先日国立西洋美術館のラファエロ展に立ち寄りました。なんの知識もなく鑑賞しましたが、ずいぶん偉いひとだそうで。感想はいろいろありますが、時代の限界を知ると言う意味で、ラファエロの全作品を見るのはよいことだと思います。
鑑賞しながら、一つ謎の絵画を発見。
1518〜20の制作とされる友人といる自画像で、中央の人物が首からストラップを下げている物。これがカメラに見えます。
昔の画家がカメラオブスキュラを使って人物を描いたという説はデイビットホックニーが唱えていますが、この一眼レフっぽいアイテムが作画用光学装置であるなら、ラファエロもこの手法で作品を描いていたと推察されます。
ラファエロの人物画の、漆黒の背景に人物が浮き上がるイメージはカメラを通して得たものではないでしょうか?
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