2010年3月30日火曜日

ゆとり教育におもう

小学校の教科書が分厚くなりますとのことで、30年かけて取り組んで来たゆとり教育に終止符が打たれたそうな。

ひとつのことを時間をかけてゆっくり納得できるまで教えてくれるのがゆとり教育だと思うのですが、画一的で統制のとれた一斉授業を40人の子供に施そうとすれば、出来ることは限られたのでしょうね。

それでも総合学習はなかなか面白そうで、最近でも中学生が会社に電話をかけて来たりします。こういうことは自分はしようとしなかったので、すばらしいと思います。

教える量が増えてたいへんとの声もあるようですが、適当に端折ってしまえばよいでしょう。
がんばれ〜


2010年3月29日月曜日

連続テレビ小説 ウェルかめ視聴率が最低だったこと


よくよく考えるとテレビ小説という名前がすごいですね。
・・・すでに小説じゃないし。
最近流行?の携帯小説はまだ小説の名残がありますよね。

まあ、夜のニュース解説と対比して時事問題や社会風俗を軽いタッチで論じますという意味での小説、エセーということでしょう。
テーマは女性の生き方、幸せについて、ですしね。

というわけで、わたしが今回はまりました、「ウェルかめ」月に1〜2回は見ていた、多いときには週に1回は見ていたのに、平均視聴率が関東地区13.5%(ちなみに関西地区はもっと低い!四国、徳島の視聴率を公開しろ!)と過去最低の有終の美を飾ったそうな。

・・・面白いかどうか以前に、時間帯の問題でしょう。わたしはもっぱら土曜日だけでしたし。
6時15分開始ならもっと多くの人が見られると思います。
でもその時間帯は普通のニュースの方がいいですね。


コーヒー豆の商標登録

エチオピア政府が日本で、シダモとイルガチェフの商標登録を申請して受理されたそうな。
いわゆるモカと総称されていたもので、モカシダモと表記されていることもある。
イルガチェフというのは知らなかったが、ドトールで売っていたそうだ。
名前の響きが強そうなモビルスーツみたいでかっこいい。

コーヒーを主力産業としてきた開発途上国も経済発展とともに商品作物の高付加価値かに取り組んで行くと思います。ブランド化も大切な手法の一つだと思いますし、今後ブラジルなども追従していくのではないでしょうか。

ところで2年程前からエチオピアモカは残留農薬問題で国内輸入禁止となっています。(どうも輸出用の麻袋が原因のようですが)
日本の基準は世界一厳しいようなので輸入できないのは日本の問題なのでしょう。
もうすぐ流通しなくなるなら、日本で商標とっても意味ないですね!

2010年3月28日日曜日

来た!ザ・コーブ効果


26日に「ザ・コーブ」に出演した女優ヘイデン・パネッティーアさんが、映画の舞台となった和歌山県太地町を訪問、町の観光大使に名乗りを上げてくれたそうな。
あいにく、突然の訪問で役所も対応できなかったようですが、新入社員に観光案内でもさせればよかったのにね。
くじら博物館や、生マグロ水揚げ日本一の勝浦漁業魚市場を見てもらいたいし、それに手元の紀州浪漫2009年冬号によれば、「いろんな鯨のハーモニー 鯨づくし料理」というツアーもあるじゃないですか。
ぜひ鯨料理に挑戦させて欲しかったですね!
あいにくお目当てのイルカ漁は季節外れで見られなかったと思うけど、9月上旬にもう一度来て!その時はいっしょに船に乗せてもらえるかも〜。

ブラボー待ち


まじめなひとは、クラシックのコンサートで、拍手をするのはマナーみたいな雰囲気があるのはおかしいという。
しかし、ブラボーがないと、コンサートは終わらないと今日実感した。
開演前、会場の注意で、「早すぎる拍手は他のお客様のご迷惑となります」との案内があった。
これが牽制となったのか、また今日の演目はブルックナーの7番。・・・これで終わりですか?と聞きたくなる曲であることには間違いない。思えばこれが予兆である。

しかも、時計をみると演奏開始から1時間30分ほど。テンポが遅いとは感じなかったが、手元のチラシによると、普通は70分くらいだそうだからすこし長い。といっても、ゆったりしたブルックナーは珍しくない。チェリビダッケのような犯罪的な響きの遅延のようなものは感じなかった。

もともと構成がはっきりせず、ところどころいきなり盛り上がったりするブルックナー。フィナーレの際にも、まだまだ続くのでは?という期待感があってもなんらおかしくない。
意味は違うが「ブルックナーは終わりから始まる」と言われるくらいだ。

・・・というわけで、本当のフィナーレ、指揮者ティーレマンが決めのポーズをとる。すうっと音が消える。この消える音が面白い。わっーと鳴っていたオーケストラがすーっと音を消す、その最後の音を意識したのはこれが初めてだ。

