2011年4月14日木曜日

悪い知らせを伝えた使者は処刑される

むかしむかしは、凶報を伝えた使者は国王に処刑されたそうな。
なんという理不尽。
しかし、現代日本でも同じようなことが再現、しかもこの一カ月の間に何度もおこっているようだ。
先日も菅直人総理の原発周辺は10〜20年、人が住めないだろう発言がやり玉に。
軽卒とか、非難した住民の心情を理解していないとか。

現場を指揮する最高責任者としての総理には、情緒的な感慨に浸るより環境測定を充実させ透明な事実をもとに今後の見通しを考えて欲しいと思う。

総理をこの件で批判している野党の議員やらには、事実を隠蔽し国民を危機に陥れている政府方針を助長しているだけという自覚を持って欲しい。

基本的には汚染された冷却水を世界中にまき散らしながら数ヶ月かけて炉心を冷やして行くということになるのでしょう。
どうやって周辺環境への影響を最小限に抑えるのか、影響は最悪の場合でどの程度と見積もっているのか。東電はもう何が起きてもしょうがないと考えているんでしょうね。
暗闇のなかで目の前の泥棒をつかまえる縄をなっているようですが、最期まであきらめず、がんばってほしい。

NHK も政府方針を尊重してなごやかに解説してくれるのはいいが、独自に調査するなり、複眼的に取り組まないとそろそろNHKそのものが風評を産むことになりそう。


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