2010年4月18日日曜日

哲学への権利


もうひと月以上も前のことになりますが、渋谷アップリンクで「哲学への権利」という映画を見ました。
コレージュドフランスというのは、哲学専門の市民大学みたいなもんのようです。
哲学を専門家集団の所有物にせず、いろいろいな人を交えた開かれた場で柔軟に哲学の問いを常に鍛え直そうと趣旨なのかなと思いました。
上映後のパネルディスカッションで、今日的課題に対する哲学の有効性への疑義や、高校倫理の先生が子供が関心をもってくれない、というお悩み?が述べられていました。
あと、裕木奈江さん?いらしてたんでしょうか。そのあたりよく分かりませんでした。

さて、もし私が倫理の先生だったら、子供達に次の質問をしてみたいと思います。

もしあなたが自分の関与していない、他人の作った法律を守らなければならないとしたらそれは何故か?

私はNHKに受信料を払い始めて以来ずーっとこの問題を考えています。



2 件のコメント:

  1. 守らないよりいいから。。

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  2. そうですね、法は内容はどうであれ守るべきものとされています。それが不思議なんですよね。
    自分で選んだわけでもないのに守らなくてはならないということは、ようするに法は個人と国家との契約ではないということだと思います。

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