そして、静寂が会場を支配する。
1、2、3秒経過。彼は微動だにしない。花笠音頭で両手を前に突き出すポーズのままだ。
5秒、6秒7、8秒。彼の心の声が聞こえる。「さあ!はやく!拍手!して!くれ!よ〜」
9、10秒、11秒。まばらな拍手のあと、割れんばかりの拍手とブラボーの歓声がこだました。
彼は満足そうに観客席に振り返り会釈をした。

私、今回は演奏中の指揮者の顔がよく見える席だったので、ほんとうに面白かったです。

お詫び

本日、某コンサート会場にて終始、iPodをつけっぱなしで、なんだかどっかから聞こえてくるなあ、と思ったのは私のせいでした。
申し訳ございません。

2010年3月26日金曜日

気になる高機能シューズ











左回りに強い、アキレスの「瞬足」が好調と教えてもらった。
小学生に大人気らしいですね。
私が先生なら、今年の運動会は右回りと、直線ダッシュ10本にします!と言いますけど。

さて、シューズに特殊な機能を持たせたものはいろいろあります。
ドクター中松 ホッピングシューズは20年くらい前、銀座4丁目の歩行者天国で見かけました。(あのときはびっくりしたわ。)

アシックスのシェイプアップシューズも登場して10年くらい?平地でも坂道を上っているような効果がある。これで坂道を歩いたらどんなでしょうか。

最近見つけたのが、マサイ族の歩き方からヒントを得た、MBTアンチシュー。歩き方にこつがいるそうです。


2010年3月25日木曜日

郵便料金について思う


郵政事業の公営化に向けて舵が切られてるようですが、全国一律の郵便料金体系を維持するために、金融事業を拡大して赤字補填しようという構想に疑問を呈します。

これは、使わない空港を量産して航空会社をひとつ潰したのと同じことをやろうとしているわけで、決して持続可能なスキームではありません。

また郵便事業は電話やインターネット、宅配便の普及により公益性を著しく低下させつつあります。
宅配便もない地方の集落で郵便事業が成り立たず、公共の福祉に問題が生じるなら個別に補償すればよいのです。

なんだか郵便局を金の成る木と思っている人がいるようですが、大きな間違いだと思います。
http://www.kamei-shizuka.net/


インドで遺伝子組み換え茄子の商品化差し止め


ルモンドディプロマティークの配信によると、昨年認可されていた遺伝子組み換え茄子の商品化が世論の反対で、今年2月にとりあえず差し止めとなったそうな。

このGM茄子はインドのマヒコ社がモンサントと共同開発したもの。
害虫に強く、農薬の使用量を大幅に減らせるうえ収量も2倍で生産性は抜群だ。
人口増と食糧難のインドにとって生産性の高い野菜の育種は絶対必要なはず。
しかし遺伝子組み換え技術に対する不信感は根強いようだ。

アメリカは2005年に米印農業知識イニシアティブを取り交わし、GM作物のインドでの普及を目指している。遺伝子組み換え作物の普及で農業生産性が上がれば食糧問題は解決し、同時にアメリカに莫大な農業市場が開かれるという図式だ。

しかし2008年に国連機関?は「開発のための農業に関する知識・科学・技術に対する国際的検証」というレポートを提出し、これまでの大規模農業経営が環境に大きな負荷をかけていること、貧困問題を解決できていないこと、遺伝子組み換え作物については慎重に評価すべきであることを指摘している。

そんなこんなで遺伝子組み換え作物の普及は一筋縄ではいかないようだ。

写真はマヒコ社の社長令嬢とGM茄子。

食の安全神話

漠然と日本の食べ物は安全だ思っていないか?

イルカの肉は有機水銀で汚染されているからわざわざ食べることはない、と反捕鯨派のひとは言うが、あまり気にすると食べるものが無くなってしまうのだ。

ちなみに妊婦がバンドウイルカを食すのは2ヶ月に1度にしろというのが厚生労働省の指針だ。昔の文書だが他には、マグロは週に1度、キンメダイが週に2度までとされている。
多分、妊婦なら魚は週に2回くらいにしておけということだろう。私の大好きなイカも例外ではないはず。

日本人のソウルフードであるお米もカドミウム汚染という十字架を背負っている。
これは日本の土壌にもともとあるカドミウムが水田で濃縮されるのが原因で、あまり濃度が高いのは出荷できないことになっている。
まあ、皮肉なこと米離れの時代なので、健康被害の心配はない。
今の10倍くらい食っても平気なので、宮沢賢治のように一升単位で飯を食うのでなければ気にする必要もないだろう。

そういえば、日本の海苔やひじきの輸入を禁止している国もあったな。

今は全国のいろいろな食べ物を偏り無く食べているので、このようなリスクが低減されている。しかし、地元でとれたものを食え、となると地域によっては健康問題が生じるだろう。

私は中国富裕層向けに日本の「安全な」農産物を輸出すれば喜ばれると思っているが、重金属汚染のリスクは中国ではどう評価されるのだろう。




2010年3月24日水曜日

リオネグロのデイジーちゃん













コロンビアの滑車で移動する村はたまにテレビでも紹介されていますね。
今回この写真を教えてもらって、思い出したが、札幌彫刻の森美術館のこれ。
調べたら、グスタフ・ヴィーゲランという人の作品だった。
これを見た時は、ナウシカみたい!と思ったが、デイジーちゃんも負けずにかっこいい。

町おこしにスイカカレーを!


