地上波デジタルへの切り替えに伴いおよそ9万人がNHKとの受信契約を解約したそうな。
ネットやDVDでほとんどTVの用は足りるという事情もあるだろう。
しかし根本的にTV番組とデジタルハイビジョン化とはそもそも相性が悪いという事情があるのではないだろうか。
ハイビジョンで見たい番組がない、とも言われている(と思う)がそもそもTV番組はハイビジョンで見るものではないのだ。
私の記憶が確かなら〜、マクルーハンはラジオをクールなメディア、TVをホットなメディアと分類した。
TVがホットなのは画面のドットが荒いから。ハイビジョンはTVをクールなメディアへと変貌させようとする事業だ。
そもそもTV番組には携帯のワンセグで十分だったのだ。
この夏帰省して久しぶりにめざましテレビを見たら、なんだか大塚さんの顔が怖かった。デジタル化はテレビの死亡宣言だったように思う。
一方、クールなメディアであるラジオこそデジタルハイファイにふさわしい。
NHKFMを地上波デジタルでCD以上の高音質メディアにしてほしかったなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