2010年6月19日土曜日

安易な海底油田開発に警鐘を

アメリカ、メキシコ湾の海底油田流出が止まらない。
1500メートルもの深度で、作業は技術的にたいへん困難らしい。
それなのに、事故を想定した対策はしていなかったようで、開発企業の責任問題に・・・といっても破壊された自然を取り戻すことはできない。
もし日本に何か出来ることがあるのなら、それなりの予算をとっても支援するほうがいい。そのぶん思いやり予算やら防衛費を削減すればよいのである。近隣諸国にはちょっと長いクリスマス休戦をお願いしておこう。
実際この問題にだれも技術的解決案を提示しないのはたいへん気になる。
こういうときに世界に誇る日本の技術とやらを示さないでどうするのか。
やはり日本の工業技術もワールドカップで予選敗退レベルなのか。

ところで気になるのは、温暖化で活発になっている北極圏の油田開発である。
もし同様の事故が起きたら、日本への被害は計り知れない。南の口蹄疫、北の原油汚染。日本から美味しいものが無くなってしまう。
海底油田開発については、どこの国のものであろうと、予測される事故の影響の大きさを鑑み、その計画の詳細まで強く干渉したい。
技術的に安全性を担保できるまで、シーシェパードなみの活動を国レベルで行わざるを得なくなっても、それが見識を示すことになると思う。
そんな不細工なことをしなくて済むよう、各国に働きかけ、環境保全に配慮した開発の枠組みを作ろう!

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