2010年3月17日のデリーのブログを見ていたら、スイカカレーを紹介していました。
http://trackback.blogsys.jp/livedoor/gen5delhi/51636166
インドのラジャスタン地方という砂漠地帯のベジタリアンカレーで、水を使わずスイカのジュースで作るのだそうです。
水が貴重な砂漠ならでは調理法です。
グリーンチリで辛くするらしい・・・美味しそう!


ところで、デリーのブログでも触れられているのですが、スイカにはバイアグラ同様血流を増やす作用があるそうです。

で、2008年7月4日の日刊スポーツによると、

スイカに含まれるシトルリンという成分が体内でアルギニンに生成し、それが血管を拡張し血流を増大させる。ただし、6切れは食べないといけないし、そうするとスイカの利尿作用でたいへんだよ〜
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20080704-379550.html

・・・そう!
たしかに、デザートにスイカを6切れ食べるのはつらい。
でもカレーにしたら、簡単に摂取できますね!
シトルリンは皮に多く含まれているそうですが、カレーにすればこれも美味しく食べられるかも!

近年、スイカを食べる機会が減ってきていると思います。
私ももう10年以上、まるごとスイカを買ったことがありません。
しかしスイカにはとてもすばらしいバイアグラ効果があります。
スイカカレーを尾花沢あたりの郷土料理にしてはいかがでしょうか!



2010年3月22日月曜日

食べ物系携帯ストラップ


街で見かける、食べ物系携帯ストラップ。
ハンバーガーは大きさがハンバーガーそのものなので、上着のポケットに入らないなあ、と思っていた。

そんなときに飛び込んだのが、本物のあわびを用いたストラップシリーズ発売のニュースだ!

食べ物系は実物大が基本なので、小さいのはどうかなあとも思いますが、なにしろ小さくても実物のあわびなのでつっこみどころはありません。
選ぶとすれば、真ん中の金粉まみれのあわびがいいかな。

あわびは対になる貝殻がないので片思いの代名詞。
片思いは本来縁起がよろしくないと思うが、そこは巧みに、恋忘れ→何かに没頭とすり替えた。お見事です!


どっちの茶碗がいいかなあ













お茶碗がひとつ欠けて、何か欲しいなあと彷徨っております。
お店でいいなあ、と思ったものは高過ぎなのですが、もともと高いものが好きなので、うっかりすると買ってしまいそう。

ネットに目を転じて探してみますと、1万円以下のお手頃なものなら、この2つが気になるのですが・・・
普通に考えるとやはり左のほうが良さげですねえ。



親が偉い人であるということ


リヒャルト・ワグナーとはあのワグナーである。
その孫でいらっしゃるヴォルフガング・ワグナーさんが21日に亡くなられた。
90歳。
ワグナーの楽劇を演じるバイロイト音楽祭を復興させたという音楽史に残る偉業を成し遂げたひとで、この人がいなければ夜中にラジオでワグナーの全曲を延々と聞いたりすることもありえなかった。
いまでもNHKFMで放送しているんだろうか?
楽劇全体は、歌にメロディーがなくて退屈だし、地獄の黙示録のテーマ(ワルキューレ)はキャチー過ぎて馬鹿にされそう、であまりワグナーは好きではなかった。
というか、ワグナーを好きといっても威張りが効かない、そう思っていました。
今は普通にいいなあ、と思えます。映画音楽みたいで。

ところで、ヴォルフガングさん、おじいさんがあのワグナーでなければたぶん全く違った人生を送ったわけで、後々まで人の人生を決めてしまう偉人というのもなかなか罪ではないかと。

野球界の長嶋一家とか、映画の黒澤とか。
残されたものは、概ね不幸だと思います。
虎は死して皮を残す。人は死んで名を残す。人は名に囚われ、名に殺される。あるいは生かされる。
人は死んでも無に還ることはできないのですね。
合掌。
写真は2004年のローエングリン東京公演から。



20世紀少年とギャスパーノエ












20世紀少年3部作見ることができました。
自分には少し難しい映画でした。

気に入ったのは、1部のラストシーンで成長したカンナが走るところと、3部のラストでの和解の場面ですね。とてもよかったと思います。
カンナは2部、3部と進むにつれデザイン的美しさが汚れて行く感じがナイスというか、寂しかったです。(シリアスな演技に魅力が無いということかもしれませんが)

この映画の結末で思い出したのが、ギャスパーノエの『アレックス』です。
20世紀少年では無毒化するまで薄められた、「血と暴力と、運命との和解」という主題ががっつり濃縮されたたいへん美しい映画です。

