2011年11月6日日曜日

食品被曝基準は厳しすぎると思う

先週食品安全委員会が、食品からの放射線曝露について生涯100ミリシーベルト以下として基準を発表した。
年間でだいたい1〜1.25ミリシーベルト。
セシウムの経口曝露係数が0.000013mSv/Bqだそうで、これに食品1kgに500ベクレル、1日5kg摂取するとして、おおむね1年1ミリシーベルトになる。
というわけで、500ベクレル/kgが目安になるようだ。
経口曝露の計算が分からなかったので不安だったが、この係数で排出までの曝露計算ができるそうで安心。案外大丈夫なんですね。


ところで従来、5年で100シーベルトを安全の基準にしていたように思う。
これだと年間20ミリシーベルト。べつにこの基準が間違っていた訳ではないはず。
ただ、被曝の要因は1つではないのに、それぞれに一様に年間20ミリシーベルトを適用したから話がおかしくなった。
被曝内容を、1 空間 2 食品 3 医療 4 仕事 の4つに分類すると、
1項目あたり5ミリシーベルト。食品では2500ベクレル/kg になる。
この基準で100年過ごすのは不安を感じないでもないが、5年に限れば大丈夫なはず。乳幼児にはさらに配慮する必要はあると思うが、それも食品安全委員会が提唱する500ベクレル/kgを目安に考えれば充分だと思う。

食品について今後5年間は、年間2500ベクレル/kg、それ以降は500ベクレル/kg 。乳幼児は年間500ベクレル/kg。
学校での健康診断を今後15年間は年2回実施する。
これで十分安心安全なのではないでしょうか?




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