2012年5月12日土曜日

見ました ミッション8ミニッツ

傑作ではありませんが、この映画は好きですね。
「エターナルサンシャイン」と「恋はデジャブ」と「冬物語」を足して15倍に薄めた感じ。
主人公は、8分間の人生最後の瞬間(しかも他人の)を無限に反復する中で、新しい恋を得、父と和解し、そしてテロリストをやっつけます。

絶望的な人生に必要なものは愛とユーモア。無数にある宇宙のどれかで僕らはきっと幸せに暮らしている。そう考えるとせつなく、ほろっと泣かされます。
何時か何処かで誰かの私は、きっとすべてうまく行く。せめてそう言ってもらいたいというハッピーエンドはなかなかビターですが。

この作品はSFサスペンス仕立てですが、恋のミッション8ミニッツ、あなたは8分間であの美女を口説けますか?と読み替えると毎日の通勤電車が一つの宇宙に変わりますね。そんな年頃もあったかなあ、と思い返しました。

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