2010年6月6日日曜日

日本の民主主義のリコール問題

1年足らずで何度も首相が交代する今日この頃、自分たちの民主主義に重大な欠陥があるのではないか?と考えざるを得ない。

実は民主主義は2500年以上も昔、民主主義の始めのころから批判にさらされていた。
その批判の書がプラトンの「国家」である。
しかしフランスが再度発明?し、アメリカが大量生産した現代民主主義は理性的な人間が共有すべき基本的な価値観とされ、これを疑うことにはかなりの抵抗感が伴う。
私自身も学生の頃、プラトンが詩人や民主主義を否定するくだりでは、何じゃこりゃ!?独裁政権そのものじゃん、と率直に思ったものだ。
しかし政治家や、マスコミ、そして世論の様子をみると、プラトンの衆愚政治への憎しみがそのまま日本に当てはまるように思えてならない。


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