2012年3月12日月曜日

見ました road to nowhere

映画そのものはそれほど面白くはないのですが、実話とのことで、映画の様なほんとの話というところに感心しました。

邦題はなぜか「果てなき路」。が、内容はむしろ袋小路なバットエンド。
田舎で起きた年の差カップルの後追い自殺に取材し、その背後に保険金詐欺の企みがあった!というクライムサスペンス映画を撮影する監督とその女神的ヒロインのロマンス。ですが、このヒロインがじつはこの事件の真犯人で・・・という虚構が虚構を生むメタフィクションが、なんと事実により事実を描いたノンフィクションという、そこだけ面白い。
映画のカットが積み重なるうちに隠された真実が明るみになるようなスリルとサスペンスはとくにありません。

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