最近感動する力が衰えていると感じる今日この頃。芸術にや思想に触れても、どうにも疲れてしまう。もうダメなのかな。
そんな時にたまたま読みました山田晶先生の『アウグスティヌス講話』です。
精神的胃弱のわたしにも取り組みやすい話法でさくさく読めます。
しばしば露悪趣味、偽善的と評されるアウグスティヌスの『告白』を正統的立場から解説してくれた「アウグスティヌスと女性」の章がやはりよいですね。ただ全体にあっさりしていますので「ペルソナとペルソナ性」ではぜひ坂口ふみ先生の『個の誕生』を再読したいところ。
読後エックハルトを思い出し、アウグスティヌスとエックハルト、言われる程の相違、対立は無いのではないかなと思いました。わたしには細かい違いが違いと理解できないのです。
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