2011年9月8日木曜日

100年に一度の災害には100年かけて備えよう

熊野の大雨にはお悔やみを申し上げたところに、また台風が迫っているという。
まったく息着く暇もない。十分な備えと周辺の支援を求めたい。

ところで今回のような大雨がもし首都圏で起こったら、いったいどうなることだろう。
そのような事態に備え進められて来た治水工事は皮肉にも事業仕分けで切り捨てられてしまった、と記憶している。

これは要するに大きな負担を「私たち世代の責任で賄おう」とするから仕分けざるを得ないのあり、100年に一度の災害には100年かけて備えればよいのである。
そもそもこれは世代を超えて共有する財産であり、後の世代の命を守ろうとする意志でもある。

だからその費用も超長期の国債で賄うべきであり、ポケットマネーで買って上げようなどと気前がいいのだか、逆にけちなのか分からないようなことはするべきではない。

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