CNETで紹介されていますソフトバンクのヴィジョン発表会の記事を読みました。
そこで孫社長がこんなことを言ったそうな。
「人間の体を通信の媒体とすれば、脳からコンピュータのチップに体を通じて通信するという時代が300年以内に必ず来る」
・・・実験室レベルでは脳通信はすでに実現されているので、普通にやれば30年以内になんらかの応用が商業ベースに乗っていると思います。スタートレックの電子義眼なんてすでに出来ているらしいしね。
これを300年先と夢想するとは、商売っ気がないなあ。私は30年ビジョンに盛り込むべきだったと思います。
ところで、脳に直接チップを埋め込む方式では、時間の経過とともに電極に膜?のようなものが出来て脳神経にアクセスできなくなるそうです。
そのため医療機器としてPC操作する脳デバイスを開発したものの、最終的に認可されなかったという企業が米国にあったそうです。
孫さんも示唆するように身体器官を通して脳にアクセスする方法が無難なんでしょうね。「体を通じて通信する」というところに現実的に考えていることが伺われます。そう言う意味では本気なんですね。
写真はソフトバンクとは何の関係もない、ホンダと島津製作所のBMI技術開発のニュースリリースより。2009年3月末のですよ。
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