2012年3月16日金曜日

アップルが生むデジカメの新しい体験

先日水族館での飲み会で、お目当ての魚と集合写真を撮るというイベントがありました。
そこで活躍したのがスマートフォン。皆さん当たり前のように写真を撮り始めます。
暗いところでフラッシュ無し。そんな悪条件でもとてもきれいに撮れる。
もうカールツアイスとかトライX?とか、そういうマニアックなこだわりは因果地平に飛んで行ってしまいそう。いまさらながらカルチャーショックでした。

撮ったらすぐ魚が写っているかチェック。ほらここ!と指で拡げて、確かに写ってますね!と実にスマートです。
コンデジのモニターでも拡大できますけど、ちょっと雰囲気が違いますね。
iPhoneはコダックのインスタントカメラ以来の発明だと思います。

そんなわけで、スマートフォンでなくなぜか新しいデジカメが欲しくなり、ついに本日新品のコンデジを購入に至りました。
新製品も出ており、さんざん悩みましたが選んだのはシグマDP2x。
デジカメとしてお手頃価格だったのと、初代より格段に進歩していたAFが好印象でした。
しかしコンデジのなかでも最もオールドファッションなカメラの一つを選んでしまい、スマートフォンへのあこがれはなんだったのかと。
展示品を拝見した義理でビッグカメラでアクセサリー一式と合わせて購入!のはずでしたが、本体品切れで仕切り直し。結局アマゾンで注文しました。

私の様な旧タイプはともかく、iPhoneを使う今時の皆さんがあえてデジカメを買うとしたらその動機は何なのでしょう。既存のカメラメーカーは写真の楽しみを十分提案してきたのかと疑問に感じます。電話では撮れないものがあるのはもちろんですが、撮影後のエコシステムからのアプローチが旧態依然ではないかと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