原発の安全基準はどのようなものであるべきだろうか。
防潮堤をスカイツリー並みにしても、震度8の耐震性を備えても、これで十分と言えることはない。
最悪の事態を想定して、その被害を最小限に抑える対策が必要だ。
つまり、メルトダウンしても放射性物質は建物からでないようにできれば、安全面ではほぼ問題ないと言える、はずだ。
実際にメルトダウンした場合の避難計画、除染対策など必要なことを決めることによって、漠然とした不安を受け入れ可能なリスクに変えることが出来るようになる。
私は炉心がメルトダウンしたらアルゼンチンまでトンネルができると思っていたが、実際にはそうはならないそうだ。
であれば、原発は爆発さえ防げれば、大規模な汚染は避けられるはず、ではないだろうか。
日本の原発は、もともと水がなくなれば、反応は停止してしまうのがウリだったはず。
万が一のときにはさっさとドライにしてメルトダウンさせる仕組みがあれば、最悪の事態では逆に被害を最小限に抑えれられるに違いない。
既存の原発の改修についても、いかにメルトダウンを避けるかではなく、いかに安全にメルトダウンさせるかという視点で検討するべきだと思います。
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