イギリスのお父さんの典型が現れるのがケンローチ監督の「レイニングストーン」だ。
配管工のお父さんが娘に七五三のドレスを買ってやろうとがんばる、という筋。
ケンローチの映画でイギリス人の典型を語ろうとするのは、寅さんの映画で日本人を語るようなものだが、イギリスに知り合いなんていないので。
この映画ではおとうさんは父の権威のためにがんばるのではなく、むしろそんなプライドをすてて娘のために頑張るという愛情の深さが、父親としての揺るぎない強さに通じている。
・・・そんな映画じゃなかったような気もするが、ブルーバレンタインとの対比として。
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