2013年10月16日水曜日

たぶんおかしい 週刊ダイヤモンド「日本国債のタブー」

日本の国債マーケットは名ばかりで3大メバガンク、財務省との談合体質が染み付いていて、市場としての機能を果たし得ない壊れた体温計だそう。
金融緩和に伴って国債金利が上がらないのは、メガバンクが市場原理を無視して買い支えているから。ひとたびスイッチが入って(例えば国債のリスクを銀行のバランスシートに反映させるなどのルールの変更がもし行われたら、)これまで都合良く取引してくれたメガバンクが経済合理的に行動するようになれば、瞬く間に国債は暴落してしまうリスクにさらされるのだそうだ。
疑問は
1.金利が低いと暴落(金利高騰)の原因に、という理屈。ヘーゲルもびっくり。この特集のキモですがどうもよく分かりませんでした。
2.貿易赤字で国債を外国に売らざるを得なくなる? 貿易赤字と国債発行の関係がわかりませんでした。
3.円を増発すれば悪性インフレに!という懸念・・・いまさらですがデフレ下でインフレの心配というナンセンス。

そもそも暴落というとき、だいたい何%の金利上昇を念頭に置いているのだろうか。どうにも針小棒大な印象を受けた。

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