今回フランスで廃棄処分された静岡県産の茶葉は1キログラムあたり1000ベクレル超。
EUの基準の2倍だそう。
・・・ということはEUも日本国内の基準と同じ500ベクレル/kg?
リョウシンテキですね。
ちょっとびっくりしました。
ただ、一部の嗜好品に放射性物質が微量含まれているという状況と、ほとんど全ての食品に微量放射性物質が含まれているという状況では、トータルの内部被曝量は著しく異ります。
日本の基準がEU並みで安心!とは言いがたい。
ほんの一時期、一部の食品が汚染されているということなら現状の暫定基準値でよいかもしれませんが、事故の収束が設定時の想定よりはるかに長期化しているのですから、今後10年間摂取し続けても問題ないレベル、ようするに事故の前に普通に考えていたレベルまで厳しくするべきです。
しかし、基準を厳しくすればコストが上がります。緩めて問題ないところは緩める必要があるでしょう。
低線量の被曝のリスクは年齢によって異なります。
赤ちゃんには一層の注意が必要ですが、年寄りには好きなものを食わせたほうがいいでしょう。
中年男性ならこまかいことは気にするなと言いたい。
年齢によって異なるリスクを管理するために最低限必要なのは、いったいこの食べ物は何ベクレルなのか?という情報です。
いまは基準値以下!というお墨付きがあるだけで測定値は公表されていないようですが、むしろ積極的に公表するべきだと思います。
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