夏の冷房需要により関東地方は夏期大規模停電は避けられそうにない。
そうだろうか?
もしピーク需要を適切に分散させることができれば、計画停電を最小限に押さえる抑えることができるかもしれない。
1. 各家庭のピーク使用量を抑える。
(1)エアコンを使う時は他の家電は使わない。冷蔵庫もコンセントを抜いて開けない。(氷や保冷剤を冷蔵室にいれるのもよい)
(2)一戸で最大1台のエアコン。できれば友人家庭に集まって過ごす。
高校野球が一人で見ない。昔のように誰かの家に集まって試聴する。NHK東日本での放送は夜間に行うことも検討したほうがいい。その場合日中は放送中止にする。
(3)氷柱の準備。
北海道では数年前まではエアコンが普及せず、病院でも夏は氷柱で乗り切っていた。一日数時間の停電であるので、冷蔵庫で氷を作りだめしておいてはいかがだろうか。
(4)敢えて屋外で過ごす。外にテントを張る。日傘で散歩、スポーツで汗を流すのもよい。
2.職場での節電
多くの職場では節電が徹底されていて、あまりできることはないかもしれない。窓が開かない仕様のオフィスビルも多い。
(1)それでもフロアごとに空調を30分置きにローテーションで止める、設定温度をさらに2℃上げるなど工夫の余地はあるだろう。
(2)コピー機が複数あるところは運用を見直し、減らす。
(3)お盆とその前後は完全休業。今年はこの期間で有休消化を指示できるよう労基署も動くべきだ。(そうしないと休業補償しろという労働者が必ずいるんです)
(4)工場、データセンターは各自発電設備を用意する。また余剰電力を他の企業に融通できるよう東電は協力する。
3.夏期の東日本退避
(1)海外、北海道、西日本への旅行を奨励。具体的にどうするのか分からんが税制面で優遇できないか?レシートで控除できるとか。
4.節電グッズの奨励、頒布。
(1)アウトドア用のエマージェンシーシート(銀色の防寒シートね)にアイスノンを貼ってくるまっていると涼しい?
(2)太陽電池使用のエアコンサウナスーツ(着ると涼しい)
(3)冷却ベンチ 50cm四方のテントに上部にドライアイスを置く。テントの中は涼しいが、二酸化炭素による窒息に注意。体の弱いお年寄りを優先に!
5.ショップ、飲食店へ
(1)冷房を止めろとは言えないが、入り口の扉を開けっ放しにしておくのはNG
扉の無いショップはカーテンを取り付けること。設定温度の見直しも。
こんなもんでしょうか?私は今60Hzエリアにいるのであまり切迫感がないですね、申し訳ありません。
電力供給が安定しないと東日本の産業は壊滅です。現状の計画停電では立ち行かない企業が多いと思いますが、どうしたものか。