名作の続編、というかカラマーゾフ事件の10数年後を舞台としたスピンオフ。同人誌みたいですな。
名作の続編で正攻法なのは、続明暗。これはふつうに傑作。
三人姉妹を追放されたトゥーゼンバフの作者は時効警察の課長さん。これはポストモダン風でかっこいい。
セルバンテス本人による続トン・キホーテ、というのもある。しかもこの続編の前に他の作者の偽ドン・キホーテがあり、続編では偽ドン・キホーテと本物が決闘する・・・あれっ高橋源一郎の小説だったか?
で、『カラマーゾフの妹』はあまり妹は関係ない。ウイリアムギブスンのスチームパンクとピンチョンのロケット小説を思い出し、すこしなつかしい。
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