2012年11月2日金曜日

沖縄 米兵の暴行に抗して

酔った米兵が未明に中学生を殴って怪我させた、という報道に、最初はなんでそんな時間に中学生がうろついているのか、といぶかしんだが、飲み屋の二階の居室に上がり込んで寝ていたところを起して殴ったと。
おそらく飲み代を踏み倒し、住居に踏み入り、無抵抗な子供を殴ったということで窃盗、暴行、住居不法侵入の三点セットです。
道ばたで酔っぱらいに絡んだのとはわけが違う。と、頭に血が上りました。

幼い頃父に連れられて見た『ガンジー』という映画を思い出します。
イギリスの占領に苦しめられていたインドで、ガンジーは「非暴力、不服従」を掲げて戦います。非暴力というと平和主義的な印象を持たれるかもしれませんが、映画で描かれたデモ行進は苛烈で、明確に反抗的、こぶしは挙げないけど、近づいたら踏み殺すぞ!というくらい怖いものでした。

沖縄経済は基地なくして成り立たない、この事実が県民の抗議の声をトーンダウンさせていると思います。しかしガンジーがイギリス製品の不買運動をして自分で綿糸を紡いだように、どうせ何も出来ないとタカをくくっている敵に一泡ふかせなくてどうしましょう。例えば米兵は商店街に入れない、さらに24時間基地から外出させない、というアピールで日本人の怒りを分かりやすく伝えるのです。
そして自衛隊を誘致して、基地の無い街ではなく「米兵のいない街」で沖縄県民はとりあえず共闘するときだと思います。

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