なんでも、その小学校ではストローを使うのはエコじゃないと、紙パックの屋根を全開にして飲ませていたそうだ。
なかなか独創的だが、これに親から物言いがついた。ストローを使わせろ、と。
もし、高級レストランでの食事の作法に倣うのが「正式」とするなら、正しい牛乳の飲み方は「コップに注いで飲む」ということに尽きる。
特に自宅では当然コップがあるだろうから、あるのに使わないのは行儀が悪い、ということになる。
次に野外等でコップがない場合、ストローがあれば使ったほうが飲みやすいだろうし、無ければ使わずに飲むということになる。
どちらが良いかというと、本来飲みやすければどちらでも良い。
大事なのは「こぼして服を汚したりしないように」、ということだ。
衛生面から直接口につけるのは気になるというひとは、ストローを使えば良いだろう。(開封前にパックを自分で洗うという方法もある。)
要はTPOに応じた振る舞いを教えるということがマナー教育であり、これがエコ教育と矛盾することはない。
さて、学校給食での作法だが、効率とコスト削減を追求するならストローは不要だろう。必要な子供には持参させればよい。
もし多少の心の豊かさを追求したいと思うなら紙パック以外にも見直すところはあるだろう。
ただし、三角屋根パックの半分は注ぎ口ではないので開けやすくはない。メーカーの想定していない使い方であり、あまり美しくないと思う。
わざわざ全開させる必要があるのだろうか。・・・というか飲みづらくないですか?
この写真、机の右側にストローが置いてある様な?
どうするのかしら?
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