2010年5月30日日曜日

どうなる?世界の工場 中国


中国にあるホンダの部品工場でストライキ、組み立て工場も操業停止だそう。

江西省の衛星テレビなどが同日伝えたところによると、ストが起きている「本田自動車部品製造」の女性従業員が手取りで月額平均約1千元(約1万3500円)なのに対し、駐在する日本人技術者は同5万元。従業員らは経営側に日本人の給与を公表するよう迫ったという。

月給1000元がどれくらいの水準なのか分からないが、アップルの自殺者の絶えない工場foxconnの初任給もこれくらいで、最低賃金よりはかなり良いということになっているらしいので、多分不当に安いということではないと思う。

ただ、現地の中国人に納得しやすい給与体系にすることや、本社のエンジニアの待遇については明確に格差をつける、たとえばリムジンでお出迎えをつけてえらい人なんだよ、と分からせるような演出は必要かも。むやみに同じ釜のめしを食っているとなめられるという文化なのではないか。(残念なことですが)

一方、労働者不足は深刻で、アパレルでもゴールデンウィークの納期遅れがあったばかりだ。要求ばかり厳しく、しかも安く買い叩く日本に愛想を尽かしているという雰囲気がなきにしもあらず、かな。



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