1月21日横浜市の会合で慎太郎氏が惑星探査機はやぶさの技術の軍事利用を示唆。また、彼が言うには、中国や米国がこの技術を盗もうとしているそうだ。
宇宙からを高精度に物質を落下させるという構想はまさにコロニー落とし。核不拡散条約の抜け道軍拡路線で、レーガン時代のスターウオーズ構想を彷彿させるものだ。
結局安全保障の均衡理論は、際限のない不安に国家を駆り立て、本来福祉と平和のために活用できるリソースを仮想敵国に投影された自画像との不毛な戦いに消耗させてしまう。
石原氏本人は自分を現実主義者と思っているのだろうが、実際には空想に怯え、ファンタジーを楽しんでいる幼児なのだ。米国ライフル協会の面々と同じである。
石原氏の政治家としての限界を端的に示した発言で、憂国を気取っているが老害だからさっさと引退してクルージングなどお楽しみ召されればよいのにと思う。
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