2011年4月16日土曜日

NHKの放射線解説に疑問

今朝NHKで放射線量の安全基準について解説していたので、少し見た。
安全基準の100ミリシーベルと比較して、汚染された食品の放射線は微々たるものと説明している。
100ミリシーベルト以下なら人間の健康に影響はない、とされているそうだ。
放射線業務従事者もこの範囲までは放射線を浴びてもよい、法律で定められている。
ただし、5年間につき、ともある。
5年間で100ミリシーベルトなら1年で20ミリシーベルトである。
安全基準は年20ミリシーベルトというべきではないだろうか。




2 件のコメント:

  1. NHKの報道や解説では「放射線量」と「放射性物質の摂取」を混同して述べているように思われます。放射線を浴びることと、放射性物質を摂取することは根本的に異なります。放射性物質を摂取した場合、放射性物質は体内に蓄積されることがあります。放射性物質を継続して摂取した場合、事態は深刻です。またチェルノブイリ原発事故の経験から、低濃度の放射性物質であっても生物体内での濃縮や食物連鎖で環境中の放射性物質の数千倍もの濃度に濃縮されることも知られています。
     また解説では放射性物質の中で半減期の短い物質だけを取り上げ、「8日で半減します」などと述べています。原発事故で優勢なセシウムCs137は半減期が約30年です。半減期の長いものでは数百万年にも及びます。無責任な解説は国民に不幸をもたらせます。国民に対し真面目な解説を要望いたします。

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  2. そうですね、とくに分かりやすくかみくだいた解説に、うそが多いように思います。

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