消費税を増税して社会保障の財源にしようとする考えに疑問。
もともと年金は保険料を納付して拠出に応じて給付をうける仕組みで、この仕組みを維持するために莫大なコストをかけています。
もし税金を財源にするなら、社会保険の維持管理システムそのものを簡素化、廃止しないと屋根に屋根をかける(ことわざで何といいましたっけ)ことになります。
一方、本来消費税は逆進性の高い税制であり、これを社会保障の財源にすることは貧民から富裕層への所得移転を行うように見えます。これは給付で調整すればいいのかな。
少なくても保険制度と課税制度を併用するのは仕組みとして問題があるでしょう。
数年前には100年安心といわれた年金制度ですが、あっという間に崩壊寸前だそうで、なんでこうなってしまったのか。
このまま経済成長を放棄し、心の豊かさを志向していくなら日本は清貧化し、平均余命も徐々に低下して高齢化社会も昔話になるでしょう。100年後には日本の人口も4000万人程度になるとか。これはちょうど100年前と同じ水準だそうです。
(欧米人から見ての、)美しい国日本への回帰です。
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