インドで腐らないトマトを開発

また、クーリエネタなんですが、インドで45日間腐らないを開発しているそうな。
流通網が整備されていないインドでは、長期の物流に耐えられる野菜を開発することはとても大事。
遺伝子組み換え食品なので、実用はまだ先だが、たぶん野菜の自己分解酵素を出さないようにしているだけだと思うので、安全性に問題はないのではないか?と勝手に思っています。

この記事で連想したのは、こういう野菜や果物をどんどん開発して、アフガニスタンで生産したい、ということ。
あそこは果物が良く採れ、しかもすごく美味しいらしい。(ほかに産業がないからかもしれませんが)
今は流通網がないので持って来れませんが、日持ちすれば、中国や日本で売れるじゃないですか。

遺伝子組み換え食品の第一号はフレーバーセイバーという日持ちするトマトで、1994年に認可。
畑で完熟させてから出荷しても傷まない、からフレーバーセイバーなのかな。
追熟するよりたぶんおいしいはずだが、遺伝子組み換え食品への反発もあって商業的には失敗したそうだ。開発した会社はモンサントに買収されているし。

2010年3月21日日曜日

国民とは何か

最後の授業というお話が小学校の教科書に採用されていたのはいつごろまでだろう。

小説の舞台のアルザスはもともとフランスとドイツが取り合いをしていた地域で、言語的にはドイツ語圏にあるらしい。
当時フランス領だったアルザスがドイツ軍に侵攻され、ついにフランス語の授業を教えることができなくなった。戦争によって母国語を奪われる悲しみが良く伝わる、大好きなお話でした。・・・もっともこの人たち、もともと母語はドイツ語なんですが。

フェヒテはアルザスはドイツ領と主張していていて、その根拠としてギリシャ直系のゲルマン魂を共有する民族はひとつの共同体なんだと言っている。ドイツ語を話せばドイツ人、ということだろうか。

なぜゲルマン民族が古代ギリシャの系譜になるのかよくわからないのですが、まあ神聖ローマ帝国と自称していたくらいですからね。

外国人参政権について


あちこちで、賛成の反対!言論とパンツの自由、と声が挙っているようですが、これは全国一律に行うより、やりたいところから取り組むのがよいでしょう。
参政権を付与する条件についても、各自治体で考えて決めるべきだと思います。

日本人=正社員、外国人=派遣社員。
いまはこんな図式ですが、大切なのは職場でみんなが気持ちよく働いてよい成果を出せることです。

それに今のままがいい、と思っていても、いつまでも変わらずにいられるものでもありません。


2010年3月20日土曜日

遺伝子組み換え作物の企業に注目

クーリエジャポンに悪の企業モンサントについての記事がありまして、
投資先として有望かな、と少し調べようとしたのですがよくわかりません。
またこの分野もモンサント独占ではなく、競合企業の後塵を拝している点もあるようです。
▽モンサント社(米国)▽デュポン社(同)▽ダウ・アグロサイエンス社(同)▽シンジェンタ社(スイス)
このあたりが候補になるのかあ。
どこも農薬と穀物種子とセットで事業にしているみたいですね。

タイランド森林伐採の規制の愚



クーリエジャポンの4月号を読んでいたら、タイで樹液の出が悪くなったゴムの古木を伐採し新しい苗木を植えたセルド・タンマクさんが、逮捕され390万円の罰金を課せられた、という記事がありました。
罪状は違法な森林伐採と地球温暖化に加担したこと、とのこと。

ひとつだけ言えるのは、老木にCO2の吸収効果はなく温暖化の抑制には貢献していないこと。また新しい苗はこれから育つのでCO2の吸収は期待できるだろうことだ。

実際には温暖化抑制効果を森林に期待することはできない。
とはいえ、セルドさんのしたことはむしろ良いことなのにね。
セルドさん!がんばれ〜。

タイのトラン県はバンコクの南860km、北はナコンシータマラート県、南はサトゥン県に挟まれたきれいなところ。森林の80%がゴムの木だそうだ。

死人!!Alex Chilton

2010年3月17日 Alex Chilton が鬼籍に入ったそうな。
合掌。享年59歳。心臓発作。
わたしにとっては、予備校時代に教えてもらったアーティストの一人。
あれから20年。
いろいろあったとも言えるし、何も無かったとも言える。
またひとり誰かが死んだが、これもいつものとおり。

ところで、死人がでますと、いつ、何歳で何で死んだのか、が関心ごとになるようですね。
わたしは親戚が死んでも、その辺りよく分かっていなかったりするので、ときどきばつが悪いです。

2010年3月19日金曜日

ザ・チョイス!! 富か無一文か?

