子育て同盟が、少子化問題への取り組みのメッセージとしてアナと雪の女王の口パクムービーを作っている。
そのこと自体の是非はまあいいいが、この歌詞を少子化問題に重ね合わせるのは、このひと達にとってOKだったのだろうか?
女性が自分自身の本性に従えば家族を作り、子を産み育てる、そういうプロセスが自然と生じる、そこに何も問題は無い。これがこの歌詞を少子化問題に読み替えたときのメッセージだ。しかしこれは「女性は産む機械」というよりさらに悪い。
産む機械と言うときには「問題は産ませない環境にある」という論理的枠組みが明瞭にあった。しかし、あなたがありのままであれば少子化問題は解決する、と主張するなら原因を女性の内面の問題に位置づけることになる。私には女性に罪の意識を植え付けて操作しようとしているようにしか見えないのですけど。
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