全国新酒品評会で金賞受賞したこともある酒蔵で、日本酒に安い醸造アルコールを混入させていたことが発覚。
醸造段階でアルコールを添加してキレをよくする手法は江戸時代に開発され、灘の酒などおいしいお酒として評判になりました。
しかし今回のは完成品にブレンドして味を整えたとのことで、その割合も2〜3%。水増しというには少ないですし、何故安い酒を混ぜると美味しくなるのか不思議に思いました。
大吟醸を好んで飲んでいますが、私自身イメージに惑わされている部分もあるのでしょうか。ここのお酒は飲んだことがありませんが、皆さん飲み比べて選んだわけですからさぞかし美味しいことでしょう。
ブレンドが禁じ手にされるのは品質よりも酒税法の関係ではないかとも思います。醸造技術を錬磨してより美味しいお酒を造ることが理想ですが、そのイメージを探るためのブレンド技術があってもよいと思いました。シャンパンはいろいろなビンテージを混ぜて品質を一定にしていると聞きましたし、完成した味に自信があるならブレンド技術によるブランディングもありだと思います。
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