年1回の武田シンポジウム。昨年は行けなかったので2年ぶりです。
来場数はやや減少の印象。(熟年)カップル率が下がっているように思います。
なぜか若い人はいません。
今年のお題は「自己組織化」。
しかしそれぞれ興味深い内容ではあるものの、「シロアリの生態」「量子ドット」「生の哲学」とやや苦しい組み合わせに感じました。大喜利と思って聞いていますけど。
閉会の挨拶で、グーグル検索で世間の関心ごとが可視化されているという例で、「夫」と入力すると、「彼」「男友達」が最上位に現れると紹介してくださいましたが、これは連ドラのタイトルですね。
気になったのは、近未来の地球環境、日本経済、社会の姿への悲愴感と乾いたユーモアが漂っていたこと。21世紀はニヒリズムの時代なんでしょうか。
量子ドットは5ナノメートルの格子に電子を納めることで波長エネルギーを離散的にコントロールするという技術で、応用としてレーザー、太陽光発電の効率化があるそうです。人工触媒のようなものも視野にありそうです。
ただ電子の大きさが5ナノとはずいぶん大きい。原子はその10分の一以下の大きさですよね。そのあたりのイメージがよく分かりませんでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