ざっと、考えると学生に有利な状況だと思うのですが、日テレサイドで考えてみた。
1.採用試験の過程で、知性・教養、身だしなみを含めたルックス印象、行動規範の清廉性を重点において評価している。と言ってみる。理想論に近い部分もあり全ての当社社員が目標に届いていると言い難いのも事実であると認める。
2.その上で内定時点では知性7、ルックス10、清廉性7で採用に値すると判断したとしておく。
3.しかしながら本人の申告で、バイト歴が明らかになりこれを加味した場合、清廉性4とした。その結果、他の応募者が総合点で繰り上がり、逆に彼女は採用の基準に達しないこととなった。
4.採用の公平性の観点から次点の応募者を採用とし改めて通知した、と言ってみる。
5.内定時に他社就職活動を禁じたと主張されるが、一般的なお願いごとであり実際に就職活動を継続して弊社内定を辞退される学生も多い。内定を受諾するもの断るのも、受諾しながら他社に就職するのも本人の判断であることは言うまでもない。
6.キャバクラバイトについては、本人が申告したものである。あえて本人から申し出た真意は、この行為が当社の理想、規範から逸脱するものであると本人が理解したうえでの事実上の内定辞退であると考えている。もちろん当社としては、本人のアナウンサーとしての資質を慎重に考慮し、総合的に判断したものである。
7.清廉性の価値観については、本人自らがキャバクラバイトを申告してきたことからも明らかであるように、面接の過程で 十分理解していただいていたと考える。キャバクラバイトが当社では重大な約束違反に値すると理解されていたからあえて申告されたのだと理解しているし、またその誠実さについては感謝もしている。
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