ところで、モトローラは1970年代までテレビを製造していて、74年に松下電器に工場を売却して撤退したそうな。
その年に8ビットCPU MC6800をリリースしておりますね。会社はより付加価値の高い事業にシフトし、テレビを製造していた従業員は松下に売り渡したと。ちなみに2つあった工場のうち1つは2年後に閉鎖されたそうで。

比較優位に基づくと、モトローラーはテレビより半導体チップの生産に注力したほうがいいと。そしてこれまでテレビを作っていた社員は職を失い、マクドナルドでハンバーガーを焼いたりして生計を立てることになるがこれもやむを得ない。
テレビを組み立てていた労働者を再教育してCPU工場で働かせるにはコストがかかり過ぎて無駄だから。
でも、彼らの子供たちは、テレビ工場以外の仕事を何か選んできっとハッピーになれる。
もし政府がテレビ産業を保護していれば、彼らが失業することもないが、同時に彼らの子供世代がもっと生産性の高い仕事につく機会を奪うことになる。

・・・これを活力ある自由な社会と呼ぶのはいささか疑問です。なんだか一部の人が著しく損しているように思うし、第一失業者の子供が高度な教育を受けられるとは思えない。貧困のスパイラルに突入するだけじゃないのかなあ。

未来の時間軸も含めて、幸福の総量が最大になるようにしたいけど、自由貿易だけでそれが実現するのかしら?リカードさん!(写真の人)

朱鷺色連続虐殺事件に思う

佐渡島トキ保護センターのトキ9羽がいたちに食い殺されたという報道を聞いて連想したのが、こいつ。
ガンバの冒険のボスキャラ、オロチ。

佐渡島のいたちは野うさぎ駆除のために本土から持ち込まれたそうだが、こいつはまさに、獲物を狩り尽くす天性のハンターだ!・・・だそうだ。
たぶんトキにはこんな風に見えたんだろうなあ。こんなやつに、いたいけなトキがなぶり殺しにされるところを想像するとドキドキしますね。

トキは島の観光資源として期待されるが、それも豊かな自然との調和があってこそのもの。島の小動物に食い殺されるようでは先行き思いやられるが、ここは鮎の放流に似たものと思って粘りづよく取り組んでほしい。・・・いたちが肥えるだけかもしれませんが。

ところで、順化ゲージって必要なんですかね。
野生に返すなんて夢は見ないで、放鳥、餌付けして、数が増えたら野生化するかも、くらいでいいのでは?

トキ!がんばれ〜!

2010年3月16日火曜日

他人と比較しない、その先のつらさ(1)

一芸に秀でるとか、長所を伸ばすとか、私たちは子供の頃から、他人との競争に勝てる何かを見いだすよう言われてきました。
学校教育にあっては、個性を大切にするとは、人としてそれぞれの違いを認めるということではない。
それは、昨今の運動会で順位をあえてつけないというこだわりにも端的に現れているよね。

そういう慣れ親しんだ文脈で、「比較優位」という言葉を聞くと、他人より優れていることと考えてしまいそうだが、経済学上の「比較優位」はこれとは全く違う。

それぞれのひとが、自分の一番得意なことをして助け合うと社会全体がうまくいく、という考えが比較優位論だ。
なんでも出来る人は、全部自分でしたほうが早いと思いがちだが、たとえ自分より不器用な人にでも、そのひとに頼める仕事は頼んだ方がいいのだ、ということを言っている。

おお!すばらしいではないですか!
自分なりのやり方で社会に貢献することが、みんなにとってもいちばんいいことだなんて、親でも言ってくれません。
しかしこのすばらしい世界にはなかなかシビアな一面があったのです。

2010年3月14日日曜日

閉店セールは在庫処分セールではない

職場の近所の某デパートが売り場縮小にて閉店セールを催した。

ちょうど茶碗を割ったところなので、新しいMY茶碗を買いに行った。
どうせ買うなら、5割引きくらいじゃないと気が済まない。
なにしろ相手は閉店するのだ。
売れ残りがどんどん値下げされるだろう。
どこまで待てるか、我慢比べだ!

物色すること1ヶ月。
あることに気がついた。
どんどん、品物が入荷している。
倉庫から出して来た、とか、他店から持って来た、とは違う。
閉店セール用に、ガンガン入荷し、売りさばいている。
気がつくと、お手頃なものは無くなり、1万円の抹茶碗とか、お高いものばかり並んでいる。
ヤラレマシタ。結局1ヶ月売れ残ったものも処分価格では出さずに、当初の売値をキープしたようだ。
まあ、これも見識ですね。

それにしても、600円の茶碗と3000円の茶碗の何がちがうんだろう。
セールで3000円の茶碗は通常いくらなんだろう。
そんな疑問にとらわれ、その後茶碗やめぐりの旅にでるのでした。

日本でメディカルツーリズム?

