最近、旅行のたびになにか忘れるのだが、それがいつも空港からの帰りのリムジンバスでのことなのだ。
遠足は家に着くまでが遠足です、とはよく言われたもので、実際悲しい思い出は解散したあとの家路での出来事だったりする。
旅行では普段持ち歩かないものも多く、もうすぐ家に着くという気の緩み、旅の疲れも手伝って物をなくすという事態を毎度おこすのだろう。
前回は一度も使っていないインフレーターを無くしているし、もしかすると忘れたことすら忘れたものもあるかもしれない。
今回バスに忘れた本はおそらく探せば見つかるだろうが、羽田まで取りにいく電車代のほうが高く付くので買い直す。おそらく潜在意識がこの本を置き忘れさせたのだと思うが、顕在意識がそうは問屋が卸さないのである。
この本、「無限と連続」は判りやすいと評判だが、私には十分難しく、劣等生だったころを実にリアルに想起させてくれる。
分からなくなったところで、前に戻って読み直していたのだが、だんだんそのループが大きくなって、オーバーオールのネガティブフィードバックから抜けられなくなってしまうのだ。とほほ・・・
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