ふと気になって。
一時期盛り上がりをみせたものの、2000年ころから休業、廃業続出、その後の新規参入もあまりない?地ビール業界。
岩見沢にも1軒、地ビール居酒屋がありましたが、観光地でもなく、地元からの支持もなく・・・というわけでやはり2000年に無くなりました。
景気の低迷、若者のビール離れ、といい材料はありませんが、高い酒税率も経営を困難にする要因の一つだと思います。
とりあえず小規模醸造者については酒税を免除するべきではないでしょうか?
また、これ以上ドイツビールを作っても高いビールとしてしか認知されないので、ベルギービールタイプにして、若者に甘いアルコールとしてアピールしたい。
地元の農産物を活かしたフレーバーを開発すれば特徴がでるし。
さらに大勢での会食で親しんでもらえるよう、樽ナマサイズをサービス価格で提供。また、ビールを飲む場面でないところ、カクテルバー等に置いてもらう。
こんな感じではダメかしら。
と、ここまで書いて地ビールの酒税率を調べたらすでに2003年に40%→20%に減免。2010年からはちょっと上がって25%になっているそうだ。20%なら日本酒と同じくらい。
消費税の導入が議論されたとき、物品税を廃止して広く薄く課税すると説明していた。しかし導入されても酒税、タバコ税、ガソリン税などそのまま。
なぜビールに40%の担税力があるとみなされるのか分からんし。
徴税を含めた原則のない恣意的な法律が利権政治を生み、国頼みのマインドを国民に植え付けたように思います。
結局、地ビールは地元でほとんど飲まれていないし、観光用という位置づけになってしまったように思う。わざわざ高いだけのビールを飲むひとはいないからね。
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