タイやベトナムに出張したとき、旅行保険を使って人間ドックに入るといいよ〜、
という話を時々聞く。
向こうの病院は快適親切で腕もいいらしい。
いいなあ、うらやましいなあ。お金持ちは損しないようになっているんだなあ。
それにしても東南アジアの医療水準が日本と遜色ないとは意外だった。
と同時に、そう言えば社内の中国人や韓国人は重い病気は本国で治療していたことに思い当たった。
もちろん最初は日本で診療を受けるのだが、結局満足できないということだろう。
コミュニケーションの問題などもあるのかも知れない。
しかし、実際日本の医療水準が中国、韓国にまさるとは到底言えないのだろうと思う。
なんとなく、日本の医療は世界一と思っている日本人は多いと思うが、実際はどれほどなのか?
と、そんな日本でも長崎でメディカルツーリズムに参入しようという動きがあるそうだ。
中国の富裕層がターゲットに人間ドック、がん検診を提供するらしい。

メディカルツーリズムは安くて良い医療を提供するもの。
人件費も高く、円も高騰している状況で諸外国との競争に勝つのは容易ではないし、なにより肝心の医療水準が提供に足るものでなければならない。

どうしても富裕層に目がいくが、むしろ中流のマジョリティをとってこれるようコストパフォーマンスをあげるべきだと思う。
がんばれ〜。



本まぐろに思う

地中海の本まぐろがワシントン条約で取引禁止になりそう。

もともと本まぐろは庶民の口に入らぬ高級品であったし、昨今のなんでも安く食べられるのが当たり前という風潮は思い上がりであったと思う。
本当の高級品は近海ものであるので、お金持ちにはあまり関係のない話かもしれない。

ひとつ気になるのはEU圏は域内として流通OKらしいこと。
ようするに、日本を閉め出そうとしているだけかと。
まあそれもいいでしょう。

ワシントン条約にはなじまないという意見もありますが、もともと欧米人から見た珍しい生き物を保護するという趣旨の条約ですから、あまり理屈を言っても仕方ないですね。


2010年3月13日土曜日

在日ブラジル人のこどもたち


文科省によると、2007年度時点でブラジル人学校は12県に88校(うち認可4校)。ペルー人学校3校(同1校)も含め、計約1万人が通う。

ところが昨年あたりから、不況による退学で3割以上生徒が減っているとか。
学齢期の在日ブラジル人の人口を把握しているところはどこにも無いようだが、
2007年ころには3万人くらいいたようだ。

親の経済的な事情で子供がまともな教育を受けられないということのないようにしたいが、実態はどうなのだろうか?
外国人に日本の教育を受けてもらうことは良いことであるし、なにより教育を受けていない人間が増えるのは具合が悪い。

文科省は3月に無認可ブラジル人学校に各種学校への切り替えを促すべく、各種学校認可基準の緩和を決めた。

写真は日本のブラジルタウン 群馬県大泉町 スバルやサンヨーの工場があるらしい。

今買うか?いつ買うか?なぜ買わなかった・・・ヤクルト


ヤクルトが好調!
インドでも順調!
中国で快調!
世界に広めるヤクルトおばさん。
明日の健康
今日のヤクルト
日本から来た
カゼイ代田株
乳酸菌!
乳酸菌!!



(2番)
ヤクルトブレイク!
インドでブレイク!
アジアでブレイク!
代田博士が見つけた
人類の幸福のため
特許も取らなかった
カゼイ代田株
乳酸菌!
乳酸菌!!

(3番)
たぶん10年後
ダノンが買収!
ネスレがTBO!
プロバイオティクス!
予防医学だ!代替医療!
毎日ヤクルト
明るい人生
乳酸菌!
乳酸菌!!

というわけで、インドビジネス好調につき、ヤクルトに注目です。
個人的にはミルミルとジョアをコンビニで扱ってほしいですね。
PBRで2倍くらいなので、まだ買ってもいいのではないかなあ。
また高値つかみかなあ。




2010年3月11日木曜日

遠い海から来たクーちゃん

根室市観光協会がアイドル的に盛り上げているラッコのクーちゃん。

納沙布岬に棲息。なぜ納沙布岬でクーなのかというと、2009年2月に釧路川河口に迷い込んだラッコだからだそうだ。
本来はおくびょうで警戒心が強い動物なのだが、こいつは例外的に傍若無人ということらしい。
こいつは、らっこおっとせい猟獲取締法により捕まえてはいけないことになっていることを知っているのだろう。

ラッコは大変食い意地が汚く、カニ、ウニ、あわび、ホタテ、なまこ、烏賊、たこ、ヒトデ、海藻などを毎日10kg、6000kカロリーも食べるそうだ。
・・・ヒトデが大好き!だったらいいのだが、どうも高級食材がお好みのようで。

