だからそれくらいできるようにしておけ、とも言えるし、べつに調べて書ければいいんだし気にするな、とも言えそう。
入試で受講生を絞り込むのは、教室の席数が有限である限りは合理性があるが、1年生向けの大教室での講義がきびしい選抜を前提としたものとは到底言えないと思う。
今はネットでの受講も可能だと思うので、入試は面接中心で勉強したい分野について誤解がないか?学習環境や生活能力の確認を目的として、基本的に幅広く合格させるようにしたほうがよい。
そして1年目はネット講義や図書館利用の課題を中心として専門分野のスキル習得に必要な基礎学力の養成に絞って、ここで水準に達しない学生は進級させない。とすれば足りるだろう。
一発勝負の試験ではなく、1年かけて大学のリソースを使わせるに値するか見極めるのなら、毎年わざわざ入試問題を準備する必要はないし大量の試験官を動員するコストも削減できる。
そもそも大学の先生に入試問題を作らせることに無理がある。
もちろん1年間学生を放置しては歩留まりが悪いので、勉強の仕方の相談やコーチングを充実させる必要はあるだろう。
こうすると、より多くの学生を低コストで囲い込めるから収益の改善につながるし(入学金を多くの学生からとれる)、専攻に適した学生を選べるので学部の水準もあがり結果として大学のブランド価値も向上する。
まあ東大、京大あたりではあまり意義を感じないだろうが、学生を多く採用したい底辺私立大と中堅国立大で実施すれば、必ずやよい成果がでるであろう。(インチキ占い師風に)
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