2012年9月23日日曜日

読みました 知られざる大英博物館 古代ギリシャ

巻末に収録されている国立西洋美術館長の「ギリシャ美術の普遍性と特異性」が一番充実しているが、図版もなく不親切。
池澤夏樹のエッセイはさすがに読ませるがうらやましいだけ。
極彩色のギリシャ彫刻というイメージはまあ普通に面白い。本文はテレビドキュメンタリーの語り口なのだろうが、あまり練れていない。書き言葉としては違和感がありました。例えば、最期のページ、20年後には彩色の全貌があきらかになるだろう、20年なら待てる! というような文だがなぜ20年?と少し戸惑った。いちいちそんな感じ。

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