先日夜行バスなど使って和歌山市に行きました。お目当てはホックニーグリム童話版画展です。この童話の挿絵はホックニーが学生のころの作品だそうで、ページが折りたたみ式の本のようですが、実際に出版されたのかは分かりませんでした。もし売っていたとしても子供に読み聞かせるものとしてはかなり高価になってしまいますね。落書きも心配ですし。
他にも多くの版画作品と、おなじみのジョイントフォトが1点展示されており大変楽しく鑑賞しました。
私にとって、ホックニーは画家というよりもジョイントフォトの人なのですが初期の馴染みやすい作品から多く触れることができたのはファンとしてはうれしい機会です。ロンドンの展示も日本に来ればよいのですが。和歌山までなら行きたいですね。写真はグリム童話シリーズの一つでかくれんぼに勝ったらお姫様と結婚できる、負けたら八つ裂きにされるというお話。たまごの中に隠れますが見つかってしまいます。言われてみるとたまごの中に入っている様子で、よく出来ていますね。
お話がつかないと、膝を抱えて殻にこもっている少年にしか見えませんけど。
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