2011年3月21日月曜日

世界に不安をまき散らす日本

世界中で原発政策の見直しの潮流が起きているそうな。
福島と同型の発電所は止めて検査するべきとか。
津波で冷却設備が止まっただけなので、海外の原発では当てはまらないように思いますが、再度リスクを検証するのは悪いことではないかもしれません。
日本でもこれまでなにかあっても制御棒を上げれば反応は停止するので安全、と習って来たのにこの次第なので、海外でも話が違うよ!という事柄がいろいろあるかも。
基本的に制御が難しいなら、リスクの増加するプルサーマルの導入には疑問が生じますし、最悪有事の際の標的になることを前提に考えるべきでしょう。
要するに万が一にはある程度漏れます、ということを共通の認識にするということです。
今後中国インドなどに原発が増えて行くでしょうが、安全性を高める技術を高め共有しないと常に世界のどこかで被ばく事故が起きているような状況になりかねません。

まあ先進国での原子力ビジネスは10年は停滞するのかな、とも思いますが。
福島の原発が無事収束すれば禍転じてビジネスチャンスになるかも、です。
そうなることを祈っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