け込み別れたいと相談するが、説得されて帰宅。現在に至る。このとき出戻りニートを身籠っている印象だがお互いに認めない。
4.出戻りニートは幼なじみの若い使用人と結婚するつもりだったが、若い使用人は新天地を求めて家を出る。おしまい。

というわけで個人のアイデンティティの崩壊をスリリングに描く傑作だったかもしれない。愛知県芸術劇場にて。

なおあまりこういう芝居を見慣れていないお客さんからは、なんで倒れている人がしゃべるんだ?などと全体的に疑問が多かったようです。(残念ながら私にはその倒れている場面の記憶がない。)
初めて見たイプセンでしたが、サスペンス仕立てで深いテーマを提示できる可能性を感じました。

2016年10月11日火曜日

山梨のミレー美術館に行ってきました。

 山梨県立美術館は大変気に入りました。
ミレーは案外控えめなコレクションで、初期のゴッホを思わせる作風と感じました。つまりあまり好きではないのですが、農村を主題に伝統的な宗教画を思わせる手法を適用したところにメッセージ性があるように思いました。
黒く塗りこめられた種をまく人の図に強烈なアジテーションを読み取り非難したという事件が紹介されていたのも興味深い。
印象派が野外を明るく光に満ちた世界として捉えたのに対し、物質の塊として、光りよりもそのコントラストの影を主題にしたのも古いと言えば古いのですが、個性だと思いました。