2011年9月29日木曜日

子供は未来からの留学生

国会答弁でどじょう総理が発言。この言葉、流行っているようですね。
未来にツケを残さないために今増税が必要!と執拗に主張されています。

しかし大学は出たけれど〜就職できない、で派遣登録するであろう来年3月卒業の学生の未来はどうなるのでしょう?
就職できない学生は仕事をえり好みし、勤労意欲のない怠け者なのでしょうか?
失業問題はハローワークにまかせればいいのでしょうか?

経済の現実を見ない財政健全化論が子供から未来を奪っているという事実を認識するべきです。
増税が経済に悪影響を与えないなら誰も反対しません。しかしこれはようするにこれから10年間震災自粛しようということです。一方で復興特需で景気回復と皮算用しているようですが、同時に増税ならプラマイゼロ。今マイナス成長ですから結果はマイナスで、これが10年続いたら歳入がどんどん減ってまた増税です。

まさか失業率を上げて人件費が下がれば、国際競争力は回復するとでも思っているのでしょうか?
経済構造改革は円高人件費安を目指しているとように思えてなりません。

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