2011年5月2日月曜日

これは文明の衝突ではない

アメリカがビンラディンを暗殺したそうな。
イスラムと西欧の対立を文明の衝突と称した人がいたが、この対立に文明のファームウエアレベルのでの相違を感じない。
昔、悪魔の詩の作者に暗殺命令をだしたホメイニ師。
911の主犯と目されるビンラディンに生死問わずの手配書を出したオバマ大統領。
この両者に何ら質的な差異を私は感じない。

どんな極悪人でも裁判の上にしかるべき処遇をするということが、私達の文明の矜持ではなかったのか?
いつまでも西部劇の時代に住んでいる隣人とどのように協調して行くのか。
日本人にそれなりの覚悟が必要であることを予見させる事件だったと思う。

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