マンガーサイドキックのスタンドに選んだのはジョデリカチューニングスタンド。軽い構造体で振動を素早く逃がすという思想が47研究所と共通すると思った。またサイドキックは小さいスピーカーなの出来るだけ高さのあるものを選ぶ必要もあった。実際もっと高さの稼げるスタンドもあったが三脚型で場所をとる。狭い部屋に置けるもの、となるとこの一択だと思う。
実際置いてみると見た目もいいし軽いのでセッティングが楽。スパイクの精密感はタオックの昔のスタンドとは比べ物にならないほど気持ちいい。
というわけで一晩かけて模様替えして早朝から鳴らしたのだが意想外のことになった。
私はCDプレイヤーのLHH300Rを昨年夏からトランスポートとして使っているのだが、PCからのUSB入力やiPodからのTOSに比べ明らか聞き劣りする。全然気がつかなかったなあ、いつから?と呆然とした。いままで机に仮置状態で見えなかった粗が、スタンドにセットしたせいで露呈したのだろうか。
信じられず、半日CDをかけ続けた。何枚も何枚も、グレイトフルデッドのボックスセットを消化していった。そしてとりあえず全部聞いたとき、いよいよこのCDプレイヤーとお別れする時が来たと悟った。聞いててぜんぜん楽しくなかった。今日までありがとうございました、そしてさようなら。
しかし逆に言えばセッティング次第で、ローファイでもそれと意識せず十分楽しめるものなんだな。
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