2010年5月4日火曜日

映画 評判と劇場のあいだで


映画の前評判に期待して映画を見るとなんか?となることがありますね。
先日見ましたオリベイラの「コロンブス 永遠の海」でそんなことがありました。
「映画の評判なんてあてにならないのねえ」
「そお?君の鑑賞眼の問題ではないの。」
こんなやりとりが聞こえます。
ありがちなことかもしれませんが、オリベイラではとくに顕著だと思います。
アブラハム渓谷を朝日新聞で川本三郎が激賞したのがはじまりでしょうか。
このひとの名文で映画館にとくに年配の方が大勢集まっているのでは?

で、映画についてですが、この監督「家宝」あたりから映像軽視&ドラマのない作風になっています。コロンブスも例外でなく、会話も軽妙洒脱というわけでもないので正直わたしにはつらいもんでした。
終了後、後ろの席のひとが「わたしはねむらなかった!」と誇らしげにおっしゃいました。



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