こいつに狙われると大津波の跡のように根こそぎ食い尽くされる。
食い尽くすのがラッコの習性。
というわけで今年もさっそく3000万円ほど馬糞ウニを召し上がられた。

麻酔銃で捕獲してふるさとに返したら、という意見もあるようだが、旭川動物園あたりで軟禁してやるのがよいでしょう。

もっともこの手の野生海獣はよい見せ物になるので、観光資源として穴の毛まで抜いてやるのもよいと思う。
食害も豊な自然ゆえのことであるし、それをあえて天使の取り分とするスタンスが自然との共生という感じで当世風であり、そういう余裕ありげな態度が人と金を呼び寄せる。ウイスキーも熟成させれば揮発して量は減るが、よりおいしくなり、より高く売れるのである。

http://www.nemuro.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/kanko/nemurosikankokyokaiblogkuchan.htm

2010年3月9日火曜日

のりもの運転士のきびしい世界


3月9日、スカイマーク株式会社から2つのプレスリリースがあった。
ひとつは、運航便の安全上の問題で社長が機長を交代させた件。
もうひとつは、業務中に写真撮影していた副操縦士について。
機長は解雇、副操縦士は諭旨退職といずれもきわめて重い処分が下されている。
どうしてこんなにポンポンくびにするのかなあ、社長がキ*だから?

と、思って少し調べたら、例えば2005年東武鉄道では運転中、運転室に自分の子供を入れた運転士を解雇、JR東日本でも業務中に写真撮影していた車掌を解雇処分にしている。
なかなか厳しい世界なのだ。

こうなるとたとえ社長命令とはいえ、安全運航を確保するという機長の責務を放棄し適切な判断を怠り、結果として乗客を多大な危険にさらしたピンチヒッターの機長さんの処分が気になる。

解雇された機長さんは解雇無効で賃金相当と慰謝料を請求されるだろう。
人事担当役員はだれなんだ!社長に注意しろよ・・・と調べたら、ご本人が兼務されていました。

写真の向かって左がスカイマーク社西久保慎一社長、右が落ち武者。

大塚HD上場?・・・!

ポカリやカロリーメイトでおなじみ?の大塚グループが年内上場するらしい。
これは買いたいが、上場直後に下がるのかしら?
大塚製薬は米国で医療大麻sativexを扱っているが、大麻草の生産技術開発も進めているらしい。
すくなくとも日本で大麻草の栽培ノウハウをもっているのはここだけじゃないだろうか。
大麻は、まだ日本での使用許可が禁じられているが、クローン病などにも有効であり、大塚製薬がリーディングカンパニーとして解禁の福音を鳴らすことを期待したい。
がんばれ〜。

大麻大量生産計画発見!


2010年3月8日月曜日

おめでとう!「ザ・コーヴ」


東京国際映画祭で上映するととかしないとかで物議を醸した?「ザ・コーヴ」がアカデミーの長編ドキュメンタリー賞を受賞しました。
おめでとう!
舞台となった和歌山県太地町は、先日旅行に行きました新宮市に程近いところ。
先祖から連綿と受け継いで来た文化風習が、こうして世界に紹介されるのは誇らしいことです。
外国の方に理解することが難しくても、それは仕方ありません。
日本人でも、ドンびきですからね!
この映画を通じて、特に欧米の方々が自分たちの文化とは何なのか?考えるきっかけになるといいですね。
イルカの追い込み漁は9月1日解禁で去年は9日に行われたそうです。一度見てみたいなあ。今年はいつかな?

ガンバレ!エリカ様!!

たかの友梨ビューティクリニックのCMに沢尻エリカが起用されるにあたり、同社からマスコミに対し「すっぽんぽん」「裸一貫」といった表現を自粛してほしい旨の依頼があったそうな。
一生懸命働いている女性をオヤジギャグで揶揄するのはよくありません。
それにスポーツ新聞にはセクハラまがいの表現が目に余ります。
どんな女性も一応表向きは淑女として遇するのが紳士のというもの。
気に入らないならそっとしてあげて下さい!
エリカ様!がんばれ〜。

2010年3月7日日曜日

カローラ2に思う

カローラ2に乗って買い物に出かけたら・・・のCMソングを思い出す95年ころのカローラ2は、あまり売れなかった、と記憶している。

バブルがはじけ、価格を抑えるために仕様を簡素にした結果単なる安物になってしまった。
必要十分な装備でお求めやすい価格、というメーカーの理屈は消費者には通じなかった、ということでこのCMの前後にモデルチェンジ?っていうんですか、すこし仕様を変えてきていると思う。
先代のカローラ2と比べ、外観が貧乏くさく、たぶん内装もチープ。
トヨタは車種が階層化されていて、カローラ2を選ぶのはたんにマーク2が買えないからで、あえて下のクラスの車を選ぶ理由はなにひとつ見いだせない。
だから自分の買える車が貧乏臭いと、トコトンみじめなのである。

