2013年9月19日木曜日

増税して財政再建できませんでしたでは景気も後退する

どうやらとりあえず消費税8%は規定路線、景気後退が懸念されるが公共事業などを追加してマイナス影響を緩和するという絵のようです。
ここで気になるのが2つ。
1.増税によるプライマリーバランスの改善をどのように見通しているのか不明。本当に財政再建するつもりがあるのか疑問に思う。もともと財務省は財政再建すれば経済(国民の厚生)も改善されると主張していたのではないか?主張のとおりなら景気対策の財政支出は不要、主張が間違っているなら増税は不要。2択じゃないの?
2.消費税増税しても社会保障制度の問題は取り残されたまま。そもそも増税のおおきな理由は雇用、年金、健康保険の制度を改善であったはず。具体的にどうするつもりなのか全く議論していないように思います。
増税実現したら財政も社会保障も忘れて適当な予算作っているようにしか見えません。
多くのひとが夢を実現しようと努力できる社会を目指しているはず。景気が先なのか増税が先なのか、結果がよければどちらでもいいけれど、政府の本気が全く感じられない。これは考えに考え抜いた末の決断とは思えない。

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