映画に行く途中、駅前で石破氏の街頭演説に遭遇。ものものしい警備のなか、携帯で写真撮ったりしました。
石破氏は重要な政策を責任をもって実行するには、衆参のねじれを解消しなければならない、そして勝ったら、社会保障のばらまきを止めて本当に困っているひとのための制度にすると。
気になるのはこれを夏の選挙後に実施とすると回復しつつある景気に水を差すのかあるいは逆に財政再建に道筋をつけたとして国債の低利安定につながると考えるのか、どうなんだろう。
消費税を5%に上げたとき、需要の先食いとその後の買い控えで産業界はダメージを受けた。消費税は景気に影響を与えないと主張するひともいるが、その後景気が回復したから消費税はニュートラルというのは乱暴だと思う。確かに実感とは半径5メートルの世界でしかありませんが、それは新聞、雑誌、テレビ、同僚、社長、出入りの業者、営業さんを含めての5メートルですよ。増税で景気がよくなるというのは政治家と財務省だけではないですか?
石破氏は基本的に財務省よりの経済観を持っているひとだと私は思っている。今はおとなしいが、参院選大勝利後プライマリーバランスにとらわれるあまりインフレターゲットを放棄させるようにならないか心配だ。
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