視点をクリアにする情報誌、だそうですが。
今月のかやのとしひと、金融緩和が市場に与える逆説。
デフレの原因は資源高に起因する賃下げ、海外との低価格競争、人口減による国内市場の縮小などの複合要因だそうです。安易な金融緩和は実体経済に回るよりも投機市場に流れ資源バブルを呼ぶと警鐘。
そうなんですか・・・
低価格競争も人口減もデフレと関係ないように思うのですが。
賃下げと資源高騰の関係も疑問。
さりとてご紹介の「日本経済の奇妙な常識」を読む気にもなれず。
自分の頭がクリアでない、ということがよく分かりました。
ところでこの論考での構造改革は以下のようになりそうです。
1.安価で安定供給可能な化石燃料の開発
2.新興国と競合しない分野への産業シフト
3.人口増化
もちろん普通に考えれば、デフレにより企業投資が冷え込んでいることがこのような構造改革の足かせになっているのであって、そのためにはまず金融緩和によるデフレからの脱却が必要なのです。そしてもしそれで実態経済が改善されないようならなにか規制緩和が必要、と考えるべき。もしかすると、かやの氏の構造改革論はその規制緩和を考えるうえで有用かもしれません。
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