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1月19日 The Economistのコラム。
貿易収支の赤字の要因は輸出の縮小と燃料費の増加であり、内需の拡大ではないと指摘しながら、国債金利の増加リスクを避けるために増税と緊縮財政が不可欠と主張しています。
これはおかしいでしょ。この状況で増税、財政再建を実施したら、円高加速、GDPも下がってさらに税収も減少するのでは?
また輸出減を補うために構造改革で国内支出を増やせとも主張していますが、これは要するに大きな政府という構想ですよね。であれば、財政支出を支えるためにも健全な経済成長が前提になるはず。構造改革=なにか新しい経済秩序?という図式は空論だと思います。
このコラムによると、2009年までは異常な円安が日本の輸出を支えていたそうですが、その原因が海外投資家の円キャリーという説明はよくわかりませんでした。
金利の安い円を借りて高利の通貨で儲けるなら、円の需要が増えて円高になる・・・のではないのですね。経済学は難しいなあ。それにしても異常な円安とはひどい言われようです。
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