私が車を選んだ際、トヨタ車を避けたのはそう言う訳である。貧乏くさい車を避けて、本当にぼろい車を選んでしまったのである。

卵殻がきれいに割れないのだよ

最近の卵、カラが薄くないですか?
割るたびに、細かい破片が入るのですが・・・

何かよい道具はないのか、ドラえもんに聞いてみたところ出て来たのが、これ。
エッグハンマーとか、エッグシェルカッターとか言われているもの。

ちなみにエッグカッターで検索するよりエッグハンマーで探した方が同じ物でも安いところに当たる。写真のは900円くらい。

ブルータス、お前は終わった

2月15日号のブールータス 吉本隆明特集はわりと売れたらしい。
普段買わない私も、ついついキオスクで手が伸びた。
読んだのは半分くらいかな。
正直あまり読むところは無かったような気がする。
「極私的吉本隆明論。」というページで写真家の大森克己が、小さな人生訓として吉本を読んでも意味が無い、と言っていて、それがこの特集の全否定になっている。ここだけ、よかった。
一読して、やっぱり自分で一から考えないとだめなんだなあ、と思った人も多いのでは。
最近とんとご無沙汰のブルータスだが、次に買うのはいつだろう。

2010年3月6日土曜日

ナノから2CVへ















2CVは農村のガタゴト道を卵積んで、割らずに走れる、道具というよりむしろ農具としての車。装備は最低限で、随所に安く生産するための工夫が施されてているそうだ。

その50年後にそのコンセプトを引き継いた、タタ社のナノは10万ルピーという革命的な価格を打ち出して登場した。
ちょうどインド人の年収分くらいだそうだ。やっぱり車は高いんだなあ。
ちなみにバイクは5万ルピー、スズキの車が20万ルピーだそうだ。

革命的な商品はつねに価格革命を伴って現れる、というがこれは日本が案外苦手とするところだと思う。

2010年3月4日木曜日

美しすぎる大統領を発見


アルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領は1月28日、大統領宮殿に養豚業界の幹部らを招いて開かれた会合で、「豚肉は性生活を向上させる。グリルした豚肉を少し食べる方がバイアグラを飲むよりはるかに満足を得られる」と述べた。

アルゼンチンというと豚より牛のイメージです。昨年のひとりあたり消費量は7〜8キロ程度で、豚肉にはあまりなじみがないようですね。・・・成長分野ということでしょうか。
アルゼンチンは19世紀末から20世紀初頭にかけては先進国という位置づけでしたが、20世紀半ばからはちょっと冴えない感じです。
えーっと、似ているんじゃあないですかね。
がんばれ〜ニッポン!

リニア新幹線におもう

リニア新幹線事業はJR東海の営利事業であるから、政府、自治体は一切干渉するな。
また中間駅の建設費を自治体の負担とするとJR東海は構想しているようだが、自治体は断固これに応じるな。
客の利便性を構想し投資するのがJR東海の使命であり、税金で賄おうなど言語道断。
ちなみに神奈川県では橋本か相模大野のあたりに予定しているようだが、その地下駅の建設費は2200億円といわれている。このたび建設予定の町田市新庁舎が166億円であるから、税収増加につながる具体的なプランがなければとても負担できない。
経済効果への妄執で過大な駅舎投資をするより、JR東海への用地賃貸等で安定収入を確保したほうがよい。
金の卵を産むあひるは放し飼いにして、まずは大きな卵を産ませればよい。しかるのちその卵を朝採りすればよいのである。
リニア新幹線は東京−名古屋間のどこでもドアにして、中間の地方自治体は相応の通行料をJR東海から徴収するのがもっとも合理的である。
(地下を走る線路に地代の請求はできないのかな?)


2010年3月2日火曜日

美しすぎる元首相に思う

ウクライナ、オレンジ革命の立役者ティモシェンコ首相が失脚したそうな。
ロシアもそうなんだろうが、ウクライナの資本主義もなかなかワイルドで、まさに野生の資本主義だ。
このひとも見た目は可愛らしいが、ガス販売で巨万の富を築き、さらに政界で利権を広げようと牙を研ぐ資本家の原種だ。
彼女に比べれば、ガスメーターを売るだけのみのもんたなど稚児に等しい。
いまはまだえぐい感じがしますが、これも3代続けば、我が国の歴代首相にように、お金のことは分かりませんづらできるわけです。
なんだかぼろぼろな政局に親近感。日本とウクライナ、なんだか似ているなあ。
がんばれ〜。

2010年3月1日月曜日

スカイクロラと小人たちの饗宴


たまたま続けて見た「スカイクロラ」と「小人の饗宴」。
気がつくと、どちらも小人の映画だった。
「スカイクロラ」は、永遠の子供が戦争=ゲームをして人生をやり過ごして行く、というお話し。
これは80年代の映画だろ!というのが私の率直な感想である。大人になることを拒否した(された)人格、管理された戦争、そしてそれをエンターテインメントと重ね合わせるという視点もみな、冷戦時代の遺物と思う。

「小人の饗宴」は、小人たちが中庭で車をぐるぐる走らせたり、豚を殺したりする。きーきー騒いで食い散らかしたり、火をつけたり。終わりの方では、聖者様!と号令するとひざまづくラクダが登場する。
そういうわけでこの2つの映画、とても良く似ているなあ。