2011年5月7日土曜日

海岸の原発は地中に!

浜岡原発にスーパー堤防を建てるまでは運転中止しろと。
現状で、福島と同規模の津波が来た場合、どのような事故が起こるのか、当然調べた上での要請だろうから、そのシミュレーションを知りたいものだ。
中部電力も操業停止による損失についての株主への説明も大事だが、現状での災害リスクも明らかにするべきだろう。地震で潰れる会社の株は持っていられませんよね。

というわけで、発電所をスーパー堤防で守れということだが、疑問を感じます。
矛盾ということわざの語源のとおり、絶対の矛という概念自体が矛盾なのだ。
絶対防御、絶対安全ということはあり得ない。ここから始めないとまた想定外でした、という言い訳をするはめになる。

というわけで、原発を海沿いに建てたいなら地下に作って、ふたをしておきなさい。
堤防を越える津波は地下でやり過ごし、万が一の場合はすぐ海水で水没させる。
そうすれば最悪の場合でも炉心溶融は避けられるでしょう。仮に爆発しても放射性物質の飛散を防ぐ効果もあるだろう。

浜岡の発電所については、安全を担保する方法はひとつではないはずなので、よく検討すればよいと思う。少なくとも、巨大堤防ひとつでは安心できない。


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