2011年6月29日水曜日

3.11は文明史的転換点になるのだろうか?

脱原発の世論の中で、3.11以降の社会を産業革命からはじまった消費社会の終わりと位置づけるひとがいる。
所有する喜びから自由になり、足るを知り共に分かち合うことで、GDPで負けていてもより豊かな社会を実現できるという絵柄だ。
しかしお金がなくても幸せになれる、というコンセプトは共産主義が追求して破綻した道筋ではないだろうか。
もちろんそれでエネルギー問題が解決するわけでもないし、まさか江戸時代に帰ろうというのは行き過ぎた主張だと思う。

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